ソウルの陽川区は、中高年層とキャリア断絶女性のためのカスタマイズされた就職支援プログラムを本格的に推進しています。
区は11日、「誰もが働ける都市」を目標に、中高年と女性のための職業教育と雇用連携を強化すると発表しました。中高年向けの教育は5つの課程、女性対象プログラムも5つの課程で運営されます。
中高年対象の「就職連携プログラム」は区と提携した職業訓練機関を通じて無料で提供されます。フォークリフト免許、電気技能士、病院コーディネーター、オンラインショッピングモール運営者、冷暖房機器の維持管理者が対象です。
「フォークリフト免許課程」は3トン未満の建設機械免許取得のための理論・実習教育で構成され、40人を募集して2回にわたって実施されます。「電気技能士課程」は5~7月の教育日程で、実技中心の授業を含み、受講生を10人募集しています。
病院コーディネーター課程は看護・保健分野の職務実技特講を含み、6月から20人を対象に教育し、「オンラインパワーセラー課程」は個別の創業コンサルティングを通じてオンラインショッピングモール起業を支援します。
女性対象の「キャリア断絶女性就職支援プログラム」は保険総務、AI絵本作家、デジタルドローイング、ソフトウェアテスト、税務実務など5つの課程で構成され、実質的な資格取得と就・創業連携を目標に設計されています。
「保険総務事務員課程」は電算プログラムを通じた保険契約業務遂行能力を育て、5~7月の教育予定で区に住んでいる女性15人を募集します。「AI絵本作家課程」はイメージ・ストーリー作成と出版プラットフォーム活用教育を中心に5~6月に実施されます。
「デジタルドローイング」、「ソフトウェアテスティング」、「税務実務」関連課程は8~10月に運営される予定です。昨年、区は該当プログラムを通じて59人の女性の就職を支援しました。
区は修了者が実際に就職につながるように、協力機関との連携体制も強化する計画です。
李基財陽川区庁長は「今回の就職支援プログラムが中高年層とキャリア断絶女性の再びの飛躍のための足掛かりとなることを願っています」と述べ、「今後も実質的な就業能力を強化できる多様な支援プログラムを積極的に発掘して運営していきたい」と語りました。
