松坡区、住居脆弱層向け「安心ドア支援事業」を実施

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By Global Team

ソウルの松坡区(区庁長:徐康錫)は10月から住居環境が脆弱な階層を対象に、防犯設備を支援する「安心ドア支援事業」を実施すると明らかにした。この事業は、松坡区がソウル市の住居安全脆弱階層支援公募事業に選ばれ、推進するものである。

「安心ドア支援事業」は、アパートより相対的に防犯が脆弱な一戸建てやビラなどの居住者の生活安全を高めるために準備された。

支援物品は窓、ベランダ、出入口などに設置し、外部の侵入を感知するとモバイルアプリで即座に通知を送信する「ドア開閉感知装置」と、ガス配管を介した侵入を遮断する二重「窓ロック装置」などである。

モバイルアプリで即座に通知を送信する‘ドア開閉感知装置’
モバイルアプリで即座に通知を送信する‘ドア開閉感知装置’

申請対象は賃貸住宅の賃料または自己住宅の価格が4億ウォン以下の一戸建て、連立住宅、ビラの居住者で、アパートの居住者は除外される。松坡区は書類審査と現場確認を経て支援対象を最終選定する予定である。特に低層住宅居住世帯、社会的脆弱者からなる世帯、住居侵入犯罪履歴のある世帯を優先支援する。

松坡区は今回の事業以外にも、女性、子供、高齢者、障害者など社会的脆弱者のための生活安全事業を継続的に拡大している。今月中には、ソウル市の「地下空間緊急ベル設置支援事業」にも選ばれ、悲鳴認識機能を搭載した緊急ベルを管内地下道に設置する計画である。

徐康錫松坡区庁長は「これまで一人暮らし世帯を中心に推進された安全支援を一戸建てやビラの居住者に拡大した」とし「今後も全ての区民が安心して生活できる居住環境を整えるために様々な事業を続ける」と述べた。

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