AI専門企業ソルトウェアは、8月27日にソウル・ヨクサムのセンターフィールド・チョソンパレスで開催される「AWSゲーム&メディアカスタマーコンファレンス(AWS Game and Media Customer Conference)」にプラチナスポンサーとして参加すると発表しました。
このイベントは、アマゾンウェブサービス(AWS)がゲームおよびメディア業界の関係者を対象に主催する年次パートナー会議であり、最新技術とビジネス戦略を共有する場です。
ソルトウェアは「ゲーム/メディア、エージェントが開く次の物語」をテーマに基調講演を行います。講義ではエージェンティックAI(agentic AI)の概念とゲーム・メディア業界での実際の適用事例を中心に、業務革新の方向性を提示する予定です。

展示ブースではソルトウェアのAIチャットボットソリューション「Sapie-Bot」が紹介されます。このチャットボットは、ユーザーの業務コンテキストを認識し、実際の業務を遂行する超個人化アシスタントとして設計されています。
Sapie-Botには高度化された検索拡張生成(RAG, Retrieval-Augmented Generation)技術が適用されており、正確な応答を提供します。ソルトウェアのモデルコンテキストプロトコル(MCP, Model Context Protocol)基盤のワークエージェントを活用して報告書作成、データベース照会、グループウェア業務などの実務を自動化することができます。
現場ではメディア業界の顧客によるSapie-Bot導入事例も発表されます。これを通じてソルトウェアはAI技術力をアピールし、Sapie-Reco、Sapie-LLMなど様々なAI製品群も併せて紹介する計画です。
ソルトウェアの関係者は「エージェンティックAIは既存のチャットボットを超える実行中心の知能型エージェント」であるとし、「このコンファレンスを通じてゲームとメディア業界に最適化されたAI活用事例を直接確認できるであろう」と述べました。