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マイクロン、ネットリストと特許紛争を終結…5年間で6億ドル支払い

▶ 米メモリー大手のマイクロンは、メモリー技術企業ネットリストとの特許紛争を終結させ、今後5年間で6億ドル(約8000億ウォン)を支払うことで合意した。 ▶ マイクロンは、サーバー用メモリーモジュールや高帯域幅メモリー(HBM)技術を含む、ネットリストの特許全般を5年間使用できる非独占ライセンスを取得する。2026年第4四半期から2031年第3四半期まで、四半期ごとに3000万ドルを支払う。 ▶ マイクロンはネットリストの普通株1000万株も100万ドルで取得する。1株当たり10セントで、売却制限は毎年20%ずつ、5年間で段階的に解除される。 マイクロンの次世代半導体メモリー、HBM4(写真=マイクロン) 米メモリー半導体企業マイクロンが、メモリー技術企業ネットリストとの長年にわたる特許紛争を和解で終結させた。 ネットリストは5日、マイクロンと特許ライセンスおよび和解契約を締結したと、6日(現地時間)に米証券取引委員会(SEC)へ届け出た。両社は現在進行中のすべての訴訟と法的手続きを取り下げることで合意した。 マイクロンは今後5年間、ネットリストが保有する世界中の特許ポートフォリオを使用できる。サーバー用メモリーモジュールや高帯域幅メモリー(HBM)関連の技術も含まれる。ライセンスは非独占で、他社への譲渡や再許諾は認められない。 対価は総額6億ドル。マイクロンは2026年第4四半期から2031年第3四半期までの20四半期にわたり、ネットリストに四半期ごとに3000万ドルを支払う。 株式取引も契約に含まれる。マイクロンはネットリストの普通株1000万株を総額100万ドルで取得する。1株当たり10セントとなる。株式には売却制限が設けられ、契約後、毎年20%ずつ5年間で制限が解除される。 ネットリストのC.K.ホン代表は、今回の契約はAI時代における同社のメモリー技術と知的財産の価値を示すものだと評価した。ネットリストは、得た資金を次世代メモリー技術と製品の開発に投資する計画だ。 ◆ 4億4500万ドルの評決後、HBMにも紛争拡大 マイクロンとネットリストの特許紛争は、数年にわたって続いてきた。 2024年、米テキサス州の連邦地裁の陪審団は、マイクロンがネットリストのメモリー関連特許を侵害したと判断し、4億4500万ドルの賠償を命じる評決を下した。マイクロンはこれを不服として、法廷闘争を続けていた。 紛争は最近、AI向けメモリーであるHBMにも広がった。ネットリストは9月、マイクロンのHBM3E、HBM4、HBM4Eなどが自社特許を侵害しているとして、米国際貿易委員会(ITC)に提訴した。エヌビディア、ブロードコム、グーグルなども提訴対象に含まれた。ネットリストは対象製品について、輸入排除命令や販売停止命令などを求めた。 これに先立つ8月には、マイクロン、HPE、レノボ、スーパーマイクロを相手取り、DDR5サーバー用メモリーに関する別のITC提訴も行っていた。 HBMはAIアクセラレーターの性能を左右する重要なメモリーだ。ITCが輸入排除命令を出した場合、米国のAI半導体サプライチェーンやマイクロンのAIメモリー事業にも大きな影響が及ぶ可能性があった。 今回の和解金6億ドルは、2024年に陪審団が示した賠償額4億4500万ドルを上回る。ただしマイクロンは一括で支払うのではなく、5年間に分けて支払い、同じ期間、ネットリストの特許ポートフォリオを使用する権利を確保した。 ネットリストも、控訴やITC手続きを何年も続ける代わりに、2031年まで四半期ごとに一定のライセンス収入を確保することになった。 ◆ サムスンに続きマイクロンも和解、DRAM大手3社すべてと契約 ネットリストが今年、大手メモリーメーカーとの特許紛争を終結させたのは、サムスン電子に続いてマイクロンが2社目となる。 …

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サムスン電子、来年HBM価格2倍に…HBM4移行で価格交渉本格化

