5日で6000億ウォン完売…国民成長ファンド第2弾、9月に登場

配布開始から5日で完売した国民成長ファンドが、第2弾の販売準備に入った。予想を上回る需要に政府が追加供給で応える形となり、早ければ来年9月に第2弾ファンドが登場する見通しだ。 金融委員会は、1次販売に参加した銀行・証券会社から追加供給案について意見を集めている。1次販売の終了後となる11日以降に第2弾の販売計画を示す見込みだ。物量と供給方式が決まれば公募を経て、9月ごろに第2弾ファンドが発売されるとみられる。 1次の人気ぶりは記録的だった。6,000億ウォン規模で登場した国民成長ファンドは、発売初日に物量の87%が消化され、5営業日目となる先月29日に完売した。李億ウォン金融委員長は先月30日、YouTube放送に出演し、第2弾の発売を公式化した。 ◆ 完売を呼んだのは「税金と安全弁」 国民成長ファンドは、加入者に最大40%の所得控除の恩恵を与える。投資で損失が出ても、政府財政がその一部を先に負担する安全弁も設けられている。税制優遇と損失の緩和が組み合わさり、投資家にとってはめったにない条件となった。 ファンドの骨格はこうだ。国民が拠出した6,000億ウォンに政府財政1,200億ウォンを加えて親ファンドを作り、これを10の子ファンドに分けて投資する方式である。集められた資金は先端戦略産業の有望企業へ流れる。国民が未来産業に投資し、その成果を分かち合うという趣旨だ。 株式市場の環境も需要を後押しした。株価指数が急上昇して投資熱が高まる中、政府が税制と財政で支える商品が登場し、資金が急速に集まった。 ◆ 「庶民のファンド」という課題 好調な販売の裏には、公平性をめぐる議論がある。政府は、勤労所得5,000万ウォン以下、または総合所得3,800万ウォン以下の庶民向けに、全体物量の20%を割り当てた。実際の加入者のうち庶民の割合は38.6%で、目標を大きく上回った。 需要は確認されたが、課題も浮かび上がった。税制優遇と財政支援が、結局は余裕資金のある資産家に偏るのではないかという懸念だ。第2弾で庶民向けの割当比率を増やす案が検討されている背景でもある。誰のためのファンドなのかという問いに答える必要があるわけだ。 販売方式の見直しも予想される。1次では銀行窓口の物量は2日で完売した一方、店舗数の少ない証券会社では店頭物量が5日間残った。証券会社のオンライン販売を拡大し、銀行の窓口物量を増やす調整が取り沙汰されている。加入の利便性を高めるため、個人総合資産管理口座(ISA)加入時に提出していた所得確認証明書を、電子的確認に置き換える案も検討されている。 ◆ 速度と財源という変数 第2弾の焦点は、スピードと資金だ。投資を担う子ファンド運用会社を新たに選ぶだけで2、3か月かかる。時間短縮のため、親ファンドはそのままにして子ファンドだけ再選定する案が浮上している。 財源の確保も乗り越えるべき課題だ。1次に投入された政府財政は1,200億ウォンだった。第2弾の物量に必要な財政をどう用意するかで、規模が左右される。追加の所得控除と財政余力を併せて検討し、最終規模が決まる見通しだ。 国民成長ファンドの第2の試験台は、物量を増やすことだけではない。好評の熱気を庶民と未来産業にどうつなげるか、その設計が第2弾の成否を左右する。

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テスラ モデルY 韓国内販売1位…現代自動車・起亜の牙城崩れる

