DDP 2025年デザイン&アート展開催

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By Global Team

ソウルデザイン財団は、8月28日から9月14日まで、東大門デザインプラザ(DDP)で、大型屋外設置作品と新進デザイナー企画展示が組み合わさった「2025 DDP デザイン&アート」を開催すると発表しました。

今回の展示は「Movement & Senses、動きが生む感覚の瞬間」をテーマに、フランスのキネティックアーティストであるバンサン・ルロイ(Vincent Leroy)やオーストラリアのインタラクティブアートスタジオイネス(ENESS)など、世界的アーティストの大型屋外設置作品を披露します。

2025 DDP デザイン&アート公式ポスター
2025 DDP デザイン&アート公式ポスター

バンサン・ルロイの『Molecular Cloud』は、1.5メートルのピンク色の風船56個が回転し、モノクロのDDPに夢幻的な色彩を加えます。イネスの『Pool Teacher』は、観覧客の動きに反応する大きなバルーン造形物で、4つの最大10メートルのキャラクターがLED照明・水流・音で反応します。

9月1日からは「創作の庭」展示がDDPデザイン散歩路で行われます。国内の新進デザイナー35人のアートファニチャー、照明、オブジェ作品とボタニックアート空間を組み合わせた企画展示で、韓国デザインの未来の可能性を照らします。

ソウルデザイン財団は今回の展示と連携して「DDP秋スペシャルツアー」を運営します。「デザイン体験の両極端:街からギャラリーへ」をテーマに、触れるデザインとコレクタブルデザインを比較体験するプログラムです。ツアーは8月28日から9月13日まで、毎週木・金・土の午後3時に行われ、各回先着20名を募集します。

展示期間中は、屋内コンテンツも多彩に用意されます。デザイン収集中心フェア『デザインマイアミ(Design Miami)』がアジア初でDDPで開催され、クリスタル造形展示『スペクトラルクロッシングス』も併せて行われます。屋内の洗練されたコンテンツと屋外の体験型造形物が強い対比を成し、観覧客の感覚を刺激することになるでしょう。

「デザイン&アート」展示は、2023年に初めての屋外展示をスタートし、同年10万人、2024年には18万人の観覧客を記録し、ソウルの代表的なデザインフェスティバルとして定着しました。DDPの公園、散歩路、芝生の丘などの空間特性を反映した展示構成で、都市の中で新しい芸術体験を提供しています。

チャ・ガンヒ ソウルデザイン財団代表理事は、「DDPは世界的水準のデザインと芸術をソウル市民と共有する空間」であり、「今回のデザインマイアミ展示と共に、ソウルがグローバルデザインのハブへの飛躍の契機となる」と述べました。

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