秋夕の海外旅行なら…東南アジアの「デング熱」非常事態、こう防ごう【生活知識+】

秋夕連休の海外旅行を計画しているなら、手荷物にはまず虫よけスプレーを入れておくのがよさそうだ。人気旅行先の東南アジアと南アジアで、蚊が媒介する感染症デング熱が今年猛威を振るっている。 感染症情報メディアのOutbreak News Todayが最近集計した各国の防疫当局の資料によると、東南アジア・南アジアの主要国でデング熱患者が昨年より目立って増えた。カンボジアは8月初めまでに5万4697人が感染し、昨年同時期(3万200人)より81%増加した。マレーシアは4万2848人で35%増え、死者も19人から34人へ79%急増した。ベトナムは7月までに7万3828人が感染し、昨年の1.3倍に増えた。 南アジアも状況は同じだ。スリランカでは今年9万5035人が感染し72人が死亡し、バングラデシュでは最近1日だけで約1100人の新規患者が出た。アフガニスタンでも7月の疑い患者が前月より85%増えた。いずれも韓国人旅行客が好んで訪れる地域だ。 ◆ デング熱とは何か デング熱は、デングウイルスに感染した蚊に刺されてかかる急性熱性疾患だ。人から人へ直接うつるのではなく、ウイルスを持ったヒトスジシマカやネッタイシマカが人を刺すことで広がる。これらの蚊は夜よりも早朝や日没時など、主に昼間に活動する点がマラリアを媒介する蚊と異なる。 刺されてから4~7日たつと、突然の高熱や激しい頭痛、目の奥の痛み、筋肉・関節痛、発疹などが現れる。多くは特別な治療をしなくても1~2週間で回復する。しかし、まれに出血や血圧低下を伴う重症デング熱へ悪化すると生命が危険になることがある。特に、一度かかった人が別の型のウイルスに再感染すると重症化するリスクが高まる。 問題は、これといった武器がないことだ。国内で商用化されたデング熱ワクチンはなく、ウイルスを直接除去する専用治療薬もない。発熱を抑え、水分を補う対症療法しかできない。結局、蚊に刺されないことが最も確実な予防策となる。 ◆ 虫よけスプレーは成分を見て選ぶ 予防の核心は蚊に刺されないことだが、そこにもコツがある。一般には長袖を着て虫よけを塗ると言われるが、実際にどの虫よけをどれくらいの頻度で塗ればよいのかはあまり知られていない。 虫よけは成分によって持続時間が異なる。旅行医学情報を総合すると、ピカリジン20%製品は8~10時間、DEET20~30%製品は5~6時間、植物由来のレモンユーカリ油は4~6時間ほど効果が続く。ホテルの売店で売られているDEET7%程度の低濃度製品は、デング熱流行地域では持続時間が短く不十分だ。旅行期間と活動時間を考えて濃度を選ぶ必要がある。 衣服には別の方法を使う。皮膚用虫よけとは違い、「ペルメトリン」は衣服に吹きかける殺虫成分で、蚊が衣服に触れると追い払うだけでなく殺す。旅行前に衣服へあらかじめ処理して乾かしておけば、洗濯6回分ほどまで効果が持続する。袖口や裾、特にデング熱の蚊が好んで刺す足首部分を意識して処理するとよい。 塗る順番もある。日焼け止めと虫よけを併用する場合は、まず日焼け止めを塗って15~20分ほど吸収させ、その後に虫よけを重ねるべきだ。両成分が一つになった製品は推奨されない。日焼け止めは2時間ごとに塗り直す必要があるが、虫よけはそうではないため、重ねて使うと虫よけ成分を過剰に塗ってしまうからだ。 妊婦と子どもはさらに注意が必要だ。妊婦はジカ熱やマラリアのリスクのほうが大きいため、使い方を守るなら虫よけを使うほうがよい。生後2か月未満の乳児には化学虫よけの代わりに目の細かい蚊帳を使い、子どもに塗る際は大人がいったん手に取り、子どもの肌へ塗ってやる。腕輪型製品や超音波撃退器、シトロネラのろうそくなどは、現場試験で効果が証明されていない。 妊婦と子どもはさらに注意が必要だ。 ◆ 旅行先で守るべき予防3原則 防疫当局が勧める予防法は難しくない。▲昼間でも長袖と長ズボンで手足の露出を減らす。明るい色の服は蚊を引き寄せにくい。▲露出した皮膚と衣服に虫よけを塗る。成分と使用法を確認し、時間間隔に合わせて塗り直してこそ効果が維持される。▲網戸とエアコンを備えた宿を選び、就寝時は蚊帳を活用する。 屋外活動では、蚊が卵を産むような溜まり水の近くを避けるのがよい。水たまりや植木鉢の受け皿、捨てられた容器にたまった水が蚊の繁殖地になる。蚊の活動が活発な早朝や日没時には、屋外の予定を減らすほうが安全だ。 帰国後の管理も重要だ。デング熱は潜伏期間があるため、旅行中ではなく帰国後に症状が出る場合が多い。旅行から戻って2週間以内に突然熱が出たら、風邪だと自己判断せず病院を受診し、海外渡航歴を伝えなければならない。診断が早いほど重症化のリスクを減らせる。 浮き立つ連休ほど健康は後回しになりがちだ。荷造りの際に虫よけと長袖を一緒に入れ、帰国後も数日間体調を観察するだけでも、楽しい旅行の後味を守ることができる。 写真の説明文

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OpenAI、Mac mini数万台を大量購入…AIエージェント「訓練場」確保競争

今年に入り、ビッグテック各社が人間の代わりにコンピューターを操作する実行型エージェントを相次いで投入したことで、AIを実際のコンピューター環境で学習させるための“訓練場”が不足している。モデル学習に使うGPUサーバーでは、画面を見ながらクリックする実用訓練を代替するのは難しい。 オープンAIは、Appleの小型コンピューター「Mac mini」と高性能デスクトップ「Mac Studio」を数万台規模で購入し、強化学習とコンピューター使用エージェントの訓練に投入したと、米メディアのThe Informationが報じた。Anthropicは、Amazon Web Services(AWS)を通じてMac miniを借りる方式で同じ需要を満たしている。 ▶ エージェントが画面を見てクリックしながら学ぶには、GPUサーバーではなく、実際のコンピューター環境が大量に必要だ。 ▶ MacのオペレーティングシステムはApple製ハードウェアでしか動かせないため、Mac環境の訓練には実機の確保が唯一の方法だ。 ▶ AIインフラ投資がGPU一辺倒から広がるシグナルであり、小型・低消費電力コンピューティングの需要拡大が見込まれる。 オープンAIがAppleのMac miniとMac Studioを数万台規模で確保したとされる。 (写真=ソリューションニュースAI画像を使用して制作) 30日(現地時間)、米情報技術メディアThe Informationは、オープンAIがこれらの機器を強化学習とコンピューター使用エージェントの訓練に使っていると報じた。 強化学習とは、正解を一つひとつ教えるのではなく、試行錯誤と報酬を通じてAIを学習させる方式だ。コンピューター使用エージェントとは、人間のように画面を見てマウスとキーボードを操作し、作業を処理するAIを指す。 ◆ エージェントの訓練には「本物のコンピューター」が必要だ エージェントは、文書作成ソフトを開き、ウェブサイトにログインし、フォームを埋める過程を何度も繰り返しながら学習する。計算だけを行うGPUサーバーではなく、実際に動作するコンピューターが必要な訓練だ。訓練規模を拡大するには、数千台、数万台のコンピューターを一度に稼働させなければならない。 Mac ...