輸入車が現代自動車・起亜の“本拠地”を突き破った。テスラの電気自動車「モデルY」が先月、韓国内で最も多く売れた乗用車となり、国産車が守ってきた販売1位の座が初めて移った。 韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、モデルYは先月8762台が販売された。国産車1位で全体2位の起亜ソレント(7836台)を900台以上上回った。輸入車の単一モデルが国産車を抜いて月間販売1位になるのも、電気自動車が1位を占めるのも初めてだ。 イーロン・マスクのテスラ最高経営責任者(CEO)は現地時間8日、すぐに反応した。ソーシャルメディアXに太極旗の絵文字を添えて「韓国は最高」と記した。現代自動車・起亜の本場で歴史的な瞬間が生まれたという投稿も共有した。今年韓国で売れた輸入車の3台に1台はテスラだという自評も込められていた。 ◆「価格」が生んだ1位 記録の背景には価格がある。モデルYは中国生産分を持ち込み、価格を抑えた。開始価格は4999万ウォンで、そこに補助金が加われば負担はさらに軽くなる。 競争構図そのものが変わった。国産車の代表格であるソレント・ハイブリッドが3896万ウォンから始まる点を踏まえると、電気自動車と内燃機関車の価格差は大きく縮まった。 同じような値段なら、新技術を備えた電気自動車を選ぶ消費者が増えるということだ。テスラが攻撃的な価格戦略で市場に深く切り込んだ結果だという分析が出ている。 1モデルだけの成果でもない。テスラは先月、韓国内で1万866台を販売し、BMWとメルセデス・ベンツを抜いて輸入車ブランド1位に立った。両ドイツブランドの販売を合わせた数より多い規模だ。新規登録された輸入乗用車の3台に1台以上がテスラだった。 ◆揺らぐ本拠地、中国という変数 現代自動車・起亜にとって、本拠地市場の亀裂は痛い。内需で圧倒的優位を享受してきた両社が、今や自国市場で輸入電気自動車の追撃を受けることになった。 注目すべき点は「中国」だ。モデルYの価格競争力は中国生産から生まれた。さらに中国の電気自動車メーカーBYDも国内で3カ月連続で1000台超を売り、存在感を広げている。コストパフォーマンスを前面に出す電気自動車が、韓国消費者の抵抗感を急速に崩している流れだ。 電気自動車への転換期において、価格が勝負を左右するというシグナルでもある。補助金と生産地戦略によって順位が揺れ動く市場で、ブランド忠誠心だけでは地位を守るのは難しくなった。 ◆補助金が剥がれた後が本当の試験台 いまの優位が固定されたわけではない。モデルYの強さは、攻撃的な価格設定と補助金に支えられた面が大きい。補助金が減るか価格政策が変われば、販売曲線も変わり得る。 1カ月の記録がトレンドになるのか、それとも一時的なブームに終わるのかは、価格が正常化した後に見えてくる。明らかなのは、国産車が本拠地で享受してきた無風地帯が消えたという事実だ。現代自動車・起亜が価格と電動化のスピードでどう応戦するかが、次の順位表を左右する。

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[解説]ジェンスン・ファンが目を付けたセマングムAIバレー、なぜ首都圏ではないのか

エヌビディアは現代自動車とともにセマングムのデータセンター協力を検討しており、「韓国のAIバレー」を宣言した。 首都圏の電力網逼迫と再生可能エネルギー条件が立地を押し出し、成否は送電網にかかっている。 エヌビディア、現代自動車とセマングムデータセンター協力を検討(写真=ソリューションニュース) 人工知能(AI)半導体世界1位企業のエヌビディアが、韓国に「AIファクトリー」を建設する案を検討している。ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は8日、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ会長と会い、全北・セマングムのデータセンター建設に参加する意向を示した。ファンCEOはこの場で、セマングムを米シリコンバレーになぞらえ「韓国のAIバレー」と呼んだ。 会談はソウル・良才洞の現代自動車グループ社屋で行われた。鄭会長がセマングム事業への参加を提案し、ファンCEOが応じる形だった。 現代自動車グループはすでに2月、政府・全北特別自治道と協約を結び、セマングムの約34万坪の敷地に9兆ウォンを投資して、ロボット・AI・水素・太陽光施設を建設することにした。エヌビディアが加われば、この敷地は自動運転とロボット研究を支える核心インフラとなる。 注目の焦点は一つに集まる。エヌビディアは、企業と人材が密集するソウル首都圏ではなく、なぜセマングムを選んだのか。答えは「AIファクトリー」という概念と、韓国の電力網の現実にある。 AIファクトリー、データセンターを超えた「AI生産基地」 エヌビディア、現代自動車とセマングムデータセンター協力を検討(写真=エヌビディアコリア) ファンCEOが語ったAIファクトリーは、一般に思い浮かぶデータセンターとは性格が異なる。従来のデータセンターは、情報を保存しやり取りする倉庫に近い。AIファクトリーはそこから一歩進み、AIそのものを生み出す工場に当たる。 たとえば、自動車が工場で部品を組み立てて完成車として出てくるように、AIファクトリーは産業現場の膨大なデータを取り込み、自動運転・ロボット・通信に使うAIモデルへ加工して送り出す。ファンCEOが「自動車が工場で生産されるように、AIもAIファクトリーで生産されるべきだ」と述べた背景だ。 彼が強調した別の表現も同じ文脈にある。「人間はクラウドデータセンターを必要とし、ロボットはAIファクトリーを必要とする。」ロボットが自律的に判断するには、その頭脳に当たるAIを継続的に学習させる工場が必要だという意味だ。 この工場は莫大な電力を消費する。数万個のAI半導体が24時間稼働し、熱を発する。電力を安定的に、しかもできるだけ安く確保できるかが立地を分ける核心変数になる。ちょうどこの点で首都圏が壁となる。 首都圏の電力網逼迫がセマングムを引き寄せた 国内のデータセンターの60%以上が首都圏に集中している。企業・人材・通信網がいずれも近いからだ。 問題は電気だ。データセンターが韓国電力に申請した契約電力は、2020年以前の60メガワット(MW)水準から2023年には3,091MWへと、3年で50倍以上に増えた。首都圏の送配電網はすでに限界に達している。 韓国電力は、首都圏で新たな大型施設を短期間で受け入れるのは難しいと案内している。政府は2024年6月、分散エネルギー活性化特別法を施行し、10MW以上を使うデータセンターに対して電力系統への影響を事前評価させるようにした。首都圏での新設に事実上の制限をかけた措置だ。 首都圏集中は安全問題でもある。2022年の板橋データセンター火災でカカオのサービスが停止した事態が代表例だ。一か所に集中したインフラは災害に脆弱だ。政府がデータセンターの地方分散を促す背景には、電力不足とリスク分散という二つの軸がある。 エヌビディア、現代自動車とセマングムデータセンター協力を検討(写真=エヌビディアコリア) セマングムはこの空白を正確に埋める。土地が広く安い。総面積409平方キロメートルに及ぶ干拓地には、大規模施設を展開する平地が十分にある。 電力も支える。セマングムには2030年までに7GW級の再生可能エネルギー団地が整備される。太陽光と風力でつくった電気を現地で直接使う、いわゆる「地産地消」構造が可能だ。 企業が使う電力を100%再生可能エネルギーで満たすRE100の達成にも有利だ。グローバル企業は炭素規制のため、再エネ調達をますます厳しく見ている。湖南圏は発電量が需要を大きく上回り、電気が余る地域でもある。余剰電力を大規模需要地であるデータセンターが吸収すれば、系統負担も軽減される。 「AIバレー」構想の成否を左右する条件 ファンCEOがセマングムを「AIバレー」と呼んだのは象徴的だ。シリコンバレーが半導体とソフトウェア企業の集積によって生態系を築いた場所だとすれば、セマングムはAI半導体・データセンター・ロボット・自動運転が一堂に集まる拠点を狙う。長く停滞していた干拓地が、未来産業の試金石へと方向を変えたわけだ。 今回の会談は単発の協力ではない。同日、エヌビディアはSK、LG、現代自動車、ネイバー、斗山など国内5社とAIファクトリー協力計画を相次いで発表した。 ...

