政府と民間が共に有望中堅企業の成長を支援する「ライジングリーダーズ300」プログラムが、今年も最大1兆ウォン規模の優遇金融を提供します。
産業通商資源部とウリ銀行は、今年約80社の中堅企業を対象に金融支援を実施し、上半期には40社を4月1日から25日まで募集します。申請は各分野の専門機関を通じて受け付けます。
このプログラムは、輸出、技術開発、ESG(環境・社会・ガバナンス)、デジタル転換など4つの分野の中堅企業の競争力強化を目的とし、企業ごとに最大300億ウォンの融資と最大1.5%ポイントの金利優遇を提供するほか、海外送金手数料の割引などの付加金融サービスも支援されます。
プログラムが導入された2023年以降現在まで、139社に総額1兆3133億ウォンが支援されました。自動車部品製造企業A社は300億ウォンの支援を受けてインド現地に工場を設立し、新市場に進出しました。情報通信会社B社は280億ウォンでAIの研究開発と事業化に着手しました。輸出分野で71社、技術開発26社、ESG対応30社、デジタル転換12社がそれぞれ支援を受けました。
政府は今後、融資、保証、ファンドなど政策金融を持続的に拡大し、中堅企業の成長段階別にカスタマイズされた金融支援を強化する方針です。