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[テック人]iPhoneを創り上げたハードウェアの男、ジョン・ターナス

9月1日、アップルに新しい舵取り役が就く。15年間にわたり同社を率い、時価総額を約3兆6000億ドル(約5000兆ウォン)まで押し上げたティム・クックが退き、その座にジョン・ターナス(51)が座る。韓国ではあまり知られていない名前だ。華やかなステージでの発言も、派手な裏話もない。しかし、いま皆さんの手元にあるiPhoneや机の上のMacBookは、その多くがこの男の手を経て生まれた。 ターナスは米ペンシルベニア大学で機械工学を専攻した。学生時代、彼が輝いていたのは机の上より水の中だった。大学の水泳選手として50メートル自由形と200メートル個人メドレーで優勝した記録を持つ、学内でも名の知れた選手だった。スポットライトの代わりに、黙々と記録を積み重ねる性格は、やがて彼の仕事の流儀になった。 1997年の卒業後、彼は仮想現実(VR)ヘッドセットを作る小さな会社でエンジニアとしてのキャリアを始めた。アップルに加わったのは2001年。最初の任務は華やかさとは程遠い、Mac用モニターの設計だった。スティーブ・ジョブズがiPodで世界を驚かせていた同じ年、ターナスは会社の片隅で部品と格闘する新人エンジニアだった。 25年が過ぎる間に、彼の手が入っていないアップル製品を探すほうが難しい。iPadは初代モデルからすべての世代を彼が監督した。最新のiPhoneシリーズ、ノイズキャンセリングを搭載したAirPods、厚さ5.6ミリの超薄型iPhone Airも、いずれも彼の作品だ。 なかでも最大の功績は「Apple Silicon」だ。アップルは2020年、Macの頭脳をインテル製チップから自社設計のMシリーズチップへと切り替えた。コンピューターの心臓を丸ごと置き換える危険を伴う大手術だったが、その結果は、コンピューティング史上もっとも成功した移行の一つと評価されている。そのプロジェクトを率いたのがターナスだ。 昇進の階段も着実に上った。2013年にハードウェアエンジニアリング担当副社長、2021年に上級副社長となり、iPhone、iPad、Macの全製品群を統括した。ここ数年、アップルの新製品発表ステージに彼が頻繁に登場するようになったのも偶然ではなかった。 会社はかなり以前から彼を次のリーダーに据えるつもりで準備を進めてきた。その結果、昨年のiPhone新製品発売日にはロンドンの店舗に自ら出向き、客を迎える姿もあった。 ターナスの就任が重みを持つのは、彼がエンジニアだからだ。アップルは創業者スティーブ・ジョブズ以来、初めて製品を技術的に理解するCEOを迎える。会計の専門家出身で、サプライチェーンと経営の達人だったティム・クックとは性格が異なる。 仕事の進め方も対照的だ。クックが複数の幹部の意見を集めて合意で決めるスタイルだったのに対し、ターナスはより断固としていると評される。彼はCEOの座に正式就任する前から、すでに会社を変え始めている。 2019年にデザイン責任者のジョナサン・アイブが去って勢いを失っていたデザインチームを立て直し、引退していたハードウェア幹部のローラ・ラグロを呼び戻した。方向性は明確だ。華やかな美学よりも、バッテリー持続時間や性能、接続性など実用性を前面に出すということだ。 彼を待ち受ける最大の課題はAIだ。輝かしい経歴にもかかわらず、前途は平坦ではない。アップルは人工知能(AI)競争でオープンAIやグーグルに遅れているとの評価を受けている。Apple Intelligenceの中核である音声アシスタントSiriの刷新も、たびたび先送りされている。25年間ハードウェアを作ってきた彼が、今度はソフトウェアとAIという慣れない戦場で勝負しなければならない。 ターナスは焦らない。彼はAI競争を「短距離走ではなくマラソン」と表現する。今は遅れていても、粘り強く追いかければ最終的に先に立てるという考えだ。立ち上がりは地味だったものの、いまでは広く使われているApple Mapsを例に挙げ、「ビジョンを持って粘り強く取り組めば、悪い出発を素晴らしい結果に変えられる」とも語っている。新製品カテゴリーを最初から成功させた経験がないという指摘は、彼が実績で塗り替えるべき疑問符だ。 前任のクックは完全には去らない。会長として残り、各国の政策当局との関係を担う。製品はターナスが、政治はクックが分担する構図だ。スポットライトを追い求めなかったエンジニアが、世界で最も高価な企業の顔になった。 これまで彼が作ってきたのは、手に取れる機械だった。だが、これから証明しなければならないのは目に見えないAIだ。水の中で黙々と記録を積み重ねてきた水泳選手の次のレースが始まった。