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AIが500m単位で描いた人口消滅地図、韓国は安全なのか

日本九州大学の研究チームが、人工知能で日本全土を1辺500メートルの格子155万余りに分け、2100年までの人口を予測した。的中率は99%を超えた。 2100年になると、日本の格子の半数以上で人が住まなくなる。人口が増える地域は事実上東京だけで、他の大都市も都心部だけがかろうじて残る。 世帯当たりの人数は2020年の2.26人から2100年には1.39人へ減少し、外国人比率は6%を超える。ひとり暮らし社会、移民社会への移行である。 韓国の2025年の合計特殊出生率は0.80人で、日本(1.15人)より大幅に低い。同じ地図を韓国に描けば、消滅の時計はさらに速く進む。 人工知能が100年後の人口地図を描いた。日本全土を縦横500メートルの小さな区画155万余りに細かく分け、その各区画に2100年まで何人が住むことになるのかを計算したのだ。日本の九州大学研究チームが今年3月、国際学術誌に発表した結果である。 方法は新鮮だが、原理は難しくない。研究チームは、日本政府が1995年から5年ごとに蓄積してきた格子別人口データに、「ディープラーニング」という人工知能技術を組み合わせた。 ディープラーニングは、人間が規則を一つひとつ入力しなくても、膨大なデータを自ら学習して隠れた流れを見つけ出す方式だ。ここに夜間の衛星画像による灯りのデータも加えた。灯りが明るいほど、人と経済活動が集まる場所だという点を手がかりにした。 予測の作動原理図(出典= Workflows of long-term grid-level prediction) 未来を占うモデルが信頼できるかどうかは、過去をたどる方法で検証した。すでに答えが出ている昔の人口データをモデルに当てさせたところ、的中率は99%を超えた。結果は日本政府の公式人口推計とも大枠で一致した。AIが示した未来地図が、荒唐無稽な空想ではないという意味だ。 これまでの人口予測は、国全体や行政区画単位の大きな数字を先に決めてから、それを細かく分ける方式だった。地域ごとに異なる事情は見落とされがちだった。 今回の研究は逆に、小さな区画一つひとつの変化を先に計算し、それを集めて全国像を描いた。町内単位の微細な違いまで捉えるという点で、性格が異なる。 ◆ AIが描いた日本の2100年 地図が示した未来は、鮮明で過酷だ。日本の人口は2055年ごろに1億人を下回り、2070年には9000万人台へ減少し、世紀末に至ってようやく緩やかに下げ止まり、小幅に反発する。80年にわたって、一つの世代が丸ごと消える規模だ。 さらに衝撃的なのは、「どこに」人が残るのかという点だ。モデルは2100年までに、日本全体の格子の半数以上が、まったく人の住まない空白地へ変わると見込んだ。 人口が増える地域は、事実上東京一極のみである。大阪・名古屋・札幌などの大都市でさえ、郊外から先に空き、都心だけがかろうじて持ちこたえる。地方の若者が仕事を求めて大都市へ移り、その大都市の人々までもが、結局は東京へ吸い寄せられていく流れだ。 日本全土の人口分布地図(出典=Spatial distribution of TOTAL ...

