文来洞 1 丁目の再開発が本格化、 18 階建ての知識産業センターに変身

Photo of author

By Global Team

ソウル市は、4日に第12回整備事業統合審議委員会を開催し、永登浦区文来洞1街55番地一帯の「文来洞1街A地区第8·11地区都市整備形再開発事業」の建築、景観、交通、教育、災害などの分野の審議案を統合して通過させたと明らかにした。

対象地は新道林駅(1·2号線)と永登浦駅(1号線)の間、京仁路沿いに位置している。老朽化した小規模工場が密集した地域で、ソウル市は産業競争力の強化と基盤施設の拡充のため、今年3月に整備計画の変更を完了した。

今回の統合審議案を通して、該当区域には地下6階、地上18階規模の知識産業センターと支援施設(近隣生活施設、業務施設)が設置されることになる。ソウル市はこれを通じて西南圏産業ベルトと汝矣島都心圏をつなぐ核心産業基盤施設として造成し、地域産業の活性化を図る計画である。

事業用地内には公開公地2ヶ所(828.86㎡)とオープンスペースが造成される。また、区域西側の道林川水辺拠点と連携した公園(423.4㎡)を新設し、準工業地域内の不足している緑地を拡充する予定である。

ソウル市はこの地域が近隣で稀に公開公地とオープンスペースを同時に備えることにより、勤労者と住民が共に利用できる休息および余暇空間が用意されることを期待している。地上階と屋上階には季節ごとの植栽景観を演出し、低層部には近隣生活施設を配置して、日常の中に緑の空間を造成する計画である。

審議過程では公共公地の開放性と利用の利便性を高める方策が強調された。特に工事中、近隣の小学校の学生の通学安全確保を厳重に管理することが求められた。

今回の開発計画には太陽光と地熱エネルギーの活用が含まれている。ソウル市はグリーン建築認証優秀グレード(グリーン2)とゼロエネルギー建築物認証(4グレード)を目標に、環境に優しい建築計画を策定した。

チョ・ナムジュンソウル市都市空間本部長は「今回の統合審議通過で、京仁路一帯準工業地域が西南圏と汝矣島都心圏をつなぐ産業軸として成長するだろう」とし、「都心機能の強化とともに都市の活力の促進が期待される」と語った。

Leave a Comment