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ネパール洪水は予告編だった…地球温暖化で崩れるヒマラヤ

ネパール北部ランタン・リルン北側斜面、標高約5200メートル地点で、数百万トンの岩石と氷が崩れ落ちた。 温暖化で永久凍土が融け、数千年にわたって岩や氷河を支えてきた「天然の接着剤」が弱まっている。 氷河湖の水位を中心にした監視だけでは不十分なため、永久凍土の斜面まで監視範囲を広げ、警報体制を組み直すことが課題とされている。 ソリューションニュース マグニフィック ネパールの大洪水による死者数が600人を超えた。29日(現地時間)、ネパールメディアのカトマンズポストなどによると、26日に中部バグマティ州一帯を襲った大規模洪水で、ネパールだけで626人が死亡した。中国チベット自治区の死者7人を合わせると633人に達する。 行方不明者はネパール2426人とチベット554人を合わせて3000人に迫っている。ネパール当局は軍と警察1万5224人を投入し、救助作戦を行っている。これまでに外国人116人を含む4451人を救助し、負傷者101人が治療を受けている。 惨事の原因は山の下ではなく、山の中から探られている。ニューヨーク・タイムズによると、氷河学者と地質学者らは洪水が氷河の下の基盤岩の大規模崩壊によって始まった可能性が高いと明らかにした。 崩壊はネパール北部ランタン・リルン峰の北側斜面、標高約5200メートル地点で起きた。基盤岩が崩れて地滑りが始まり、同じ時点で氷河から落ちた氷塊が数千メートル下の谷へ流れ落ちた。数百万トンの岩と氷が砕け、泥と水に変わったまま山腹を押し流した。 ◆山を支えていた「氷の接着剤」が解ける 科学者たちが注目する根本原因は永久凍土の融解だ。永久凍土は、土や岩、有機物が混ざり合ったまま数千年にわたり凍っていた地面である。化石燃料の使用で地球が温暖化し、ヒマラヤの高地の凍った地面が融け、氷河を支えていた地盤が揺らいでいる。 米コロラド大学北極・高山研究所のアルトン・バイヤーズ上級研究員は「永久凍土は数千年にわたり岩や氷、氷河をつなぎ止めてきた接着剤だったが、温暖化で弱まりつつある証拠が増えている」と述べた。彼はこの現象を「それほど永久ではない永久凍土」と名付けた。 前例も積み重なっている。氷雪崩や氷河の分離、岩と氷のなだれを含む氷河崩壊は、1900年以降、中国・ネパール国境地域だけでも数十回記録されている。 気候変動だけの犯行と断定するのは早いという慎重論もある。英ニューカッスル大学のスチュアート・ダニング教授は「気候変動の結果だと単純には言えない」とし、「長期的要因に、ここ数日の強い降雪のような短期的要因が重なったはずだ」と述べた。インド工科大学ブバネーシュワル校のアシム・サッタル助教は「氷河が後退し、永久凍土が融けると斜面は崩れやすくなる」とし、「気候変動と災害の結びつきは明白だ」と診断した。 ソリューションニュース マグニフィック これまでヒマラヤの災害対策は氷河湖に偏っていた。氷河が溶けて山中に生じた湖は、雪崩や地震で堤防が決壊すると、村や発電所を飲み込む洪水を引き起こす。「氷河湖決壊洪水(GLOF)」と呼ばれる災害だ。 当初は今回も氷河湖の氾濫が疑われた。だが衛星資料の分析結果は異なっていた。米デイトン大学のウメシュ・ハリタシャ教授は「このような事態が起きるたびに氷河湖が指摘されるが、今後は他の危険要因も注意深く見るべきだ」と述べた。 警報体制の空白も確認された。ネパール水文気象局は氷河湖と河川の水位を測るセンサーネットワークを運用し、異常信号が捕捉されれば下流の村に警報を送っている。米スティムソン・センターのオースティン・ロード上級研究員は「今回のような急流は移動速度が速く、従来の方式では対応が難しい」と指摘した。 解決策の方向は監視対象の拡大に向かっている。水がたまる湖だけでなく、凍った地面が融ける斜面まで衛星とセンサーで見守り、急流の速度に合う警報伝達体制を組み直すべきだということだ。バイヤーズ研究員は来月ネパールを訪れ、洪水危険地域の住民らと対応策を協議する予定だ。 ランタン一帯は韓国人にも親しまれているトレッキングコースだ。ヒマラヤを訪れる旅行者は、雨季の前後に斜面崩壊のリスクが高まる点を日程に反映させる必要がある。気候災害の監視が国家安全インフラとなる流れは、衛星・センサー技術を持つ国にとって協力と市場の機会でもある。

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トランプ大統領「宇宙士官学校を創設する」…大統領令に署名・120日以内の設立案を指示

ドナルド・トランプ米大統領が28日(現地時間)、米国初の「宇宙アカデミー」設立のための大統領令に署名している。 米国が陸・海・空軍士官学校に続き、宇宙を専門とする士官学校を設立する。 ドナルド・トランプ米大統領は28日(現地時間)、テキサス州ヒューストンにある米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターを訪れ、「宇宙士官学校」(U.S. Space Academy)創設を発表し、関連する大統領令に署名した。トランプ大統領は「第1次政権で米軍の6番目の軍種である宇宙軍を創設し、きょうまた一つの歴史的な発表を行う」と述べた。 大統領令には「宇宙領域の次世代リーダーを教育・育成し、国家の宇宙人材を強化することが政府の方針である」という内容が盛り込まれた。トランプ大統領は大統領直属委員会を設け、120日以内に士官学校設立に向けた主要な詳細を報告するよう指示した。委員長はジャレッド・アイザックマンNASA長官が務め、ピート・ヘグセス国防長官や空軍長官らが委員として参加する。 トランプ大統領は士官学校創設の背景として、宇宙競争の激化を挙げた。トランプ大統領は「宇宙軍と民間宇宙産業が急速に成長し、月とその先まで野心が広がる状況を考えると、本当にわくわくする」とし、「熟練した軍人、エンジニア、民間オペレーターなど、あらゆる分野の人材で構成される世代を教育し、訓練しなければならない」と強調した。 安全保障上の論理も前面に出した。トランプ大統領は宇宙分野が「経済と国家安全保障に不可欠」だとし、「宇宙で2位になろうとするなら、地上で1位にはなれない」と語った。さらに、今年初めのベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領排除作戦や、現在ホルムズ海峡周辺で進められている対イラン海上封鎖など、米軍の主要作戦が宇宙軍司令部の支援を受けていると紹介した。 今回の発表は、トランプ大統領が第1次政権で宇宙軍を創設したことに続く後続措置だ。兵器と組織を整える段階を超え、それを運用する人材を国家レベルで育成する方向へ重心を移したものとみられる。 トランプ大統領はこの日の行事で、最近の月探査を終えて地球へ戻った有人宇宙探査機「アルテミス2号」の飛行士たちに「宇宙名誉勲章」(Congressional Space Medal of Honor)を授与した。 月への再着陸への意志も改めて示した。トランプ大統領は「私の任期が終わる2028年1月までに、米国の宇宙飛行士が再び月面に戻る」とし、「彼らは月に建設される最初の米国の恒久定着地の場所に旗を立てることになる」と述べた。 その後、同大統領は管制センターに移動し、国際宇宙ステーション(ISS)の乗組員らとテレビ会議を行った。トランプ大統領は乗組員たちに安全を祈り、地球に戻ったらホワイトハウスの執務室であるオーバルオフィスに招待すると伝えた。 米国の相次ぐ宇宙ドライブは、韓国にも示唆を与える。韓国は昨年、宇宙航空庁を発足させ、宇宙開発に本格的に乗り出した。米国が軍事・民間を問わず宇宙人材の育成に国家的な力を注ぐ流れは、後発である韓国の人材確保戦略にも示唆を投げかける。

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無糖製品の裏切り?キシリトールの心血管リスク、大規模研究で明らかに

