ソウルの龍山区は、小学校の新学期に合わせて学生の安全な通学環境を整えるため、今月26日までに小学校周辺の違法広告物を一斉に整備します。
今回の集中的な取り締まりは先月25日から進行中です。龍山区は学生が有害な環境にさらされないよう、快適な通学路を保証する趣旨と発表しました。
整備区域は、幼稚園および小学校の主出入口から300m以内の子ども保護区域33カ所と、学校の境界から200mまでの教育環境保護区域です。
主な整備内容は、△正当な横断幕設置禁止区域の取り締まり、△選定的な有害広告物の即時撤去、△歩行の安全を脅かす老朽・不良看板の整備、△集中豪雨と強風に備えた商店・遊興店・宿泊施設周辺の老朽看板の点検です。
特に昨年1月に改正された屋外広告物法により、子ども保護区域内での正当な横断幕設置は禁止されました。区はこれを違反した業者に自主撤去を要求し、不履行時には強制撤去を行う計画です。
また、通行量が多い商店、遊興店、宿泊施設周辺の老朽・不良看板は業者に自主整備を推奨します。しかし、歩行の安全に懸念がある場合は、即時整備または安全管理を強化します。
朴喜英(パク・ヒヨン)龍山区庁長は「違法広告物は都市の美観を損なうだけでなく、学生の視界を遮ったり安全を脅かしたりする可能性があります」とし、「今回の整備で学生や保護者が安心できる教育環境と生活環境を整えたい」と述べました。
