ソウル市とソウルデザイン財団は、持続可能なデザイン製品およびサービスを開発・保有している企業を対象に販売路開拓とマーケティングを支援する「持続可能なデザイン支援事業」参加企業20社を5月6日まで募集します。
「持続可能なデザイン」とは、開発、製造、消費、廃棄の全過程で環境、社会、経済的影響を考慮して設計された製品とサービスを指します。今回の事業は、この価値に符合する中小デザイン企業を発掘し、持続可能な製品の商品性を高め、オンライン・オフラインの販売路を確保するよう助けるために用意されました。
昨年、ソウル市は22社の企業40製品を選定し、カスタマイズコンサルティング、パリメゾン&オブジェ展示参加、オンラインショッピングモール入店、地域マーケティングイベント参加などを支援しました。今年は国内市場を超えて海外市場への進出まで拡大し、Amazon入店機会提供、海外の有名なデザインフェア参加、グローバルバイヤーとのマッチングなどを強化する計画です。

応募資格は、ソウル所在のデザイン専門企業またはデザイン主導企業であり、最近3年以内に開発された新製品に限り、企業ごとに最大3製品まで応募可能です。選定企業は5月中に専門家審査を経て11月まで1:1コンサルティング、ソウルデザインウィーク参加、DDPデザインストア入店、グリーンチップスブランド活用マーケティングなど様々な支援を受けます。
チェ・インギュ、ソウル市デザイン政策官は「持続可能なデザインは廃棄物の軽減、資源の再利用、エネルギー効率性向上など未来世代のための必須戦略」であるとし、「持続可能なデザイン市場の生態系拡大と価値の拡散を通じて『同行・魅力特別市ソウル』を具現していきます」と述べました。