砂糖の代わりに広く使われてきた甘味料キシリトールが、心臓の健康に悪影響を及ぼす可能性があるという大規模研究結果が出た。血中濃度が高い人ほど、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるという内容だ。 ドイツ・ベルリンのシャリテ大学病院のマルコ・ビトコフスキ博士を中心とする研究チームは29日(現地時間)、ドイツ・ミュンヘンで開かれた欧州心臓学会(ESC)学術大会でこの研究結果を発表した。キシリトールと心血管疾患の関係を調べた研究としては、最大規模だ。 研究チームは、カナダの高齢化研究と英国ノーフォーク地域のコホート研究に参加した成人1万7710人の血液データと健康記録を分析した。血中キシリトール濃度に応じて参加者を4つの集団に分け、上位25%と下位25%の心血管疾患発生を比較した。 記事内容とは無関係。キシリトールの代替イメージ(写真=ソリューションニュース マグニフィック) キシリトールは「糖アルコール」と呼ばれる甘味料だ。砂糖に似た甘さを持ちながらカロリーは低く、虫歯を引き起こしにくいため、シュガーレスのガムやキャンディー、歯みがき粉、低カロリーのアイスクリームやジャムなどに幅広く使われている。韓国でも2000年代初めのキシリトールガムブーム以降、「歯に良い甘味料」という認識が定着した。 プラムやイチゴなどの果物にも天然の形で含まれている。問題は量だ。加工食品に添加されるキシリトールは、自然食品に含まれる量の1000倍に達する場合も多いと研究チームは説明した。本来、体が接していた水準を大きく超えた量が、日常的に入ってくる状況になっているという。 分析結果は濃度に比例した。カナダのデータでは、血中キシリトール濃度が上位25%の人は、下位25%の人より6年以内に死亡するか、心筋梗塞・脳卒中を経験するリスクが57%高かった。年齢や性別、喫煙、コレステロール、糖尿病、高血圧の影響を取り除いても差は維持された。30年間追跡した英国のデータでも、リスクは18%高く表れた。 研究チームが指摘する原因は血栓だ。ビトコフスキ博士は「先行研究で、キシリトールが血小板の凝固能力を強めることを確認した」と明らかにした。血小板は、傷がついたときに血を固めて止血する血液成分だ。この働きが必要以上に強くなると、血管内に血の塊、つまり血栓ができやすくなる。血栓が心臓の血管をふさげば心筋梗塞、脳の血管をふさげば脳卒中になる。 同じ研究チームは2024年にも、心血管疾患リスクのある患者を3年間追跡し、似た結果を欧州心臓病学雑誌に発表している。今回の研究は対象を一般の人々に広げ、期間を最長30年に延ばして、同じ傾向を改めて確認したものだ。 では、キシリトールガムをやめるべきなのか。 結論から言えば、今すぐやめるべきだという根拠まではない。今回の研究は観察研究であり、キシリトール濃度が高い集団で心臓病が多かったという関連を示すだけで、キシリトールが心臓病を引き起こしたという因果関係までは証明していない。健康状態が悪くなったため、砂糖の代わりに甘味料を探した人が多かった可能性も排除できない。 学会も同様の留保を付けた。欧州心臓学会の広報委員であるダン・アタール教授は、「観察研究で因果を断定するのは難しい」としつつも、「社会的に重要なテーマであるだけに、後続研究が必ず必要だ」と述べた。 ビトコフスキ博士は「甘味料は砂糖より健康的だと考える人たちが消費し、規制当局も概ね安全だとみなしてきた」とし、「キシリトールの心血管安全性について私たちがどれほど知らないかを、今回の結果は示している」と述べた。 砂糖に戻れという話でもない。英国心臓財団のデイル・スタンフォード主任栄養士は「砂糖をもっと取ってよいという青信号ではない」とし、「砂糖や塩、甘味料が多い加工食品の摂取を減らし、バランスの取れた食事に集中することが心臓を守る道だ」と語った。 消費者ができることはまず、食品の成分表示を確認することだ。キシリトールは「シュガーフリー」「ゼロ」と表示された製品に主に含まれている。成分表示でキシリトール、あるいは糖アルコールの表記を確認すれば、自分が1日にどれだけ摂取しているかを把握できる。 ガム数個程度であれば大きく心配する段階ではないと専門家はみているが、飲み物や間食、デザートまでシュガーレス製品で埋める食習慣があるなら、摂取量は思った以上に増える可能性がある。 甘さそのものを減らしていく方法が、根本的な解決策とされる。砂糖であれ甘味料であれ、甘い味に慣れた舌は、より多くの甘いものを求めるようになる。世界保健機関(WHO)は2023年、体重管理を目的とした人工甘味料の使用を勧めないという指針を出した。甘味料を砂糖の安全な代替物ではなく、減らしていくべき添加物の一つとみる流れが、国際的に強まっている。 糖尿病患者のように血糖管理のため甘味料が必要な場合は、担当医と相談し、種類と量を決めるのが安全だ。キシリトールを避けようとして別の甘味料に移るのも、解決にはなりにくい。 同じ研究チームは以前、別の糖アルコールであるエリスリトールでも似た危険信号を報告した。特定成分を避けることより、加工食品への依存度を下げる方が確実な方向だという理由はそこにある。

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ネパール洪水 雨一滴ない中で川が襲った、ヒマラヤが送った警告状【深層】