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[解説] データセンターの次は通信網、ジェンスン・フアンが目をつけた「AI RAN」とは何か

国内株式市場で、あまりなじみのない無線通信機器業種が連日強さを見せている。半年もたたないうちに株価が2倍になった銘柄が相次いでいる。ところが、これらの企業が何を作っているのか、なぜ注目されているのかはあまり知られていない。 建物の屋上に設置された移動通信基地局。無線通信機器企業は通信網構築に必要なアンテナやフィルター、光通信部品などを供給する。 ◆ 無線通信機器株、通信網の骨格をつくる企業 無線通信機器とは、携帯電話の電波が行き来する道を敷く装置だ。通話や動画視聴の際、信号は各地に立てられた基地局を通る。基地局は携帯電話と通信網をつなぐ中継拠点だ。 基地局を構成する部品や装置を作る企業が、無線通信機器株として分類される。信号を送受信するアンテナ、雑音を取り除くフィルター、信号をより遠くまで送るため出力を高める電力部品が代表例だ。建物内通信をつなぐ中継装置、光で信号を運ぶ光部品もこの領域に含まれる。 これらの売上は、通信会社がネットワークにどれだけ資金を投じるかに左右される。通信会社が新しい基地局を設置すれば装置の発注が増え、投資を止めれば仕事は枯れる。業種株が通信投資サイクルに応じて揺れ動く構造的な理由だ。 ◆ AI RAN、基地局に知能を入れる技術 エヌビディアCEOジェンスン・フアン 最近、この業種を押し上げた鍵の言葉がAI RANだ。無線アクセスネットワーク(RAN)とは、基地局とアンテナで構成される通信網の最も外側の領域を指す。ここに人工知能を加えたものがAI RANだ。 従来の基地局は、あらかじめ決められたルール通りにしか信号を処理できなかった。AI RANはネットワークの状況を自ら読み取り、トラフィックを調整する。人が集中する時間帯に資源を自動で配分し、電力の無駄も減らす。つまり、通信網が一段と賢くなるわけだ。 エヌビディアがこの技術を次世代の成長軸と位置づけたことで、流れが大きくなった。人工知能の演算に使われるエヌビディアのグラフィックス処理装置(GPU)を基地局にも入れるという構想だ。 データセンターで稼いだ収益を通信網へ広げようとする戦略である。エヌビディアが市場を開けば、通信会社は新しい装置へ投資せざるを得ず、その恩恵が部品・装置企業へ流れるという期待が形成された。 ◆ 3つの追い風が重なった 期待が株価に変わった背景には時期があった。性格の異なる好材料が同じタイミングで重なったのだ。 米連邦通信委員会(FCC)は2日(現地時間)、周波数競売を再開した。競売権限を取り戻してから初めてのことだ。最大800MHz規模の周波数が追加で放出される可能性がある。新たに周波数を確保した通信会社は、それに見合う装置を設置しなければならない。大規模設備投資の予告編といえる。 米国がファーウェイをはじめとする中国製通信機器を締め出す流れも、国内企業にはチャンスだ。中国製装置が抜けた空白を埋める供給先として韓国企業が挙がっている。ここにエヌビディア発のAI RANへの期待まで重なり、市場は新たな通信投資サイクルの出発点と受け止めた。 株価の反応は速かった。業種の代表銘柄は短期間で年初来70~140%急騰した。中には1日で20%超上昇したものもある。業種全体が沸き立った背景だ。 ...

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「大王クジラ・プロジェクト」再始動…東海ガス田、BP選定

