2025年6月から全国の800校で匿名オンライン調査形式で実施されます。

疾病管理庁が全国の中学・高校生約6万人を対象に健康行動調査を実施します。この調査は青少年の生活習慣と健康状態を把握し、国家政策の策定に活用されます。
調査期間は6月9日から7月4日までです。全国17の都道府県にある800の中学・高校が参加します。各学校は学年ごとに1クラスをサンプルとして選定します。調査対象の生徒たちは授業時間中に自分のスマートフォンやタブレットPCを活用してQRコードをスキャンし、指定されたウェブページにアクセスして匿名で質問に答えます。
調査項目は喫煙、飲酒、食生活、身体活動、肥満、精神健康、口腔健康、個人衛生、安全意識、性行動、薬物、スマートフォン使用など14の領域で構成されており、100以上の質問が含まれています。
2025年の調査には3年周期で実施される詳細質問調査も含まれます。今年は身体活動、食生活、肥満と体重調節、口腔健康、個人衛生分野が対象です。体育の時間の運動頻度、スポーツ活動への参加度、通学時の身体活動頻度などの詳細な質問が追加されました。食生活の項目にはゼロ飲料の摂取頻度や食放送・料理放送の視聴習慣も含まれています。
疾病管理庁は今回の調査を通して青少年の健康状態に影響を与える生活習慣を総合的に分析します。収集されたデータは12月に結果報告会を通じて公開され、統計集と生のデータも研究目的として一般に公開される予定です。
調査方式は生徒の自主的な回答を保障するために匿名性を維持し、調査支援の教師が調査の進行を助けます。調査結果は疾病管理庁の青少年健康行動調査ホームページで誰でも確認できます。
疾病管理庁の地英未長官は「今回の調査は青少年健康政策の基礎資料として使用される」と述べ、「選定された学校および生徒の積極的な参加が必要である」と強調しました。さらに「政策の需要に合わせて調査項目を調整し、関連部門と協力して実効性のある政策の策定を進めていく」と述べました。