雨は降らなかった。なのに川が村をのみ込んだ。 26日午前8時40分ごろ、ネパール中北部バグマティ州ラスワ。ヒマラヤの山麓を流れていた川が一気に増水し、橋や村、工事現場を押し流した。カトマンズの北120kmにある国境地帯だ。 外交部によると、ラスワでアッパー・トリシュリ-1水力発電所を建設していた韓国人職員9人と連絡が途絶えた。韓国南東発電の3人、斗山エナビリティの6人だ。同じ現場にいた韓国人10人は孤立したが、無事が確認された。ネパール政府は軍と警察で捜索隊を編成して救助を進めており、孤立者の救出にはヘリコプターを投入した。 政府は、外交部長官を本部長とする在外国民保護対策本部を設置した。李在明大統領が利用可能なあらゆる手段を動員するよう指示し、外交部と消防庁、警察庁で構成された政府合同の迅速対応チームが27日に現地へ向かった。駐ネパール韓国大使館は事故を把握した直後、ネパール政府に捜索と救助を要請し、領事を現場に派遣した。 被害は国境の両側で広がった。ネパール当局の暫定集計では死者は100人前後、行方不明者は400人を超える。行方不明者の多くは、ヒマラヤのトレッキングや巡礼に出ていた外国人観光客だ。上流の中国チベット自治区でも死者と行方不明者が出た。両地域を合わせた行方不明者は660人を超える。通信と道路が寸断され、集計は刻々と変わっている。 壊れたのは人だけではない。ネパールと中国を結ぶ友情の橋が流され、国境通商所は土砂に埋もれた。ヒマラヤをまたぐ交易路は丸ごと止まった。ネパール電力当局は、水力発電所十数カ所が被害を受け、400MWを超える発電能力に支障が生じたとみている。 大雨もなかったのに、なぜ川が増水したのか。 最初に浮かんだ疑問は原因だった。ネパール水文気象局は、ラスワ一帯で洪水を起こすほどの雨は降っていないと確認した。雨がなく川の水だけが増えることは平地では起こらない。だがヒマラヤでは話が違う。 国際総合山岳開発センター(ICIMOD)は初期分析で、上流の氷河から落ちた氷と岩の塊がレンデコラ川をせき止め、その後一気に崩れたと明らかにした。渓谷をふさいだ氷の塊が一時的なダムの役割を果たして水をため、重さに耐えきれず破裂した瞬間、閉じ込められていた水が土砂とともに流れ下ったのだ。 高山でよく起きるこの現象を、専門家は氷河湖決壊洪水と呼ぶ。氷河が溶ける過程で氷と岩の間に湖ができ、そこに水がたまって壁が崩れると、数百万トンもの水が一度に流れ出す。ダムが決壊するのと同じだが、予兆がない。氷と土でできた壁には、水門も計器もない。 規模を見積もるのも容易ではない。サッカー場ほどの広さの湖に水深10mの水があれば、水だけで7万トンを超える。ヒマラヤの氷河湖の中には、それより数十倍大きいものが珍しくない。閉じ込められていた水が一気に流れ出す瞬間を想像すれば、渓谷の下流で何が起きるかが見えてくる。 流れには土砂や砂利、岩が混じる。澄んだ水ではなく、コンクリートのように重い泥水の塊が時速数十kmで谷をなぎ払う。橋や道路、工事機材が持ちこたえられない理由がそこにある。現場関係者が、水ではなく壁が押し寄せてきたと語るのもそのためだ。 発生当時、マグニチュード4.4の地震が記録されたという報道が先に出たが、その後、地震ではなく大規模な土砂崩れが生んだ揺れだったと整理された。山が崩れる衝撃が、地震計に捉えられるほど大きかったという意味だ。 繰り返された災害である点が、さらに重い。同じラスワ一帯では昨年7月にもチベット側の氷河湖が決壊し、ボテコシ川で洪水が起きた。国境を結ぶ橋は切れ、貨物車数百台が流され、水力発電施設も壊れた。1年あまりで、同じ方式で、より大きな規模で再び起きた。 ネパールは、ヒマラヤから流れ下る水を電力に変えて経済を成長させようとしてきた国だ。国土の大半が山岳地帯で、火力や原子力を建設しにくく、水力が事実上唯一の大型電源だ。インドに電力を売って外貨を稼ぐ計画も進めてきた。水を資産とする戦略が、水がもたらした災害に揺らいだ形だ。 韓国企業が建設していたアッパー・トリシュリ-1は、ネパールの電力事情を変える事業と目されていた。216MW規模で完成すれば、ネパール全体の電力供給量の約20%を担う予定だった。総事業費は6億4700万ドル、韓国ウォンで9000億ウォン台だ。 韓国南東発電と国際金融公社が共同で開発し、斗山エナビリティが施工を担当しており、今年末の完工を目指していた。斗山エナビリティは非常対策本部を立ち上げ、鄭延仁代表取締役を含む対応チームを現地に派遣することにした。 警報はなぜ鳴らなかったのか。 水の発生源はネパールではなかった。国境の向こう側、チベット側の谷だ。災害は国境を越えて来たが、危険を知らせる信号は国境を越えられなかった。 ヒマラヤの国境河川では、上流と下流が別の国にまたがる。上流で氷が崩れ、水がせき止められる状況をリアルタイムで把握できるのは上流国だ。下流の住民や工事現場が避難する時間を確保するには、その情報が即座に伝わらなければならない。氷のダムが破裂してから下流の村に水が届くまで、長くても数十分だ。数分早く知らせるだけでも、人は斜面へ避難できる。 現実は逆だ。上流監視装置が置かれている場所は限られ、国境をまたぐ水文情報の共有も制度として定着していない。昨年同じ地域で事故が起きた際も、下流では目の前に水が迫ってからようやく状況を知った。今回も発電所現場は、朝の作業準備中にそのまま濁流を受けた。 国境を越える災害への対応には、他地域に前例がある。欧州のライン川流域諸国は、上流の水位や汚染事故の情報を下流へ即時に伝える仕組みを長く運用してきた。ヒマラヤの国境河川には、まだそれに見合う装置がない。 技術がないわけではない。衛星で氷河湖の面積変化を追跡する手法はすでに使われており、水位計や振動感知器、サイレンを組み合わせた自動警報網もネパールの一部の渓谷に設置されている。問題は、危険区域全体を覆うほど緻密ではなく、国境外の上流まではまったく届かないことだ。 警報網を敷くための資金と運用人員も不足している。ネパールは国内総生産の規模が小さい国だ。数千に及ぶ氷河湖を常時監視し、谷ごとに警報装置を維持する費用を賄うのは難しい。国際機関や先進国の支援が取り沙汰されてきた背景がここにある。 ヒマラヤが発する信号は、ますます大きくなっている。ICIMODが今年3月に公表した報告書によると、ヒンドゥークシュ・ヒマラヤの氷河が薄くなる速度は、2000年以前の年間34cmから、それ以降は年間73cmへと2倍超に加速した。1990年から2020年の間に氷河面積は12%減少した。地球の平均気温が産業革命前より1.5〜2度上昇する流れが続けば、2100年までに氷河量の30〜50%が失われると予測された。 ...

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サムスン電子、スウォッチに161億ウォン賠償…ウォッチフェイス商標権で英国裁判所判決

