貨物車ドライバー向け「エコドライビング キャンペーン」を7月から2か月間実施

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By Global Team

国土交通部は、貨物車のドライバーを対象に7月1日から8月31日までの2ヶ月間、エコドライビング(経済運転)キャンペーンを実施します。

エコドライビングキャンペーンは、貨物車のドライバーが経済運転を実践するよう誘導し、燃料費を節約し、温室効果ガスの排出を減らすために設けられました。これは、2030年までに輸送部門の温室効果ガス排出量を2018年比で37.8%削減するという国家温室効果ガス削減目標(NDC)を達成するための政策です。

国土部が貨物車両運転者対象にエコドライビングキャンペーンを実施します(写真=ピクサベイ)
国土部が貨物車両運転者対象にエコドライビングキャンペーンを実施します(写真=ピクサベイ)

エコドライビングキャンペーンは国土交通部が主催し、貨物福祉財団が主管します。昨年から進められており、今年は7月に教育を実施し、8月に実践活動を行います。教育は、一般のドライバー対象のオンライン映像教育と物流企業所属ドライバー対象の対面教育に分かれます。対面教育は6月16日から30日まで事前申し込みが必要です。

8月は実践期間です。急発進、急停止、急加速を減らし、アイドリングを最小化し、慣性走行を活用する方法で運転する経済運転が推奨されます。実践期間終了後には参加者の車両に設置されているデジタル運行記録計(DTG)を通じて、教育前後の運転データを収集・分析します。

DTGは自動車の速度、走行距離、加速度、回転数(RPM)、GPS情報などを自動で記録する装置です。収集されたデータは経済運転の実践の有無と改善度を評価するのに利用されます。

国土交通部は、評価結果に基づき優秀な個人5名と企業5社を選定し、10月に表彰を行う予定です。表彰は最優秀賞、優秀賞、奨励賞に分かれ、参加者には総額400万円相当の給油クーポンが提供されます。

キム・グノ国土交通部物流政策官は「経済運転の習慣は燃費の節約とカーボンニュートラルの実現に効果的である」と述べ、「物流業界全体でこのような運転文化が広がることを望んでいる」としました。

今回のキャンペーンは、広報、教育、実践、効果分析、表彰の順で6月から10月まで段階的に進められます。教育と実践過程に参加した運転者は、別途の手続きを必要とせず、DTGの提出のみで評価に参加できます。

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