一度は探査不振で止まっていた東海深海ガス田開発事業が、英国のエネルギー企業BPをパートナーに迎え、再び推進される。 7日、産業通商資源部によると、韓国石油公社は産業部と協議のうえ、先月BPを東海深海ガス田共同開発の優先交渉対象者に選定し、その結果を通知した。双方は投資規模や費用分担などの詳細条件をめぐって協議を進めている。 BPは英国に本社を置く世界的な石油・ガス企業だ。旧社名はブリティッシュ・ペトロリアムで、エクソンモービルやシェルと並ぶ世界市場を主導するいわゆる「オイルメジャー」に数えられる。深海で資源を探し出して採掘する深海探査の経験が豊富な点が強みと評価されている。 対象事業は、浦項の東側海上にある東海8鉱区と6-1鉱区一帯だ。石油と天然ガスを探査・開発する国家プロジェクトで、「大王クジラ・プロジェクト」と呼ばれてきた。 ◆ 最初の掘削は不発 事業は出発点から順調ではなかった。石油公社は2024年12月から昨年2月まで最初の探査掘削を実施した。約1000億ウォンが投入された。石油が集まり閉じ込められる地層構造は良好と確認されたが、経済性のあるガス田として開発できる規模の埋蔵量は確認されなかった。 政治的な対立も激しかった。共に民主党は「国民向け詐欺劇」とし、原点再検討を求め、予算処理の過程で関連事業費497億ウォンを全額削減した。これにより、国政課題として推進されていた事業は石油公社の単独事業へと格下げされた。 政権交代も重なった。12・3非常戒厳事態で政権が交代し、推進の原動力はさらに弱まった。巨額の費用を投じた事業はしばらく漂流した。 ◆ 中東発の危機で息を吹き返した事業 流れを変えたのは外部からの変数だった。今年2月末に始まった米国とイランの武力衝突だ。 戦争が長引き、ホルムズ海峡封鎖への懸念まで浮上すると、地政学的リスクが高まった。エネルギー安全保障が国家的課題として浮上し、政府は東海ガス田の戦略的価値を改めて評価した。頓挫しかけていた事業が再び動き出した背景だ。 事業構造も変わった。石油公社は自己資金の投入を最小限に抑え、深海開発の経験が豊富な海外企業の力を借りる方向へ舵を切った。 最大49%まで出資を受けることを目標に国際入札を実施し、入札にはBPやエクソンモービルなどのグローバル石油・ガス企業が参加した。石油公社は昨年10月、BPを優先交渉対象者に選定した。 BPの参加が最終的に確定すれば、追加探査と開発に弾みがつく見通しだ。事業の行方は、投資規模と費用分担を決める詳細協議の結果にかかっている。

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[テック知識NOW] Apple WWDC開幕…「インテルMac」時代が事実上終了

8日(現地時間)にWWDCでmacOS 27が公開される。インテルチップを使うMacではこのバージョン以降、動作しなくなる。 インテルMacをサポートする最後のオペレーティングシステムは、昨年9月に登場した「macOS Tahoe(26)」だ。アップルは2020年から独自チップ「Apple Silicon」への移行を進めてきた。 インテル時代のアプリを翻訳して実行する「Rosetta 2」も、macOS 27までしか広くサポートされず、来年秋のmacOS 28からは機能が大幅に縮小される。 現在のOSは、インテル専用アプリを開くたびに警告を表示しており、集計されたインテル専用アプリは1万8800件を超える。 Apple Silicon搭載Macの利用者も、使っているアプリがインテル専用ではないか確認する必要がある。インテルMacの利用者は、セキュリティアップデート期間(約3年)のうちに備えておくのが望ましい。 インテルMacBook Pro(写真=ソリューションニュース ク・スミン記者) アップルは8日(現地時間)、世界開発者会議(WWDC)を開き、新しいオペレーティングシステム「macOS 27」を公開する。人工知能(AI)機能が大幅に追加されるが、利用者が同時に注目すべき変化は別にある。macOS 27から、インテルチップを使うMacへのサポートが終了する点だ。 ◆「macOS Tahoe」がインテルMacをサポートする最後のバージョン オペレーティングシステムとは、コンピューターを動かすための基本ソフトウェアだ。PCのWindowsと同じ役割を持ち、Macでは「macOS」がその機能を担う。 アップルは2020年から、Macに搭載する中核チップの自社設計を始めた。それまで使っていたインテルチップの代わりに、自社チップ「Apple Silicon」を搭載した。2023年に最後のインテルMacである「Mac Pro」を最後に、新たに発売されたMacにはすべてApple Siliconが入っている。 ...

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「定年65歳」先頭に立つ40・50代…「若者の雇用?さあね」

