ソウル市はコンテンツ産業分野に特化した青年創作者を育成し、企業の人的資源不足を解消し、青年の就職・創業を支援する大規模な事業を開始します。
市は「青年創作者就職・創業支援事業」の参加者を5月14日から6月3日まで募集すると発表しました。申請対象はソウルに住んでいるか、ソウルでコンテンツ分野の就職・創業を希望する19歳以上39歳以下の青年です。
K-コンテンツの輸出が増える中でコンテンツ産業は成長していますが、国内のコンテンツ企業の66.9%は「求める人材を適時に採用できない」と答えました。このため、市は今年、80人以上の就職と50人以上の創業を支援する目標を設定しました。
今年からはAI技術融合能力を備えた創作者を養成するため、教育課程を新設しました。500人を対象にオンライン共通課程（1ヶ月）を運営し、修了者の中から240人を選抜し、バーチャルヒューマン、実感型コンテンツ、ウェブトゥーンなど3つの分野に特化したAI融合専門課程（3ヶ月）をオン・オフラインで提供します。
専門課程受講生にはコンテンツ企業見学、職務プロジェクト、職業マッチング、就職コンサルティングも併行されます。参加企業にはギャラクシーコーポレーションやジャスピス財団があります。
創業を希望する者には事業化コンサルティングとともにショーケースおよびデモデーを通じて初期市場進出を支援します。デモデー審査にはスマートスタディベンチャーズ、キークロプスなどベンチャー投資会社が参加し、優れた創作品を評価し事業化を連携します。
申請はソウル市想像ビズプラットフォームのウェブサイトを通じてオンラインで受付けます。
ソウル市経済室の朱ヨンテ室長は「AIとXRなど技術変化に合わせた現場型教育で産業需要を満たす人材を育成し、コンテンツ産業の人材不足と青年失業問題を同時に解決します」と述べました。