Apple、M6搭載Mac miniを発表…性能は向上も価格は過去最高に

「コスパの良いMac」の象徴だったMac miniが、性能と価格の両方を引き上げて戻ってきた。 Appleは25日、新型Mac miniを発表し、予約注文を開始した。発売は新型Mac Studioと同じ9月22日。基本モデルには新チップM6、上位モデルにはM5 Proが搭載される。手のひらサイズの従来デザインはそのまま維持された。 ◆ 初の2ナノチップ「M6」を搭載 注目を集めるのは基本モデルだ。M6はAppleが初めて2ナノメートルプロセスで製造したプロセッサーとされる。半導体は回路幅が狭いほど同じ大きさにより多くの回路を詰め込め、性能と電力効率が向上する。2ナノは現在の量産基準で最先端のプロセスだ。最新プロセスのチップが最上位製品ではなく、エントリーモデルのMac miniに先に載った形だ。 M6は12コアCPUと12コアGPUの構成。GPUにはAI計算を支援するニューラルアクセラレーターが組み込まれている。Appleによると、M5に比べてマルチスレッド性能は最大1.2倍速く、AI性能は約30%向上した。2世代前のM4と比べると、AI性能は最大4倍になる。上位のM5 Proモデルは最大18コアCPUと20コアGPU、最大64GBメモリーを備え、Thunderbolt 5ポートを3基提供する。 接続規格も世代が切り替わった。Wi‑Fi 7とBluetooth 6を搭載し、有線LANは2.5ギガビットが標準となった。映像機器同士で信号を同期させるGenlock機能もUSB-Cでサポートする。 Appleが25日、新型Mac miniを公開した。基本モデルにはApple初の2ナノプロセスチップM6、上位モデルにはM5 Proが搭載された。予約注文は始まっており、発売は9月22日。 ◆ 100ドルの値上げ 性能と同じくらい価格も話題となっている。韓国での公式価格はM6モデルが149万9000ウォン、M5 Proモデルが299万ウォンから。米国の開始価格は899ドルで、前世代より100ドル上がり、Mac mini史上最高の開始価格となった。国内販売は9月22日からApple Storeと認定リセラーを通じて行われる。 ...

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海外旅行前にカカオトークで感染症警報が届く…検疫申告書も1枚に

疾病管理庁は、検疫法施行規則の改正案について、26日から10月6日まで立法予告を行うと明らかにした。 立法予告は、法令を改める前に国民の意見を聴く手続きだ。今回の改正案は、5月の検疫法改正で委任された事項を具体化するもので、出入国者への情報提供、船舶・航空機の検疫方式の見直し、書式の統合が骨子となっている。 (写真=ソリューションニュース マグニフィック) ◆ 空港到着前にスマートフォンが先に知る 最も大きな変化は検疫のタイミングだ。これまでの検疫は、空港の入国審査場で体温を測り、書類を回収する方式が中心だった。改正案は、検疫を旅行前の段階へ前倒しする。 コレラなどの危険感染症が流行している重点検疫管理地域へ出国する人や、その地域を経由して国内に入国する人に、必要な情報を事前に送る根拠を整えた。 伝達手段は日常で使うものをそのまま活用する。疾病管理庁は通信事業者などの電気通信事業者と協力し、SMSやカカオトークのようなモバイルメッセンジャーで、国・地域別の感染症リスク情報や入国時に必要な検疫手続きが事前に案内されるよう定めた。旅行者が危険をあらかじめ把握し、予防策を講じられるようにする狙いだ。 背景には、人の移動量の急増がある。昨年の入国者は4929万人、出国者は4903万人で、年間出入国者1億人時代に入った。世界保健機関(WHO)と世界銀行が設けた国際機構GPMBは、パンデミックのリスク要因15項目のうち国際移動を「非常に高い」と評価した。人が行き来する通路は、そのまま感染症が行き来する通路でもあるという意味だ。 ◆ 書類は1枚に、検疫は標本で 入国者が体感する変化は書類だ。現在は、健康状態質問書、検疫管理地域滞在・経由申告書、個人検疫申告書の3種類に分かれている。改正案は、現場で多く使われる健康状態質問書を中心に書式を一つにまとめ、名称を「健康状態申告書」に変更する。 検疫方式も見直される。去る5月の法改正で船舶に続き航空機にも無作為標本調査が導入されたことを受け、検疫所長が標本として選定した航空機や船舶に検疫官が直接搭乗して調査する手続きを定めた。全数点検ではなく、標本を選んで集中的に点検する方式だ。 船舶検疫の基準は危険度に応じて調整される。現在は、重点検疫管理地域を出港した後、感染症の最大潜伏期間が経過していない船舶であれば、一律に検疫官が乗船する乗船検疫を受ける。 今後は、岸壁に接岸せず海上に停泊するだけの船舶は、国内への伝播リスクが低い点を考慮し、書類検疫へ切り替える。死角が生じないよう、無作為の標本乗船検疫は併せて運用する。 改正案に意見のある個人や団体は、10月6日まで国民参加立法センターのウェブサイトまたは郵便で、疾病管理庁検疫政策課に意見を提出できる。賛否とその理由、氏名と連絡先を記せばよい。詳細は国民参加立法センターと国民申聞鼓オンライン公聴会で確認できる。