AI画像生成GPT 定年を65歳に延ばそうという声が世代を越えて広がっている。若者の雇用を脅かす恐れがあるとの懸念にもかかわらず、国民10人中9人が延長に賛成した。 これは韓国労働組合総連盟(韓国労総)が世論調査機関マクロミルエンブレインに依頼して、きのう発表した認識調査の結果だ。全国の満20~69歳1000人を対象に、先月27~28日に実施された。現行の満60歳である法定定年を段階的に満65歳まで引き上げることに88.3%が賛成した。調査はオンラインパネル方式で行われ、標本誤差は95%信頼水準で±3.1ポイントだ。 年齢層別の温度差も明らかになった。定年に近い40代(90.6%)と50代(89.3%)の賛成率は90%に迫った。 年金の空白が後押しした賛成 高い賛成率の背景には、所得の空白に対する不安がある。賛成理由の1位は「国民年金受給までの空白による経済的不安」で、69.0%が挙げた。 現行の定年は満60歳だが、国民年金は最大で満65歳から受け取れる。その間の5年間の所得空白が、定年延長を求める核心的な原動力として作用してきた。寿命の延びにより意味のある人生を送れるという回答(50.7%)、人口減少による熟練人材不足(39.8%)が続いた。 方法をめぐっては意見が分かれた。全体では段階的延長(46.3%)の支持が最も高く、選択的継続雇用(37.1%)、定年廃止(9.6%)が続いた。40代は義務的な法改正(61.1%)を、20代は選択的雇用(44.0%)を1位に挙げ、はっきりと対照を示した。 施行時期としては2027年1月(35.6%)が最も多かった。賃金体系の見直しについては、労働時間短縮と職務調整による賃金調整を受け入れるという回答が48.9%で半数近くに達した。 若者という変数 賛成一色ではなかった。定年延長が若者の雇用を侵食する可能性があるとの懸念も出た。 世代によって見方は分かれた。40~60代は、中高年と若者の職務が異なるため侵食の懸念は大きくないという回答(42.7%)が多かった。一方、20~30代では、侵食の懸念が大きいだけに若年雇用対策が先行すべきだという答え(36.0%)が目立った。 定年延長の恩恵を受ける世代と、仕事をめぐって競争する世代で、計算が異なるというわけだ。制度設計が世代間の利害をどう調整するかが焦点として浮上している。 年金の空白を埋めたいという要求と、若者の雇用を守りたいという要求が同じテーブルに上った。定年延長をめぐる議論の重心は、「誰の仕事を、どのように守るのか」へ移っている。

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サムスン最大労組を半減させた「成果給の逆説」

賃金交渉の妥結から2週間で1万8000人が離脱し、過半数の地位を失った メモリー部門は6億ウォン、完成品部門は600万ウォン…報酬格差が生んだ亀裂 ▶ サムスングループ超企業労組サムスン電子支部は4日基準で組合員5万8270人と集計され、過半数ライン(6万4440人)が崩れた ▶ 先月20日の賃金暫定合意の妥結直後から約2週間で、約1万8000人が離脱 ▶ 離脱の核心的な原因は成果給の差等で、メモリー担当は最大6億ウォン、完成品部門は600万ウォン台 ▶ 過半数喪失により労働者委員の指名権が消滅し、次期交渉での独占的主導権も揺らぐ ▶ 離れた組合員は第2・第3の労組(全三労、同行)へ大挙移動し、労働界の地形が再編されている 写真=ソリューションニュース サムスン電子の労使構図の重心が揺らいでいる。賃金交渉を主導した最大労組が合意から2週間で過半数の地位を失い、労働者代表性をめぐる権力構図が再び組み替えられている。 サムスングループ超企業労働組合サムスン電子支部の組合員は4日午後3時時点で5万8270人と集計された。全役職員12万8881人の半数である6万4440人に6000人ほど届かない。かつて7万6000人を超えていた組織は、1カ月余りで半分以下の規模へと縮小した。 ◆ 成果給が分けた亀裂 離脱の要因は明確だ。成果給の配分方式である。先月20日に妥結した暫定合意案が部門別の報酬規模を大きく分け、その格差が組織の結束を崩した。 合意案基準で今年の営業利益を300兆ウォンと仮定すると、DS(デバイスソリューション・半導体)部門メモリー事業部の社員は特別経営成果給約5億5000万ウォンと超過利益成果給(OPI)5000万ウォンを合わせ、約6億ウォンを受け取る。DX(デバイスエクスペリエンス・完成品)部門社員の取り分は自社株600万ウォン相当にとどまる。 同じ半導体の中でも格差は小さくない。赤字が予想されるシステムLSI・ファウンドリなどの非メモリー事業部は、DS部門共通財源の40%のみ分配されるため、成果給上限は1億6000万ウォンにとどまる。報酬の単位そのものが職種別に異なる構造だ。 異質な職種を一つの組織に束ねていた結合が、合意の瞬間に限界を露呈した。利害が正面から衝突する職種を同一の交渉テーブルに載せた結果である。 賛否投票がそれを裏付ける。先月27日に締め切られた投票で賛成は80.6%(4万4606人)だった。反対票19.4%(1万727人)がそのまま脱退につながったという分析が支配的だ。 ◆ 消える代表権 勢力縮小は法的地位の弱体化に直結する。過半数労組の委員長は労働者委員を直接指名し、労使協議会を主導してきた。その権限が消滅する。 ...

