国立中央科学館（館長 権錫民）は、9月11日から14日までの4日間、国立中央科学館一帯で「第2回テクコンE（TechConE）」を開催すると21日に発表しました。今回のイベントは「人工知能（AI）オデッセイ：私を目覚めさせる未来」をテーマに、AIが生活、文化、健康、教育、地域社会に与える変化を照らし出します。
イベント初日の11日には、「AIで科学文化と地域をつなぐ」をテーマに24時間無泊AIハッカソンが開催されます。全国から選ばれた青年、開発者、デザイナー、企画者、地域活動家など6つのチームが参加し、地域科学文化発展アイデアを競います。優勝チームは次の日にステージで結果を発表し、ノートパソコンと賞金が授与されます。参加申し込みは8月25日に締め切られます。
12日から14日までは、講演、パフォーマンス、体験プログラムが続きます。LG AI研究所、サムスン、グーグル、韓国科学技術院、韓国電子通信研究院、蔚山科学技術院などで活動する専門家14人が、産業、芸術、健康、ビジョン分野を中心に最新のAI適用事例と経験を紹介します。観客が直接参加するゲーム形式の科学推理講演も用意されました。
文化公演も準備されました。開幕公演であるAI創作ミュージカル「マジックイフ：Dreaming」は、童話の主人公とAIが共に夢を探し求める旅路を描きます。AI短編映画、障害者アーティストハリーのマジックショー、野外音楽公演など、多様な舞台が続きます。会場のロビーに用意されたAI体験館では、人生写真撮影、仮想アバター生成、映画・歌の創作、ヘルスケア、文化遺産のデジタル記録など、AI技術を直接体験することができます。
特別プログラムとして、AIを基盤にした理想型の接続とパーソナルカラーテストを組み合わせた「テクコンEスパーク」が開かれます。参加者は、AIが分析した傾向とイメージ、ボディーランゲージを通じて、新たな出会いを体験できます。また、AI分野のスタートアップと投資家が出会うIRイベントも用意されており、起業企業が投資家と1:1で相談する機会が提供されます。最後の日には、観客が直接選定した「最高のプログラム」の表彰と共にフェスティバルが終了します。
権錫民館長は、「AIが生活の中に深く入り込んでいるため、全世代が簡単に楽しみ、洞察を得られるように科学・芸術・文化を融合したフェスティバルを準備しました」と述べました。
イベントの詳細情報と申し込みは、国立中央科学館のホームページで確認できます。AIハッカソン、創作ミュージカル、スパークプログラムは事前申し込みが必要です。
