「運気スポット」と化した冠岳山、ラーメンスープ・落書きで悲鳴…ソウル市が安全管理及び山林保護合同キャンペーン実施

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By Global Team

ソウル市は、観岳山(クァンアクサン)一帯で7つの関係機関とともに「観岳山 山林保護 合同キャンペーン」を実施したと22日に明らかにした。安全な登山文化の醸成と山林毀損の予防に向けた共同対応で、キャンペーンにはソウル市、冠岳区、衿川区、果川市、北部地方山林庁、警察、消防など7機関から約80人が参加した。

キャンペーン実施の背景には、ここ数カ月の間に観岳山で起きた出来事がある。

観岳山は、今年1月にある放送番組で有名な占い師が「気が良い山」と言及した後、いわゆる「運のいいスポット」として口コミで広まった。SNSには頂上のヨンジュデ認証写真があふれ、週末には頂上石の撮影のために1時間ほど列ができる過密状態が生じた。

問題は、人の集中とともに持ち込まれた毀損だった。先月には、第1登山路区間の名所・マダンバウィにラッカースプレーによる落書きが刻まれた。

今月初めには、登山道の途中にある自然の湧き水・甘露泉(カムロチョン)付近の水たまりが、ラーメンスープと食品ごみで赤く染まった写真がSNSに広がり、強い反発を呼んだ。

労働節の1日には、頂上周辺に人が殺到したことで、ソウル市と果川市、安養市が安全事故を懸念し、入山自粛を求める緊急災害メールを送信することもあった。

高さ632メートルの花崗岩の山である観岳山は地形が険しく、混雑時には転倒や衝突の危険が大きい。山の高さに比べて難易度が高く、混雑するほど安全管理の負担が増す。

今回のキャンペーンは、観岳山駅(新林線)登山口やヨンジュデ頂上、第4休憩所一帯で行われた。

登山客を対象に、ごみの持ち帰り、岩への落書きなど山林毀損の禁止、安全な登山の心得、山火事予防の行動要領を重点的に啓発した。混雑が予想される区間では、歩行動線の維持や長時間滞在の自粛を案内する現場での安全指導も並行して行った。

しかし、一度きりの広報だけでは限界が明らかだ。核心は、ソウル市が冠岳区に投入した緊急予算にある。

市は安全管理合同会議を経て、安全見守り人の拡充運営費1億1000万ウォン、自動計数機設置費1200万ウォン、老朽階段など登山路整備費1億ウォンを冠岳区に支援した。単なるキャンペーンではなく、人員・施設・データの3本柱を同時に見直す構想だ。

冠岳区は自動計数機を設置し、コース別の利用者データを分析して、これをもとに長期的な安全管理対策をまとめる計画だ。

どんぶり勘定ではなく、どの区間にいつ人が集中するのかを数値で把握し、人員配置につなげる方針である。冠岳区は週末・祝日の現場安全管理人員を9人から19人へ増やし、事故の懸念がある地域には2人1組の管理体制を導入した。

処罰基準もあわせて案内された。山林内へのごみ投棄は山林保護法により100万ウォン以下の過料が科される。草・花・木・石をむやみに折ったり掘り出したりする行為、岩や木に文字を刻むなどの自然毀損は軽犯罪処罰法により10万ウォン以下の罰金の対象となる。

キャンペーン後の継続性が課題として残る。利用者が特に多い冠岳区と果川市は、キャンペーン終了後も主要登山路と混雑が予想される区間を中心に、山林保護と安全登山の広報を続ける。

冠岳区は懸垂幕や案内放送、リーフレットを活用した啓発活動を継続し、果川市は関係機関との協力体制を基盤に、混雑管理と安全ルールの案内を続ける。週末の集中的な巡回と山火事予防の広報も並行して行う。

キム・ヨンファン・ソウル市庭園都市局長は「観岳山は市民の利用が多い代表的な山林休養空間であるだけに、安全と山林保護をともに考慮した管理が重要だ」とし、「今後も関係機関と協力し、安全な登山環境の造成と山林毀損予防のための現場広報と安全管理を継続的に強化していく」と述べた。