ソウル市は、韓江の歴史と文化を歩いて体験できる「漢江歴史探訪」プログラムに新しいコース「西氷庫道」を含め、合計16コースを構成し、4月4日から運営すると発表しました。
漢江歴史探訪は、漢江北側8つ、南側8つの歴史・地理コースで構成され、午前10時と午後2時の1日2回運営されます。参加費は全コース無料で、各回最低2人以上、最大15人まで参加できます。
今年新たに追加された「西氷庫道」は、朝鮮時代の氷流通の歴史と二村地域の変化、文化遺産をたどる3.8kmの徒歩コースで、西氷庫標識石、府君堂、二村漢江芸術公園、自然堤防などを経由します。

全体の案内は専門教育を修了した漢江解説者22人が進行します。彼らはソウル市未来漢江本部から選抜されたボランティアで、各コースの歴史・文化背景を説明します。
主なコースは広渡道、謙斎正線道、高山者道、麻浦奈渡道などであり、今年からは参加促進のための「スタンプ認証制」が導入されます。スタンプは各コースの象徴物が刻まれた実物またはオンラインスタンプブックに収集可能で、15個以上のコースを完走した参加者には記念品が提供されます。実物スタンプブックは先着2000名に現場で無料配布されます。
障害者やシニアなど現場訪問が難しい市民のために「訪問型漢江歴史教室」も運営されます。参加申請機関を対象に専門講師が訪問し、講義と体験活動を進行し、最低20人以上の公共機関または非営利団体のみ申請可能です。
申請は3月28日から「漢江物語旅行」サイトで先着順で受付し、参加希望日の5日前までに申請する必要があります。一部有料文化施設は個別入場が必要で、外国人には通訳協議が、障害者には保護者または補助人員の同伴が求められます。