スマートウォッチの画面に表示する時計の絵ひとつが、161億ウォンの賠償判決を呼んだ。アプリを作った側ではなく、販売の場を提供したプラットフォームが負担することになった。 英国ロンドン高等法院は、スイスの時計企業スウォッチグループがサムスン電子を相手取って提起した損害賠償訴訟で、サムスン電子が1160万ドル(約161億ウォン)を支払うべきだと決定したと、フィナンシャル・タイムズが26日(現地時間)に報じた。 裁判所は、サムスン電子が2015年から2019年まで自社のアプリストアで、ブレゲやロンジン、オメガ、ティソなどスウォッチグループのブランド時計デザインを模したウォッチフェイスアプリが販売されるのを許可し、商標権を侵害したと判断した。今回の決定は、侵害を前提に賠償額を算定する手続きだった。 ウォッチフェイスとは、スマートウォッチの画面に表示する時計デザインのことだ。利用者が好みに合わせて選び替える壁紙のような機能で、名品時計の文字盤をそのまま移した製品が人気を集めた。 問題となったアプリを作ったのはサムスン電子ではなく、第3者の開発者たちだった。それでも賠償責任はサムスン電子に及んだ。アプリストアを開き、流通を許可した主体だからだ。オンライン市場を開いた事業者が、出店商品の商標権侵害をどこまで責任負うべきかをめぐって続いてきた論争の中で、プラットフォーム側の責任を重く見た判断だ。 スウォッチグループは、ブレゲ、オメガ、ロンジン、ティソなどを傘下に置く世界最大の時計企業だ。100年以上にわたり積み上げてきた文字盤デザインが、各ブランドを見分ける標識の役割を果たしてきた。時計の顔そのものが商標というわけだ。 金額をめぐる争いが今回の裁判の核心だった。サムスン電子は、スウォッチグループに実際の被害はほとんどなく、当該アプリによる収入も300ドルにとどまると主張した。マーカス・スミス判事は異なる見方を示した。 スウォッチグループのブランドがサムスンのアプリストアで無料または安価に利用可能になった状況そのものが、ブランド価値と財産権に相当の損害を与えたと判断した。スウォッチグループが数十年にわたりブランドを管理し、広めてきた努力も賠償額の算定に反映された。 高級ブランドにおいて希少性はそれ自体が価値だ。数百万円する時計の文字盤を誰でも無料で腕に載せられるようになれば、ブランドが積み上げてきた価値が削られるという理屈だ。販売収益ではなくブランド毀損を損害と見る計算が、161億ウォンという差を生んだ。 サムスン電子は「高等法院の判断を慎重に検討しており、控訴を含む可能なすべての対応策を検討する」と明らかにした。スウォッチグループは、サムスン電子が侵害の規模と重要性を過小評価しようとしたと主張し、判断を歓迎した。 争いは短くなかった。問題となったアプリの流通期間は2015年から2019年までで、侵害の判断が先に下され、その後に賠償額の算定手続きが別途進められた。長年続いた紛争が、ようやく金額確定の段階に至ったわけだ。 プラットフォーム責任の問題は国境を越える。欧州では、オンライン市場の事業者が偽造品の流通を放置すれば責任を負うという判例が積み上がってきた。ただ場所を貸すだけでなく、露出や推薦によって販売に関与したなら、傍観者とは言えないという趣旨だ。 賠償額が摘発された売上と無関係に決まり得ることも確認された。侵害によって得た金額が少ないから損害も少ない、という言い分は通らなかった。プラットフォームとしては、登録されたアプリ一つひとつが潜在的な損失要因になる。 韓国国内の事情も同じだ。アプリストアやオープンマーケット、グッズプラットフォームでは、有名ブランドのロゴやキャラクターを使った商品が絶えず問題になってきた。今回の判決は、事後削除だけでは不十分で、登録段階の審査と権利者の申告処理体制を整えるべきだというシグナルとして受け止められる。 すでに使っているウォッチフェイスが直ちに問題になるわけではない。責任は流通させた事業者と作成した開発者にある。ただし、著作権や商標権を侵害したアプリはストアから下ろされれば更新が止まり、端末を替えれば再取得できなくなる。 ブランドを持つ企業にとっては参考になる先例だ。侵害規模が小さいからと対応を先延ばしにしている間にブランド価値が削られる可能性があり、逆に損害立証をブランド毀損として構成すれば賠償範囲を広げられることが確認された。 スマートウォッチメーカーには別の課題が残る。ウォッチフェイスはスマートウォッチの魅力を左右する要素だ。開放的にすればエコシステムは広がるが、統制を強めれば多様性は失われる。正規ブランドや正式提携によってウォッチフェイスを供給する方法が代案として挙げられる理由だ。 サムスン電子が控訴すれば、争いは続く。確定しても覆っても、オンライン市場が他者のブランドにどこまで責任を負うべきかについての基準線は、すでに引かれた。プラットフォームを開く側が負担すべきコストも、同時に浮き彫りになった。

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ヌリ号10月7日に5回目の打上げ…衛星15機搭載し「群集衛星時代」開く

宇宙航空庁は27日、第1回ヌリ号5次打上げ管理委員会を開き、打上げ予定日を10月7日に確定した。予備期間は気象条件などを考慮し、10月8日から14日までとした。 打上げ時刻は正午12時23分から午後1時23分の間に設定された。正確な時刻は打上げ当日に確定する。小型群集衛星が目標軌道に正確に投入されるには、地球の自転と太陽の位置を計算した特定の時間帯に打ち上げる必要がある。 国産小型潤滑油部品宇宙検証プラットフォーム2号(韓宇研)(写真=宇宙航空庁) 韓国型発射体ヌリ号は10月7日、5回目の宇宙への旅に出る。宇宙航空庁は27日、第1回ヌリ号5次打上げ管理委員会を開き、打上げ予定日をこのように決定したと発表した。 委員会はヌリ号5号機と搭載衛星、全羅南道高興の羅老宇宙センターの発射台と追跡システムの準備状況を点検した。気象や宇宙環境、宇宙物体との衝突の可能性まで検討した結果、10月7日が適切だと判断した。天候悪化などの突発変数に備え、10月8日から14日までを予備期間に設定した。 打上げ時刻は正午12時23分から午後1時23分の間と定められた。正確な時刻は打上げ当日に決定する。小型群集衛星が目標軌道に正確に配置されるには、地球の自転と太陽の位置を計算した特定の時間帯に打ち上げる必要がある。 ◆ 衛星15機、群れをなして朝鮮半島を監視する 搭載衛星はすべて15機で、過去最多となる。小型群集衛星5機と、産学研が開発したキューブサット10機が同時に搭載される。 群集衛星は複数の衛星が群れをなして任務を分担する方式だ。衛星1機が地球を1周するのに90分余りかかるが、同じ軌道に複数機を時間差で配置すれば、同じ地域をはるかに頻繁に観測できる。災害時には、数時間ごとに被災地を再撮影することも可能になる。 小型群集衛星は、国家安全保障と災害対応のための高頻度・高精度監視体系を目標に開発された。国内で群集衛星を軌道に投入するのは今回が初めてだ。 ◆ 羅老宇宙センター、1か月前を迎え最終準備 現場作業は順調に進んでいる。羅老宇宙センターでは、ヌリ号の各段をつなぐ組立てや火薬類の装着など、最終組立てが行われている。発射体は3段に分けて製造された後、一つに結合される。 小型群集衛星5機は24日に宇宙センターに搬入され、機能点検を受けている。キューブサット10機は31日までに搬入される予定だ。発射台と追跡システムの性能確認試験は終了しており、打上げまで点検が続く。 安全対策も並行して進められている。宇宙航空庁は先月15日に打上げ安全統制指揮所の訓練を実施し、9月初めには政府や軍・警察・地方自治体など12機関が参加する総合訓練を計画している。 小型群集衛星2~6号(写真=宇宙航空庁) オ・テソク宇宙航空庁長は「今回のヌリ号5次打上げは、過去最多となる15機の衛星を搭載し、国内で初めて群集衛星を軌道に投入する重要な任務だ」とし、「ヌリ号の任務遂行能力と宇宙輸送能力を一段階発展させる契機になるだろう」と述べた。 打上げ成功の可否は、衛星を目標軌道に正確に投入できるかにかかっている。15機の衛星を順次分離して、それぞれ異なる位置に配置する作業は、これまでの打上げよりもさらに精密な制御を要求する。ヌリ号が多数の衛星を同時に運ぶ輸送手段として定着できるかを占う試金石となる。

