ソウル市南山谷韓屋村は4月5日、韓国の5大名節の一つである「寒食(かんしょく)」を記念する歳時行事を初めて開催すると明らかにしました。行事は午前10時から午後5時まで韓屋村内の玉仁洞家屋で行われます。
寒食は冬至から105日目にあたる日で、火を使わずに冷たい食事をする伝統があります。この日の前後には祖先の墓を回り、民俗遊びや料理を楽しむ風習がありました。今回の行事では寒食の歴史と文化を紹介する体験プログラムが運営されます。
伝統遊び体験としては、ゆで卵をお互いにぶつけて勝敗を決める「トゥランヒ(鬪卵戱)」やジェギチャギが行われ、料理体験としては華煎作り(現場受付、参加費1人17,000ウォン)やよもぎ餅の分け合い(先着順100名ずつ午前11時・午後2時)が用意されます。
オンライン事前イベント「あなたの春の天気」は3月28日から4月5日まで南山谷韓屋村の公式SNSで進行し、参加者の中から抽選でギフトコンが提供されます。
南山谷韓屋村は今年から端午など伝統的な名節を含む5大名節を体験できる伝統文化プログラムを順次運営する計画です。観覧は4月から10月まで毎日午前9時から午後9時まで可能で、入場は無料です。
詳細な行事情報は、南山谷韓屋村の公式ウェブサイトとSNSで確認できます。
