18日、特許庁は忠南大学融合教育イノベーションセンターで、忠南大学と地域企業と共に知的財産(IP)進路フォーラムを開催したと発表しました。
今回のフォーラムは、忠南大学IP重点大学在学生のキャリア探索を支援し、地域企業との知的財産教育協力の強化を目的に行われました。忠南大学は、国家戦略技術および地域主力産業に特化したIP専門人材を養成するための全国9つのIP重点大学のうちの1つです。
イベントは2つのセッションで構成されました。「知的財産進路フォーラム」では、忠南大学の学生の就職、進学、起業の事例が発表され、LGエナジーソリューション入社、忠南大学法科大学院進学、産業用ロボットの起業事例などが紹介され、発表者と参加学生たちの間で質疑応答も行われました。
また、「IP教育協力懇談会」では、地域企業10社と共に、IP教育プログラムの開設、産学連携型IP実習プログラムの運営など、地域IP教育エコシステム活性化策が議論されました。参加企業には、㈜バイオニア、㈜プラズマップ、㈜カボエキスパートなどがあります。
今回のイベントは、発明の日60周年を記念して準備されました。政府、大学、企業が共に若者の知的財産人材を育成し、地域の知的財産競争力を高めるための協力の一環です。
金完基特許庁長は、「忠南大学は大田地域の知的財産教育の拠点としての役割を果たしている」とし、「特許庁は今後も地域IP人材の育成と競争力強化のために支援を惜しみません」と述べました。