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廃家電に眠るレアアース、解決策は国内循環回収体制【解法】

捨てられたエアコンの中にあったレアアースが、再び産業用原料として戻る道が開かれている。気候エネルギー環境部は27日午後、龍仁・処仁区の首都圏資源循環センターでLG電子、イ・スンファン・ガバナンスと業務協約を結ぶ。 廃エアコンと冷蔵庫の冷媒圧縮機から希土類の永久磁石を分離して回収する実証事業を共同で進めるためだ。金漢洙第1次官は協約後、センターの現場を訪れ、廃家電から磁石を取り出す工程を視察する予定だ。 イ・スンファン・ガバナンスがエアコン・冷蔵庫から冷媒圧縮機とローターを取り外すと、LG電子がローターから永久磁石を脱磁・分離する。回収された磁石は、新しい磁石を作るための原料化技術開発に使われる。三者は、希土類供給網の内製化と資源安保の強化を目標に、国内循環利用体制を構築することで一致した。 年間の処理目標は、エアコン・冷蔵庫4万台余り、回収予想量は約1600kgだ。 冷媒圧縮機の回転体であるローターには、約120gの永久磁石が埋め込まれている。磁力が非常に強く、手作業で取り外しにくい点が、これまでの障害だった。銅を選別した後に残ったローターは、磁石が付いたままスクラップとして回り、希土類はそのまま埋もれていた。 このボトルネックを解く鍵が脱磁技術だ。磁石を熱や磁場で処理して磁力を失わせれば、分離作業が可能になる。LG電子が開発した設備は、循環経済規制特例を通じて2028年5月まで実証を行う。 希土類は、電気自動車の駆動モーターや風力発電機、ロボットに使われる高性能磁石の核心原料だ。採掘と精錬が特定の国に集中しているため、輸出統制ひとつで供給網全体が揺らぐ構造が繰り返されてきた。韓国内には事実上鉱山がなく、輸入に依存してきた。 そこで都市鉱山という概念が生まれた。廃家電や電子機器に散らばる金属を、鉱石の代わりに掘り出すという発想だ。廃家電はすでに回収体制が整っており、原料確保の参入障壁は比較的低い。生産者責任リサイクル制度を通じ、メーカーが回収費用を分担してきた構造も後ろ盾となる。 数字を広げてみると、その規模が見えてくる。全国の廃家電発生量約300万台にこの方式を適用すれば、廃永久磁石120トンを回収できる。輸入量を丸ごと代替する水準ではないが、供給が途絶えたときに持ちこたえる緩衝材としては意味がある。 廃家電から取り出した磁石は、産業用原料になる前にもう一段階を経なければならない。 回収と再使用の間には隔たりがある。長く使われた磁石は成分が変わったり不純物が混ざったりして、そのまま新製品に入れるのは難しいという指摘がある。原料化技術開発が今回の事業目標に据えられた理由だ。 経済性をめぐる見方も分かれる。分離、脱磁、精製にかかる費用が輸入原料価格を上回れば、事業の継続は難しいとの懸念だ。一方で、希土類価格は地政学的要因によって大きく変動してきたため、安定した国内供給源そのものに価値を見いだすべきだという反論もある。 制度の空白を指摘する声もある。現行のリサイクル基準がスクラップ中心で組まれており、磁石を別途回収する作業が処理業者にとって利益になりにくい構造だという。手間のかかる工程を引き受ける誘因がなければ、実証事業の成果が現場へ広がりにくいとの分析が続く。 今回の協約は、循環経済の焦点が移っていることを示している。廃棄物を減らしリサイクル率を高める議論にとどまっていたものが、資源安保という産業戦略と結びつき始めた。リサイクルが環境政策から供給網政策へ移りつつある流れだ。 官民が役割分担した点も注目に値する。回収体制を持つ公的団体と技術を持つメーカー、制度を作る政府が、それぞれの持ち場を担った。規制特例で実証の場を開いたことは、技術が制度より先行したときに生じがちな遅れを減らそうとする試みと読める。 実証事業が残す本当の資産は、回収量よりデータかもしれない。どの段階でコストが漏れ、どの地点で品質が落ちるのかが明らかになってこそ、次の設計が可能になる。2年にわたる実証期間は、その地図を描く時間だ。 金漢洙第1次官は「廃家電の中の希土類を産業用原料に戻すためには、廃永久磁石の回収から原料化まで、企業と政府の緊密な協力が重要だ」と述べ、回収・リサイクル体制の拡大と制度改善、技術開発を進める考えを示した。4万台から300万台へ進む道には、いくつかの結び目がある。 ▲最初の結び目は制度だ。政府は実証事業の結果を基に、リサイクル基準の改善など制度化の方策をまとめる計画だ。磁石の分離をリサイクル実績として認め、回収単価を処理費用に反映する仕組みを整えなければ、現場は動かない。有害物質管理に重きを置いてきた廃家電規定に、重要鉱物回収という項目を新たに設けることが出発点となる。 ▲二つ目は、技術の残り半分だ。取り外した磁石の成分をよみがえらせる再生工程と、磁石をそのまま再利用する再使用工程は、道筋が異なる。両方を同時に実証し、品質等級ごとに進路を分ける設計が必要だ。精錬設備が国内でどれだけ整うかが、回収量を実際の原料に変える関門になる。 ▲三つ目は、設計段階までさかのぼることだ。分解を前提に作られた製品は、回収コストを大きく下げる。圧縮機の構造を磁石の分離がしやすい方向に変え、磁石の成分情報を製品の履歴に残しておけば、後からの解体作業はずっと容易になる。欧州が電池や電子製品に導入してきた製品パスポート方式が参考とされる。 ▲四つ目は販路だ。回収された原料を国内の磁石メーカーや完成品業界が買い取る道がなければ、在庫だけが積み上がる。公共調達に再生原料の使用比率を反映させたり、初期物量を安定的にさばく購入契約を設けたりする方法が挙がっている。 ▲最後は範囲の拡大だ。エアコンと冷蔵庫から始めた回収対象を、洗濯機や電気自動車の廃モーター、風力設備へ広げるほど、物量は規模の経済に近づく。電気自動車の普及が進み、廃モーターが大量に出る時期に合わせて回収設備をあらかじめ整えることは、時間との勝負でもある。 捨てられる資源を再び掘り出す作業は、新たに鉱山を開くよりも遅く、手間がかかる。それでもこの道を開く理由は明確だ。供給網の扉が閉じた瞬間、あらかじめ作っておいた循環の輪だけが残るからだ。

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気候部、再生可能エネルギー直接取引仲介プラットフォーム始動

