ソウル市は、市民が金曜日の退勤後にゆったりと文化生活を楽しめるよう、市立の主要文化施設の営業時間を夜9時まで延長し、夜間プログラムを集中編成する「文化でヤグムヤグム(夜金)」プロジェクトを4月から本格的に推進します。
今年最初のイベントは4月4日午後7時から、ソウル歴史博物館、漢城百済博物館、ソウル図書館で開催されます。音楽公演やブックトークなど多彩なコンテンツが用意され、ソウル歴史博物館のロビーでは「弦楽器とポッペラ(ポップ+オペラ)」公演、漢城百済博物館の広場では「フュージョン国楽と国楽ブレイキング」公演が行われます。ソウル図書館では精神科医ムン・ヨハン氏によるブックトークが開催されます。
「文化でヤグムヤグム」は、2023年まで「ソウル文化の夜」として運営されていたプログラムをリブランディングしたもので、夜(ヤ・夜)と金曜日(クム・金)を組み合わせた名称です。今年はソウル歴史博物館、ソウル工芸博物館、ソウル市立美術館、漢城百済博物館など、8つの主要施設を中心に隔月で定期開催されます。
特に今年は、クイズイベント、工芸体験、フォトゾーンなど、市民参加型プログラムを強化し、来館者の滞在時間と満足度の向上を図ります。季節やトレンドに合わせたテーマ型コンテンツも同時に運営される予定です。
また、「ソウル文化の夜」事業の一環として推進されてきた「夜間公演観覧券」も今年引き続き実施されます。毎週金曜日、大学路(テハンノ)の優秀な舞台公演を1万ウォンで観覧でき、具体的な公演情報は後日ソウル文化ポータルで公開されます。
マ・チェスク ソウル市文化本部長は、「今年も市民の皆さんが金曜の夜を文化芸術とともに楽しめるよう、『文化でヤグムヤグム』をさらに充実させて準備しました。多くの方々がこのプログラムを通じて、日常の中で文化芸術によるリフレッシュと活力の時間を過ごしていただければ幸いです」と述べました。