通勤には敬遠されていた漢江バス…累計乗客30万人突破

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By Global Team

ソウル市は20日、漢江バスの累計乗客数が19日時点で30万727人を記録したと明らかにした。昨年9月18日の正式運航開始から8カ月でのことだ。

増加の勢いは急だ。今年3月1日に全区間の運航を再開するまで、累計乗客数は10万4498人にとどまっていた。しかし再開後の19日まで80日間で、19万6229人がさらに漢江バスに乗った。部分運航期間の5カ月間の累計実績に近い人数が、全区間正常化から2カ月半で集まったことになる。

ソウル市は、早ければ今週中にも再開後の累計20万人突破が可能だと見込んでいる。全区間運航が再開された直後、10万人達成までは47日かかった。2回目の10万人は1カ月余りで達成される可能性が高い。

月別の1日平均乗客数の推移も、この流れを裏付けている。部分運航中だった1月の1日平均乗客数は245人にすぎなかった。2月は576人、全区間運航が始まった3月は2016人、4月は2550人、5月は3013人と毎月増加した。5カ月で12倍以上に跳ね上がった。

累計30万人という数字は、漢江バスにとって新たな転換点だ。導入当初は批判一色だった雰囲気も、春の乗車ラッシュを経て慎重な期待感へと変わりつつある。ソウルの生活型交通であり、余暇型の移動手段だという評価も出始めている。

ただし、成功の鍵は結局のところアクセス性にある。船着場から地下鉄駅やバス停までの乗り換え動線が遠く、悪天候時に運航が中断される変数が大きい構造はそのままだ。

春・秋の観光需要で一時的な好況を享受しても、四季を通じて一定水準の利用客を確保できなければ、累積損失161億ウォンという財務負担はさらに重くなる。

ソウル森の船着場の開場と博覧会期間の運営が、その試金石となる見通しだ。安全を担保するため日程を遅らせた分、6月以降に漢江バスが博覧会訪問客の需要をどれほど吸収し、事故なく運航を続けられるかが、漢江の水上交通定着の分岐点となる。

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