再生可能エネルギーで作った電気を買いたくても、どこで売っているのか分かりにくかった。売る側も買い手を見つけられなかった。政府が両者を一堂に集める市場を開いた。 (写真=ソリューションニュース マグニフィック) 気候エネルギー環境部は27日、ソウル・瑞草区のELタワーで韓国エネルギー公団、再生可能エネルギー関連の協会・企業とともに「再生可能エネルギー直接電力取引仲介プラットフォーム出帆及び参加協約式」を開いた。企業が再エネを調達しやすくするため、需要と供給の情報を集めた窓口だ。 直接電力取引とは、発電事業者と企業が韓国電力を介さずに直接電気を売買する方式だ。英語の略称からPPAとも呼ばれる。太陽光や風力発電所を建てた事業者が、特定企業と長期契約を結び、発電した電気を引き渡す構造である。 企業が再エネ電力を求める理由 需要は海外から押し寄せた。AppleやMicrosoftのようなグローバル企業が取引先にも再エネの使用を求めたことで、韓国の輸出企業も調達に乗り出さざるを得ない状況になった。使用電力を100%再エネで満たすという約束をRE100という。 欧州連合が導入した炭素国境調整制度も圧力となった。炭素を多く排出して作った製品に実質的な関税を課す制度で、電力を何で作ったかが輸出コストに反映される。半導体やバッテリー、自動車のように電力を多く使う業種ほど負担は大きい。 問題は購入の方法だった。再エネ発電所は全国に散在し、規模もさまざまだ。電気を買いたい企業は契約できる発電所を自ら探し回るか、中間事業者を通じて見つけるしかなかった。発電事業者側も同様に、買い手を探すのに苦労していた。 互いに情報を持たない状態が続けば、取引そのものが成立しない。仲介の対価として費用が上乗せされ、契約条件を比較する基準もない。政府が、情報の非対称性が市場を制約してきたと診断した背景である。 不動産取引にたとえると分かりやすい。物件情報を集めたサイトがなかった時代には、足で探して家を見つけなければならなかった。物件が一か所に集まれば、条件を比較し相場を見極めることができる。仲介プラットフォームが狙う効果も同じだ。 初の契約3件、何が盛り込まれたのか 正式な出帆に先立ち、7月15日から40社あまりの企業・協団体が参加する試験運用を行ってきた。システムが安定して動くかを確認し、売買する物量を事前に確保する過程だった。 出帆式では、210MW規模の契約協約3件が締結された。1件目は、韓国太陽光発電事業者協会と全国太陽光発電協会、現代建設が参加する太陽光9MW事業だ。 2件目は、ユベクサン風力発電、現代建設、現代自動車グループがともに行う風力30.8MW事業だ。3件目は、SK Eternixとサムスンバイオロジクスが結んだ太陽光100MW、風力70MWなど、計170MW規模の案件である。 210MWがどの程度かを実感するのは簡単ではない。原子力発電所1基は通常1000MW級なので、その5分の1ほどに当たる。太陽光は天候によって発電量が変わるため単純比較は難しいが、家庭用電力使用量に換算すれば数万世帯分に相当する規模だ。 注目すべき点は、太陽光協会2団体が契約主体として名乗り出た最初の事例だということだ。小規模な太陽光事業者は発電量が少なく、単独では大企業と契約しにくい。協会が複数の発電所の物量を束ねて交渉に臨む方式なら、個別事業者も市場に参加できる。 協約には気候部とエネルギー公団、関連協会、発電事業者、供給事業者、RE100参加企業が加わった。直接電力取引の活性化政策と制度改善、仲介プラットフォームを活用した取引拡大、中小規模発電事業者の参加支援に協力することにした。 イ・ホヒョン気候エネルギー環境部第2次官は「仲介プラットフォームは市場参加者間の情報格差を緩和し、実際の取引につなげるための基盤だ」とし、「中小・中堅企業と小規模発電事業者も再エネを円滑に調達できるよう、包摂的な市場を作っていく」と述べた。 中小企業にも門戸は開かれるのか プラットフォームが開設されたからといって、取引が自動的に増えるわけではない。残された課題は多い。 価格が最初の関門だ。直接電力取引で買う電気は、韓国電力から買うより高い場合が多い。長期契約で価格変動リスクを避けられる利点はあるが、当面の電気料金負担が重くなるのを受け入れなければならない。余力のある大企業が先に動き、中小企業が後れを取ってきた理由でもある。 契約期間も負担だ。発電所は20年近く先を見据えて建てられるため、契約も長期になりやすい。事業見通しを5年先すら断言しにくい中小企業にとって、20年契約の電力購入を約束するのは容易ではない。複数企業で物量を分け合って共同契約する方式が代案として挙がる。 小規模発電事業者の事情も似ている。数百kW規模の屋根置き太陽光は、大企業が求める量にははるかに届かない。協会や仲介事業者が複数の発電所を束ねて一つの商品にしてくれる通路が必要だ。今回の初契約で協会が前面に出た方式は、その手本になり得る。 ...

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アップル、M5 Ultra搭載「Mac Studio」発表…デスク上でAIモデルを稼働【テックナウ】

Appleは25日、M5 MaxとM5 Ultraチップを搭載した新型Mac Studioを発表した。予約注文は米国などで25日に始まり、販売は9月22日から。韓国は第1次発売国に含まれ、予約注文は27日午前10時に開始される。 性能は2段階に分かれる。M5 Maxモデルは18コアCPUと最大40コアGPU、最大128GBの統合メモリを備える。Appleは前世代比でAI性能が最大3.9倍、GPU性能が最大50%向上したと明らかにした。最上位のM5 Ultraモデルは最大36コアCPUと80コアGPU、最大512GBの統合メモリを提供する。M3 Ultraと比べてAI演算は最大4.3倍、グラフィックスは最大1.8倍高速化した。 ◆ 512GBメモリ 今回の製品の勝負どころはメモリだ。Appleのチップは、CPUとGPUがひとつのメモリを共有する統合メモリ構造を採用している。 M5 Ultraモデルを選べば、最大512GBのメモリを選択できる。数千億個のパラメータを持つ大規模言語モデル(LLM)も丸ごとメモリに載せ、端末内で直接動かせる。 Chatbotサービスのようにクラウドサーバーを経由しないため、会社の機密や個人データが外に漏れる懸念を減らせるうえ、毎月の利用料も不要だ。秒間1.2TBに達するメモリ帯域幅が、大規模モデルの動作速度を支える。 映像編集性能も引き上げた。M5 Ultraモデルは、8K高画質映像(ProRes 422・30fps)ストリームを最大33本まで同時再生できる。ストレージには最新のPCIe第6世代SSDを採用し、速度を最大2倍に高めたほか、モニターは最大8台まで接続できる。OSはmacOS 27を搭載し、Siri AIとApple Intelligenceをサポートする。 AppleがM5 MaxとM5 Ultraチップを搭載した新型Mac Studioを25日に公開した。 ◆ ...

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