HBM4のイメージ(写真=サムスン電子) サムスン電子の高帯域幅メモリー(HBM)の価格が、来年大幅に上昇するとの見方が相次いでいる。主力製品がHBM3EからHBM4に移行するなか、AI向けメモリーの供給不足と汎用DRAM価格の上昇が重なっているためだ。 7日、業界や証券関係者によると、サムスン電子は主要顧客と2027年のHBM供給価格について交渉を進めている。NVIDIAやBroadcomなど主要顧客を中心に、来年の供給量に関する協議が行われており、価格交渉も最終段階に入ったと伝えられている。 市場では、サムスン電子がHBM4の価格を従来のHBM3Eより大幅に高く提示したとみられている。ただし、現在取り沙汰されているのは交渉過程で提示された価格であり、最終的な契約価格はまだ確定していない。 ◆ HBM3EからHBM4へ…平均価格は2倍との見通し 価格上昇の最大の要因は、HBMの世代交代だ。サムスン電子は2月にHBM4の量産を開始し、顧客向けに商用製品を出荷した。サムスン電子のHBMの主力も、HBM3EからHBM4へ急速に移りつつある。 証券業界は、この過程でHBMの平均販売価格(ASP)が大きく上昇するとみている。 KB証券は、2027年のサムスン電子のHBM販売価格が今年に比べて100%以上上昇すると予想した。HBM4の売上構成比が今年の約40%から来年には80%程度まで拡大し、HBM4がHBM全体の平均販売価格を押し上げると分析している。 市場調査会社TrendForceは先月29日、2027年のHBM全体の平均販売価格が今年に比べて121%上昇するとの見通しを示した。 AIサーバー需要が拡大し続ける一方でHBMの供給は逼迫していること、相対的に価格の高いHBM4の比率が高まることに加え、来年下半期からHBM4Eの生産も拡大することを理由に挙げた。 ◆ 汎用DRAMの価格上昇もHBMの価格を押し上げる 汎用DRAMの価格上昇も、HBMの価格交渉に影響している。TrendForceは、今年第4四半期の汎用DRAMの契約価格が前四半期に比べて10~15%上昇すると予想した。AIサーバーを中心に高性能メモリーの需要が増えるなか、DRAMメーカーが先端プロセスの生産能力をサーバー向け製品やHBMに優先的に振り向けているためだ。 HBMと汎用DRAMは生産能力を共有している。HBMの生産が増えるほど、汎用DRAMに投入できるウェハーや先端プロセスの生産能力は減少する。 サムスン電子のHBM4E製品展示写真(出典=サムスン電子) HBMは一般的なDRAMよりもウェハーの消費量が多い。業界では、HBMは同容量の汎用DRAMに比べて、はるかに広いウェハー面積を必要とするとみている。 実際、サムスン電子も、来年はDRAM業界全体のウェハー生産能力に占めるHBMの割合が、現在の約20%から30%近くまで高まると予想している。 HBMの生産拡大が汎用DRAMの供給を圧迫し、汎用DRAMの価格上昇が再びHBMの価格交渉力を高める構図が生まれている。 ◆ HBM4は4ナノのベースダイを採用、製造コストも上昇 HBM4自体が従来製品より製造しにくくなっていることも、価格上昇の要因だ。サムスン電子のHBM4は、6世代の10ナノ級となる1c DRAMを積層し、最下部にはサムスンファウンドリーの4ナノプロセスで製造したロジックベースダイを採用している。 HBM3Eまではメモリープロセスを中心に製品を製造していたが、HBM4からは先端ロジックプロセスの重要性が大幅に高まった。DRAMの製造コストだけでなく、先端ファウンドリープロセスの費用も製品価格に影響する。 サムスン電子のHBM4は、ピン当たり11.7Gbpsの転送速度を安定して実現し、最大13Gbpsに対応する。サムスン電子は2月の量産発表時、1c …

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マスク氏「TSMCとテラファブ協議中」…インテル株急落、TSMCは史上最高値