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電子タバコ、フルーツ・ミックス香料が「最悪」…がん・心臓・肺の遺伝子数千個が攪乱

(グラフィック=ソリューションニュース) 電子タバコの安全性をめぐる議論が、遺伝子レベルへと移っている。香料や機器の方式によって人体の細胞反応が変わるという研究結果が出たためだ。 米サザンカリフォルニア大学(USC)ケック医学院の研究チームは、国際学術誌『フロンティアーズ・イン・オンコロジー』に電子タバコ使用者の遺伝子活動の変化を分析した結果を掲載した。対象は電子タバコ利用者、一般紙巻きタバコ喫煙者、非喫煙者など83人だった。 電子タバコ群では、がんや心臓・肺疾患に関与する数千の遺伝子が過剰に活性化したり、逆に機能が低下したりする傾向が確認された。英デイリーメールが現地時間2日にこの研究を伝えた。 ◆頻度より香料が変数 研究の焦点は、何が変化を引き起こすのかにあった。答えは使用頻度ではなかった。どの香料を、どの機器で吸入するかのほうがより決定的だった。 香料ごとの差は明確だった。フルーツ系の香りは全体の遺伝子変化の約31%と関連し、2種類以上を混ぜたミックスフレーバーではその割合が64.3%にまで上昇した。デザート系の甘い香りは2.9%、ミント・メンソールは0.9%にとどまった。 機器も変数として作用した。高出力の充電式電子タバコ、いわゆる「モッド(Mod)」利用者から、比較的大きな変化が観察された。 研究を主導したアフマド・ベサラティニア教授は、生体変化がベイプ行為そのものによるものなのか、それとも製品の特性によるものなのかを明らかにすることが核心だったと説明した。香料成分と機器構造がかなり影響を与えるというのが今回の結果の要旨だ。 ◆安全なタバコはない 分析は、参加者の口腔上皮細胞を採取した後、遺伝子活動を一括で読み取るRNAシーケンシング技術で行われた。 電子タバコ使用者の遺伝子反応は、一般紙巻きタバコ喫煙者よりも幅広かった。健康への影響を予測しにくいという意味でもある。 影響はがんにとどまらなかった。追加検討では、内分泌系や消化器系、神経系の疾患に結びつく生物学的経路まで変動が確認された。その中でも、がん関連経路との相関が最も強かった。 研究チームは慎重な姿勢を示した。今回の結果だけで、電子タバコががんや慢性疾患を直接引き起こすと断定することはできないという。標本数が限られていたうえ、長期追跡研究ではないため、追加検証が必要だとしている。 それでも、安全だという評価は早計だ。専門家らは、電子タバコは一般紙巻きタバコより危険性が低い可能性はあるものの、無害な製品ではないと指摘する。リキッドを加熱する過程でホルムアルデヒドなどの有害の可能性がある物質が生じ、細胞損傷や炎症を招く恐れがあるという。 研究チームは、リキッドの中のどの成分が遺伝子変化を引き起こすのかについて後続調査を進めている。電子タバコの安全性評価を、成分と機器の単位でより精緻化する必要があるという課題を、この研究は残した。

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ブロードコム12%急落も半導体全体を揺るがしたわけではなかった

人工知能の売上が急増したにもかかわらず、次四半期の見通しが期待を下回り、株価が急落した。 エヌビディアやTSMCは上昇した一方で、資金はヘルスケアや金融へ移動した。 [要点] ▶ ブロードコムは市場予想を上回る四半期決算を発表したが、AI半導体の次四半期売上見通しが投資家の期待に届かず、株価は12.56%急落した。 ▶ マイクロン、ウェスタンデジタル、ARMはそろって下落したが、エヌビディア、マーベル、TSMC、ASMLは上昇し、半導体全体の弱さではなく銘柄ごとの選別が進んだ。 ▶ 流出した資金はヘルスケア(+3.16%)や金融、通信へ移動し、S&P500とダウ平均はむしろ上昇して終えた。 ▶ 原油価格が3%以上下落し、市場金利も連れて低下した一方、安全資産である金価格は1%近く上昇した。 ▶ 今回の急落の本質は業績不振ではなく、過度に高まった期待だ。成長が速くても、市場期待を下回れば株価は揺れる。 人工知能の売上が急増したにもかかわらず、次四半期の見通しが期待を下回り、株価が急落した(写真=ソリューションニュース フリーピック) 昨夜のニューヨーク市場で、半導体の主力株ブロードコムが12.56%急落した。四半期決算は市場予想を上回ったが、人工知能(AI)半導体の今後の売上見通しが投資家の期待に届かなかったためだ。好決算がそのまま株価上昇につながらない流れが、より鮮明になっている。 ◆ 好決算でも12%急落したブロードコム ブロードコムは前日、取引終了後に四半期決算を公表した。売上高と利益の両方が市場予想を上回った。それにもかかわらず、株価は通常取引で12.56%下落した。AI半導体部門の将来売上に対する期待値を満たせなかったことが、売りを促したとみられる。 急落の衝撃はメモリ企業にも波及した。マイクロン・テクノロジーは7.63%下落し、サンディスクとウェスタンデジタルはそれぞれ3.89%、3.13%下落した。半導体設計企業ARMも4.47%安となった。 ただし、下落が業界全体に広がったわけではない。 ◆ 銘柄ごとに分かれた半導体株 同日、エヌビディアは1.97%上昇した。マーベルは4.89%高となり、ファウンドリー大手TSMCは1.85%上昇した。半導体製造装置大手ASMLも2%近く上げた。ブロードコムと競合する、あるいはAI半導体の供給網を支える銘柄はむしろ堅調だった。 銘柄別の明暗は市場の判断を示している。今回の下落は半導体産業そのものの減速というより、ブロードコム1銘柄に過度に集まっていた期待が修正された結果に近い。投資家は産業の成長性と個別企業の株価水準を分けて評価し始めている。 ...

