「ヌク」が帰ってくる、より高く跳べるまでに回復…大田オーワールド2か月ぶりに再開園

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By Global Team

土を掘って脱出したオオカミ「ヌク」が健康を回復し、来園者のもとへ戻る。

鉄柵・電気線を二重に補強し、土の下にはコンクリートまで…再発防止策を完了。

▶ 脱出事故で閉鎖されていた大田オーワールドが、来月5日午前に再び開園する。停止から約2か月ぶりだ。

▶ オオカミ「ヌク」は今年4月、オオカミ舎の柵の下の土を掘って抜け出し、10日間にわたり市街地をさまよった末に捕獲された。

▶ 金剛流域環境庁は安全管理義務違反と判断して施設の使用停止を命じ、補強完了を確認したうえで再開園を許可した。

▶ 再発防止策は、オオカミが穴を掘る習性を狙ったものだった。鉄柵と電気線を二重化し、土の床の下にコンクリートを敷いた。

▶ 当のヌクは、生の鶏肉を食べ、以前より高く跳べるほど健康を回復したと伝えられている。

オオカミ「ヌク」(写真=大田オーワールド提供)

オオカミ1頭の脱出が、動物園運営の隙をあらわにした。その事故で閉鎖されていた大田オーワールドが、安全対策の補強を終え、来る5日に再び開園する。

3日、聯合ニュースによると、オーワールドを運営する大田都市公社は前日、錦江流域環境庁から再開園許可の公文書を受け取った。先月末に施設改善措置の履行状況を確認した現地調査で問題なしと判断されたことによる。事故で止まってから約2か月ぶりとなる。

本能を見落とした柵、地中が破られていた

ヌクが抜け出した経路は空ではなく、地面の下だった。4月、2歳のオスのユーラシアオオカミ・ヌクは、オオカミサファリの柵の下の土を掘り、ゆるんだ隙間から体を押し出した。穴を掘るのはオオカミの本能だ。その本能を、施設は想定し切れていなかった。

脱出は10日間続いた。ヌクは大田市中区の安寧インターチェンジ付近の水路で麻酔銃を撃たれて捕獲された。その間、警察や消防、動物園職員など数百人が普門山一帯を捜索した。

事故はすぐに制度上の問題へと広がった。錦江流域環境庁は今回の脱出を、動物園及び水族館の管理に関する法律が定める安全管理義務に違反した事案と判断した。そして4月、施設の使用停止を命じた。人と猛獣が同じ空間にいる施設で、柵一つの不備がどのような危険につながるかを、環境当局は重く見たのだ。

地中までコンクリートでふさいだ

再発を防ぐ鍵は、オオカミの習性を逆手に取ることだった。都市公社はオオカミ舎の鉄柵と電気線を二重に補強した。何より、オオカミが穴を掘る点を考慮し、土床の下にコンクリートを敷いた。地面を掘っても、もう外へ出られないよう設計そのものを変えたのだ。

点検は一か所にとどまらなかった。大田市監査委員会は4月末から約2週間、動物舎の管理不十分を含む施設全般について特定監査を行った。1頭の脱出が、動物園運営体制全体を見直す契機になったわけだ。

事故が残した問いは明確だ。猛獣を収容する施設の基準が、動物の実際の習性まで緻密に反映しているか、ということだ。ヌクの脱出は、その基準に空白があったことを示した。空をふさぐことに慣れていた設計が、地中を見落としていたためだ。

さらに高く跳ぶヌク、再び開くオーワールド正門

当の事故の主役は、むしろより元気になっていた。ヌクはひき肉の代わりに生の鶏肉を食べて体力を回復し、脱出前より高く跳べるほど回復したというのが公社側の説明だ。捕獲直後も、怖がるよりむしろ活発な様子だったという。

ヌクがネット上で一つのミームとして広がるあいだ、閉ざされた正門の内側では時間が止まっていた。オーワールドに入店していたカフェや飲食店など11店は、事故以来ずっと営業を止め、再開園だけを待ってきた。公社は、これらの被害規模を客観的に算定するための調査を進めている。

門は来る5日午前9時30分に再び開く。その前日の4日には現場での記者ブリーフィングが予定されている。