▶ イーロン・マスク氏(テスラ、スペースXのCEO)は4日(現地時間)、TSMCがテラファブでの協業を模索しているとの報道をXで共有し、「まだ話し合いの段階だ。ただ、何かが実現するかもしれない」と投稿した。 ▶ テラファブは、テスラとスペースXがテキサス州に建設する大規模半導体工場だ。3月の発表では、年間1テラワット規模のAI演算能力に相当するチップの生産を目指すとしていた。ヒューマノイドロボット「オプティマス」やロボタクシー、宇宙データセンター向けのチップを自社生産する構想だ。 米テキサス州テイラーで建設中のテスラ・スペースXの巨大半導体工場「テラファブ」の完成予想図。(写真=terrafab) イーロン・マスク氏が建設を進める巨大半導体工場「テラファブ」に、TSMCが参加する可能性があると、マスク氏自身が言及した。これまでインテルが独占的なパートナーとみられていたプロジェクトだ。インテル株は下落し、TSMC株は過去最高値に上昇した。 4日(現地時間)、テスラとスペースXのCEOを務めるマスク氏は、TSMCがテラファブでの協業案を検討しているとの報道をXで共有し、「まだ話し合いの段階だ。ただ、何かが実現するかもしれない」と投稿した。 ◆ テラファブ、マスク氏が自ら建設する半導体工場 テラファブは、テスラとスペースXが主導する大規模半導体工場のプロジェクトだ。マスク氏は3月、テキサス州オースティンで計画を発表し、年間1テラワット規模のAI演算能力に相当するチップの生産を目標に掲げた。 「テラファブ」という名称も、そこに由来する。テスラのヒューマノイドロボット「オプティマス」やロボタクシー「サイバーキャブ」、スペースXの宇宙データセンターに搭載するAIチップを、外部に委託せず自社で製造する構想だ。 工場はテキサス州グライムズ郡に建設され、第1段階の投資額は168億ドル(約2兆3,300億円)。12月に着工し、2028年末の完成を目指す。 4月にはインテルの参加が発表された。インテルは最先端の14Aプロセス技術と製造ノウハウを提供することになっている。これまでテラファブで採用が明らかになっていたプロセス技術は、14Aのみだった。インテルはテラファブの最大の恩恵を受ける企業とみられ、参加発表後には株価も上昇していた。 ◆ TSMCへの言及でインテル株が2.65%下落 状況は、マスク氏の投稿一つで変わった。ニュースレター「カルピウム」は2日、TSMCがテラファブでの協業案を検討していると独自に報じた。マスク氏は4日にその報道を共有し、協議が行われていることを認めた。5日、インテル株は2.65%下落した。 TSMCの米国預託証券(ADR)は2.7%上昇し、1株485.80ドルと過去最高の終値を記録した。インテル株は6日の取引時間中にもさらに2.6%下落した。 別の見方もある。マスク氏がインテルとの価格交渉を有利に進めるため、意図的にTSMCに言及したというものだ。 エクイティ・アーマー・インベストメンツのCEO、ルーク・ラバリー氏は、米政府がインテルに投資している点を踏まえ、「インテルが大幅に置き換えられるとは考えにくい」とマーケットウォッチに語った。 TSMCにとっては、米国での投資拡大の流れに沿う動きとなる。TSMCはアリゾナ州に2,650億ドルを投資することを約束している。テラファブへの参加は、テキサス州での事業基盤を広げることにつながる。マスク氏の言う「何かが実現するか」は、まだ協議の段階だ。

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社会

環境

ジェームズ・ウェッブ望遠鏡、宇宙最初の星の痕跡を発見…「ビッグバンから10億年後まで存在していた」

Global Team

ネイチャー・アストロノミーに29日掲載 クエーサーSDSS J0100+2802近くの銀河17個、金属量は太陽の3% 同時代の銀河の半分以下の重元素量 最初の星の超新星の灰だけが残ったガスを確認 「最初の星は宇宙誕生から10億年後まで生き残り、大銀河の周縁で生まれた」 主なポイント ▶ ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で初期宇宙を観測した国際研究チームが、宇宙誕生から約10億年後の時点で、重元素が際立って少ない銀河17個からなる集団を発見したと、29日(現地時間)にネイチャー・アストロノミーで発表した。 ▶ 銀河の平均金属量は太陽の3%。同時代で、似た密度環境にある銀河と比べて半分以下だ。宇宙の重元素は星が作るため、金属が少ないということは、星の影響をあまり受けていない純粋なガスであることを意味する。 ▶ 銀河集団のそばのガスからは、酸素に比べて炭素とケイ素が際立って多い元素比が確認された。これは、理論が予測する最初の星、すなわち種族IIIの星の超新星が残した灰と一致する。 初期宇宙で形成され始めた銀河を描いた画像。今回の研究では、宇宙誕生から約10億年後の時点で、重元素が際立って少ない銀河17個が密集する領域が確認された。(写真:ソリューションニュース・マグニフィック、転載・データベースへの収録を禁ず) 宇宙で最初に輝いた星の痕跡とみられる銀河集団が見つかった。 デンマーク・コペンハーゲン大学ニールス・ボーア研究所傘下のコスミック・ドーン・センターの研究員、リ・ズーハオ氏、カキ・イチ・コウキ氏、リセ・クリステンセン氏が率いる国際研究チームは29日(現地時間)、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を使い、宇宙誕生から約10億年後の時点で重元素が際立って少ない銀河17個からなる集団を発見したと、学術誌ネイチャー・アストロノミーで発表した。 中国の清華大学、イタリアのトリエステ天文台とフィレンツェ大学、ドイツのマックス・プランク天文学研究所、米国のアリゾナ大学・ミシガン大学など、11カ国の研究者27人が参加し、韓国高等科学院物理学部の研究者1人も共著者に名を連ねた。 銀河集団のそばのガスからは、理論が予測する最初の星の超新星が残した灰と一致する元素比が確認された。論文のタイトルは「再電離の終わり近くにある金属量の少ない銀河過密領域に残された最初の星の痕跡」だ。 ◆ 最初の星を見つけられるか ビッグバン直後の宇宙は主に水素とヘリウムでできており、炭素・酸素・鉄などの重元素は星の誕生と死を通じて作られた。(写真:ソリューションニュース・マグニフィック、転載・データベースへの収録を禁ず) ビッグバン直後の宇宙には、水素とヘリウムしかなかった。炭素、酸素、鉄などの重元素は、すべて星の内部で作られた。 天文学では、ヘリウムより重い元素をまとめて金属と呼ぶ。そのため、宇宙で最初の星は金属をまったく含まないガスから生まれた。 天文学者は最初の星の世代を「種族IIIの星」と呼ぶ。太陽のように金属を多く含む星が種族I、その前の世代が種族IIで、最初の星が種族IIIだ。番号が逆順なのは、発見された順番に付けられたためである。 種族IIIの星は、理論上の存在にとどまっている。金属を含まないガスは冷えにくく、星が集まるには大きな塊が必要だった。そのため、太陽の数十倍から数百倍もの質量を持つ巨大な星になったと考えられている。そうした大質量星は、数百万年で超新星爆発を起こす。 …

