SKハイニックス、メモリー半導体で世界最高の収益性を達成、TSMCをも上回る

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By Global Team

半導体企業がファウンドリーの強者を収益性で上回ることが可能なのか。SKハイニックスがその答えを直接証明している。23日に発表される1四半期の業績は、四半期基準で史上最高記録が確実視される雰囲気だ。営業利益率は70%台に入ることが予測され、一部の証券会社はDRAM部門だけを切り離せば80%に近づくと見ている。

比較対象として挙げられているTSMCの1四半期営業利益率は58.1%だ。世界のファウンドリー1位企業を収益性指標で打ち破るメモリー企業が出てくることは業界でも稀有な評価がされている。金融情報会社のFNガイドの集計基準市場コンセンサスは、売上高50兆1046億ウォン、営業利益34兆8753億ウォンである。最近では営業利益40兆ウォン前後まで期待値が高まる傾向だ。

SK하이닉스
SK하이닉스

実績の改善を導く核心軸は高帯域幅メモリ(HBM)である。SKハイニックスは次世代規格であるHBM3E市場で主導的な地位を確保し、AI半導体の供給網の中心に位置付けられた。AIサーバーに入るNVIDIAグラフィックスプロセッサユニット(GPU)にHBMを取り付けて納品する構造が安定化し、毎四半期の実績の天井が高まっている。

SK하이닉스 HBM4 12단 샘플
SK하이닉스 HBM4 12단 샘플

ここにDRAM価格の上昇が絡んだ。AIデータセンターへの投資が拡大され、サーバー用DRAMの需要が急速に増え、顧客が先制的に在庫を確保しようとする動きが現れている。需要は増え供給は限られた構造が単価を押し上げる流れだ。

ナンド部門も同時回復局面である。企業用ソリッドステートドライブ(SSD)需要がAIデータセンター拡張とともに増加し、ナンド価格も上昇基調を維持している。二つの製品群が同時に好調を見せる局面が形成されたのは、最近1~2年では稀な流れである。

SKハイニックスだけの現象ではない。サムスン電子は1四半期57兆2000億ウォンの営業利益を記録し、アーニングサプライズを見せた。TSMCとマイクロンも市場予想を上回る数値を発表した。業界内外で半導体業況が「スーパーサイクル」に入ったとする評価が続く背景だ。

폭스콘사(社)의 부스를 참관 중인 SK그룹 최태원 회장(가운데)
폭스콘사(社)의 부스를 참관 중인 SK그룹 최태원 회장(가운데)

サイクル論争よりも構造的な変化に注目する視点もある。AI演算に必要なメモリ容量と帯域幅の要求値が毎年数倍ずつ増える状況で供給を拡大しても需要に追いつくのは難しいという分析だ。これは単純な業況回復ではなく、需要基盤自体が変わったという解釈につながる。

70%台の営業利益率が現実化すれば、SKハイニックスは年間基準でもグローバル半導体企業中収益性上位に入るとみられる。一部では来年3位圏に入る可能性もあると考えられる雰囲気だ。2年前赤字を記録していた企業が世界最高水準のマージン率を誇る会社に脱皮する速度が驚かれる評価がなされている。

もちろん変数はある。米国の対中半導体輸出規制強化、AI投資の速度調整の可能性、競争の激化などが下半期の変数として挙がっている。第1四半期の成績表が「歴代最高」と確定しても、市場が見る視線はすでにその次を向いている。

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