大雄製薬-韓国健康検診機関協議会、デジタルヘルスケア診断機器の供給で業務提携

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By Global Team

大雄製薬が韓国健康検診機関協議会と業務協約を通じてデジタルヘルスケア診断機器を医院級検診機関に供給し、健康検診サービスの高度化を推進します。両者は先月27日、ソウルの大雄製薬本社で協約式を開き、検診サービスの革新と共同社会貢献事業に取り組むことにしました。

대웅제약 외관
대웅제약 외관

今回の協約により、大雄製薬は韓国健康検診機関協議会所属の機関にウェアラブル心電図機器「モビケア」、リング型血圧測定器「カートビフィ」、AI網膜疾患診断補助ソリューション「ウィスキー」、眼底カメラ「オプティナ ジェネシス」、連続血糖測定器「フリースタイル リブレ」など最新デジタルヘルス機器を供給します。これにより、医院級の医療機関でも精密検診が可能となり、検診の精度とアクセス性が向上すると期待されます。

従来の健康検診は空腹状態や睡眠不足、心理的緊張など環境要因により検査結果の信頼性に限界がありました。大雄製薬が供給する連続デジタル測定機器は、日常的条件下でデータを収集し、より正確な診断情報を提供できます。実際の外来診療現場でも活用されており、今後健康検診の標準として普及する可能性が注目されます。

大雄製薬と韓国健康検診機関協議会は、新製品に対する専門家の助言と現場検証でも協力します。これにより、製品開発の信頼性を高め、実際の検診環境に適したソリューションを市場に提供することができます。また、医療の手薄な地域を減らすためのボランティア活動も共同で推進します。検診装備と消耗品は大雄製薬が、医療人材と運営は韓国健康検診機関協議会が担当し、公共機関と地域住民を対象に無料検診を行う予定です。

イ・チャンジェ大雄製薬代表は、「今回の業務協約により、大学病院検診で主に使用されていた最新デジタルヘルス検診ソリューションを医院検診領域に積極的に拡大し、より多くの国民がより近く、より速く、より便利に精密検診を受けることで健康な生活を続けられるようにしていく」と述べました。

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