ESG/CSR

生活

サムスン電子、「サムスンAIサブスク」刷新…訪問ケアライトは月1万ウォン値下げ

Global Team

この記事のポイント ▶発売から2周年を迎えた家電サブスクリプションサービスを刷新。ブランド名を「AIサブスクリプションクラブ」から「Samsung AIサブスクリプション」に変更し、ライフステージに合わせたケアサービスと法人向けサブスクリプションを新たに導入した。 ▶新婚夫婦や一人暮らし向けの「新婚パス」では、引っ越し後にエンジニアが家電の状態を点検するほか、食器洗い機やロボット掃除機の設置・撤去時に、家具収納を元の状態に戻す。夜間や休日のクリーニング訪問にも対応する。 ▶シニア向けの「イージーケアパス」では、相談員が定期的に電話し、消耗品の交換や製品の使い方を案内する。シニア専用の相談窓口も設ける。 Samsung Electronics韓国総括CEチーム長のキム・ヨンフン常務が「Samsung AIサブスクリプション」のメディア説明会で、ブルーパスサービスと体系的な管理プログラムを紹介している。(写真:Samsung Electronics) Samsung Electronicsは、家電サブスクリプションサービスを開始から2年で見直した。ブランド名を「AIサブスクリプションクラブ」から「Samsung AIサブスクリプション」に変更し、新婚夫婦やシニアを対象にしたケアプランと、料金を引き下げたプランを導入した。個人顧客に限られていたサービスを法人向けに拡大する「B2B Samsung AIサブスクリプション」も初めて提供する。同社が28日、発表した。 新婚世帯は引っ越し、シニアは電話でサポート 今回の刷新の柱は、専門家による管理サービス「ブルーパス」だ。設置からアフターサービスまでSamsung Electronics Serviceのエンジニアが担当するサービスで、顧客のライフステージに合わせて2種類に分けた。 「新婚パス」は、結婚を機に家電をまとめて購入する新婚夫婦や、引っ越しの多い一人暮らしの人を対象とする。引っ越し後にエンジニアが家電の動作状況を点検するほか、食器洗い機やロボット掃除機の設置・撤去時には、Samsung Electronicsの公式協力会社が家具収納を元の状態に戻す。共働き夫婦など、平日の日中に時間を取りにくい顧客は、夜間や休日にクリーニングチームの訪問を予約できる。 「イージーケアパス」はシニア向けだ。相談員が定期的に電話し、消耗品の交換時期や製品の使い方を案内する。シニアに合わせた専用の相談窓口も運営する。 訪問回数を減らし、料金を10%引き下げたプラン 管理方法の選択肢も増やした。従来の「無償修理」「訪問ケア」「セルフケア」に、「訪問ケア・ライト」を追加。エンジニアの訪問回数や特別サービスの利用回数を減らすことで、サブスクリプション料金を抑えるプランだ。 「Bespoke AI無風コンボ …