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TVINGの会員個人情報がハッキング流出…「パスワードを今すぐ変更すべき」

CJ ENMのオンライン動画サービス(OTT)ティービングで、会員の個人情報が外部に流出するハッキング被害が発生した。 氏名・生年月日・CI・返金口座まで漏えいし、一部のみ暗号化されていた。 KISAと個人情報委員会が合同調査に着手し、「同じパスワードの変更」を呼びかけている。 同じID・パスワードを別のサイトでも使っている利用者は、直ちにパスワードを変更するのが安全だ。 会員数が数百万人にのぼる国内代表の映像プラットフォームで、個人情報が丸ごと流出した。視聴履歴を超え、本人を識別する核心情報まで漏えいし、利用者の二次被害への懸念が高まっている。 ティービング(TVING)は3日、ホームページでの告知を通じて、会員個人情報が外部に流出した兆候を確認したと明らかにした。会社は「6月2日、利用者の個人情報を保存するデータベース(DB)への非認可アクセスがあった」とし、「身元不明のハッカーが個人情報が保存されたDBに接続し、個人情報ファイルを外部へ転送したことを確認した」と説明した。 ◆ 何が漏えいしたのか 流出した情報は、IDと氏名、生年月日、性別はもちろん、本人確認に使われるCI・DIまで含まれていた。CIは住民登録番号の代わりに複数のサイトで同一人物であることを識別する固有番号で、DIは特定サイト内で重複登録を防ぐ値だ。一度決まると簡単には変更できず、電話番号やメールアドレスが漏えいするよりも危険性が高い。 一部の項目は暗号化されていた。携帯電話番号は末尾4桁、メールアドレスはドメインを除いた前半部分が暗号化処理されていた。返金口座番号も暗号化された状態だった。パスワードには、元の値に戻しにくい「一方向暗号化」方式が適用されていた。ただし、暗号化が安全を完全に保証するわけではない。氏名や生年月日、性別のようにそのまま露出した項目だけでも、精巧ななりすましが可能だからだ。 これらの情報が組み合わさると、リスクはさらに増す。実名と生年月日、連絡先を組み合わせて作った偽の案内メッセージや電話は、はるかにそれらしくなる。フィッシングやスミッシングの成功率を高める材料になり得るのだ。 ◆ 再利用パスワードのほうが危険だ 今回の事故で、実際に警戒すべき点はパスワードの再利用だ。一方向暗号化が施されていても、同じIDとパスワードを別のサイトでも使っているなら話は別である。 一つの場所から漏れたアカウント情報を他サイトに無差別に投入して侵入を試みる手口は、よくあるものだ。ティービングが「同一のアカウント情報を使用するティービングおよび他サービスのパスワード変更を推奨する」と呼びかけた理由もここにある。 会社は流出を把握した直後に対応に乗り出した。攻撃者のIPからのアクセスを遮断し、クラウドアクセス制御ポリシーを変更した。DB接続の監視も強化した。追加被害の拡大を防ぐためのセキュリティ点検とともに、被害救済のためのカスタマーセンターも運営している。 通報手続きも進めた。ティービング側は「事態把握後、迅速にKISA(韓国インターネット振興院)と個人情報保護委員会に通報し、現在合同調査中だ」とし、「政府および関係機関の調査に誠実に協力し、再発防止対策の策定に最善を尽くす」と明らかにした。 会社関係者は「お客様にご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げる」とし、「確認される事実は透明に公開する」と述べた。 ◆ 利用者が今すぐすべきこと 専門家は、流出通知を受けた利用者であれば、時間を置かないことを勧めている。ティービングのパスワードを変更するのが基本で、同じパスワードを使っていた他のサイトのパスワードも併せて変更するほうが安全だ。 出所が不明なSMSやメールのリンクは開かず、自分を装った金融機関や公的機関からの連絡にも注意を払う必要がある。 プラットフォーム企業の個人情報流出は、もはや珍しい事件ではない。加入者が増え、扱う情報が多くなるほど、攻撃の標的になる頻度も高まる。 今回の事故が単発の謝罪と点検で終わるのか、それとも保管情報の最小化とアクセス権限の緻密な管理へとつながる構造改善に発展するのかが焦点だ。合同調査の結果と今後の対策が、その分岐点になる見通しである。

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