ソウル城北区宝文洞の福祉スペースである宝文福祉愛の家では、「高齢者のスマートフォン活用教育」が毎週木曜日に行われています。
この教育は宝文洞地域社会保障協議会が主管し、デジタル情報格差の解消を目的として設けられました。6月19日に初回授業を開始し、これまでに7回実施されています。
授業は毎週木曜日の午後1時から2時間行われています。現在、11名の高齢者が参加しており、授業内容はスマートフォンの基本操作方法、メッセージ送信、写真撮影、カカオトークの使用など、日常生活に密接したテーマで構成されています。
教育は地域住民が直接企画運営しています。協議会の委員たちが受講者の募集、教室の整備など全体の運営を担当しており、デジタル学習場事業を通じて講師2名が無料で支援されています。
今回のプログラムは今年初めて試みられた事業で、11月末まで続きます。
宝文洞地域社会保障協議会の任孟心委員長は、「スマートフォンは必須ですが、一部の方は使い方がわからず困っています」とし、「高齢者の生活の質を高める多様な事業を継続して行います」と述べました。
イ・スンロ城北区長は「高齢者がデジタル環境から孤立しないように支援する事例です」とし、「城北区は包括的なプログラムを持続的に拡大していきます」と話しました。