ソウル城北区は、先日8日の午後に区庁でソウル脊病院と地域社会保障協議体と共に社会福祉従事者の医療支援協約を締結しました。
今回の協約は、第26回社会福祉の日を迎え、福祉現場で働く社会福祉従事者の健康権保障のために推進されました。社会福祉従事者は脆弱階層を世話する過程で高い業務強度と精神的負担を受けますが、自分の健康を管理する時間と資源が不足しているという指摘が継続的に提起されてきました。城北区社会福祉従事者待遇改善委員会でも健康権保障が必要だという議論が行われてきました。

協約により、城北区の社会福祉従事者はソウル脊病院で健康診断と予防接種などの医療支援を受けることになります。城北区は従事者の健康権の伸張が生活の質の向上につながり、それが住民に提供される福祉サービスの質的改善に結びつくことが期待されています。
イ・スンロ城北区庁長は「社会福祉従事者の健康権保障は個人の次元を超え、地域福祉体系全般の安定性に直結する」とし、「今回の協約を通じて従事者がより健康で安全に勤務できる環境を整備する」と述べました。
一方、城北区は社会福祉の日を記念して9月中旬に『2025城北福祉・奉仕フェア』を開催する予定です。行事では福祉分野の功労者表彰とコミュニティワークショップが行われます。