鍾路区、桂洞路の歩行環境を全面改善する – 北村の伝統性を維持

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By Global Team

ソウル鍾路区が今月13日から北村韓屋村の入口である桂洞路一帯の歩行環境を全面改善する工事に着手します。

今回の事業は2026年上半期の竣工を目標としており、鍾路の伝統美と観光地としての機能を調和させることに注力されています。鍾路区は老朽化した歩道ブロックと車道を交換し、安全性と美観を同時に改善する方針です。

桂洞路は600年の韓屋村の歴史と現代的な商業施設が共存する場所で、景福宮と昌徳宮を結ぶ主要な観光動線の拠点です。桂洞路52-12一帯は工房、韓屋、100を超える店が調和を成す「北村桂洞路路地型商店街」に指定されています。

観光客と住民が常に行き交うこの地域は、これまで古びた歩道ブロックと狭い歩行空間、車の混在により歩行の不便と安全事故の懸念が指摘されてきました。鍾路区はこれに応じて桂洞路50番地から128番地までの約410メートル区間の歩道と車道を全面改修します。

歩道は北村の伝統的な情緒を反映した大青板の自然石敷石に変え、車道はカラーモザイクアスファルトで舗装して、伝統と現代が融合する通りを造成します。住民と観光客が共に快適に歩き、滞在できるようにアクセス性と利用の利便性も強化します。

今年は市費5億2,000万ウォンを投入し、第一段階の対象地である桂洞路50~93番地(240メートル)をまず整備します。来年には市費5億ウォンで桂洞路94~128番地(170メートル)を仕上げて整備し、燈籠設置などの安全補完工事も併行する計画です。

工事期間中、鍾路区は商人会及び地域住民と持続的に協議し、営業に与える影響を最小限にすることにしました。また歩行安全ガイドの配置、案内看板の設置などで市民の不便も減らす方針です。

鄭文憲鍾路区長は「伝統と現代が融合した快適な通りの環境を造成し、住民と訪問客の皆が満足できる桂洞路を作ります」と述べました。

ソウル鍾路区桂洞路
ソウル鍾路区桂洞路 ⓒソリューションニュース イ・スンフン記者 2025.05.08.

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