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複合危機の時代、解決策は人文社会の集団知性

教育部と韓国研究財団が2026年の人文社会分野学術支援・集団研究群の新規課題94件を選定し、26日に公示した。 人文社会学術支援は、個人・共同研究、集団研究、学術基盤構築の3つの領域に分かれる。今回発表された領域は、研究所・コンソーシアム単位を支援する集団研究群だ。人文韓国3.0、人文社会研究所、グローバル人文社会融合研究、社会科学研究など4つの事業が骨格を成し、選定課題は9月1日に研究を開始する。研究責任者は研究事業統合支援システムで結果を確認できる。 支援規模は新規課題基準で総額195億ウォンだ。大学附設研究所を基礎研究の拠点として育て、優秀な研究人材を安定的に育成するために使われる。 課題数は昨年の84件から94件に増えた。 集団研究は、複数の研究者が研究所を拠点に一つのテーマをともに掘り下げる方式だ。個人研究が個々の成果を積み上げるものだとすれば、集団研究は分野の境界を取り払い、一つの分野だけでは解けない問題に挑む。 拡大の背景には人文学の危機がある。学齢人口の減少で学科が減り、研究人材が散らばる流れのなかで、大学附設研究所は研究基盤を守る最後の砦とみなされてきた。課題を研究所単位で束ねる支援方式は、人と資源を拠点に集める戦略と解釈される。 人文韓国3.0は、2007年に始まった人文韓国(HK)支援事業の3段階だ。今年は研究拠点型8件とコンソーシアム型2件が選ばれ、課題数は昨年と同水準を維持した。20年近く続く国家的人文学支援の系譜が、研究所育成という一つの方向を指し続けてきたわけだ。 今年の設計変更も目を引く。人文社会研究所支援には、教養教育と初・中等教科研究を狙った教育連携型、芸術・体育分野の研究所向けの芸術・体育特化型が新たに加わった。研究成果を講義室と生活の現場へつなげようという趣旨だ。 事業別の規模も大きくなった。人文社会研究所支援の新規課題は44件で、昨年の38件より増えた。グローバル人文社会融合研究も、学際協力の需要を反映して拡大の流れに乗った。 指定議題を下ろしていた慣行にも変化が生じた。グローバル人文社会融合研究のコンソーシアム型は今年から研究テーマを自由公募に転換し、研究所が特化分野に応じて自らテーマを定めるようにした。その結果、ライフサイクル別の社会的孤立、人工知能転換時代の公正国家を扱う課題2件が選ばれた。高麗大学KU心の健康研究所と西江大学社会科学研究所がそれぞれ主導し、国内外の大学研究所が参加機関として組み込まれる構造だ。 選定一覧の面々は政策の方向性を示している。韓国外国語大学中東研究所が率いる韓国型中東人文学の構築、延世大学教養教育研究所の人工知能時代における教養教育の再構成課題などが代表例だ。芸術・体育特化型では、超高齢社会のケア問題をデザインで解こうとする仁済大学デザイン研究所の課題が注目される。学術支援が、社会が直面する問いに応える方向へ移っているということだ。 社会科学研究支援は、議題を事前に公開する方式を採った。国内型は公共ガバナンスのデジタル化、国外型は気候危機時代の共存と相生を掲げ、研究者が計画を準備する時間を十分に確保した。 学界の反応は一様ではない。研究所単位の中長期支援が増えた点は歓迎しつつも、支援終了後に研究所が自立できるのかという疑問は残る。国家支援が終わった後、人的資源を減らしたり活動が萎縮したりした研究所の事例がこれまで続いてきたという指摘だ。 支援規模そのものが十分かという声もある。理工系に比べて人文社会学術予算の比重が小さいという指摘は、学界で繰り返し提起されてきた論点だ。課題数が増えても、個別研究所に回る取り分が薄くなれば、拠点育成という目標が曖昧になりかねないという懸念だ。 成果評価の方式をめぐる不安もある。社会問題の解決を掲げる課題ほど短期実績を求められやすいが、人文社会研究の成果は論文数だけでは測れないということだ。 一方で、問題中心の議題設定が人文社会学の存在感を高めるという見方もある。孤立や気候危機のように技術だけでは解けない問題では、人文社会的な解釈が政策の方向を定める助けになるという評価だ。 今回の選定は、学術政策の軸が保護から役割へ移っていることを示している。人文社会学を支援の対象にとどめず、社会問題解決の主体として位置づけようというシグナルだ。 国外型課題と海外研究所との協力を増やした点は、K-学術の外延を広げようとする布石と読める。人文学危機論が長く続くなかで、政策が研究所を「生かす」ことから「使う」ことへ進んだ点は、明確な変化だ。 議題の先行公開と自由公募の拡大は、研究の自律性を広げる装置として解釈される。政府が問題を決める方式から、研究者が問いを立てる方式へ重心が移る流れだ。 教育連携型の新設は、研究と教育の再結合という流れにもつながっている。研究室の成果が教養科目や教科課程へ流れ込む道が制度の中に用意されたわけだ。 崔教鎮教育部長官は「人工知能の大転換、社会的孤立、気候危機など複合的な争点について、人文社会科学基盤の融合研究が中長期的な代案と実践的解決策を提示してくれることを期待する」とし、安定した支援体系を固める考えを示した。 約束を成果につなげるには、残された課題がある。支援終了後を見据えた自立経路の設計、大学の対応投資、論文数を超えた社会的貢献を反映する評価体系がそれだ。研究所が課題受注機関ではなく、知識生産の拠点として位置づくとき、集団研究の趣旨が生きる。 研究成果が政策へつながる通路も必要だ。孤立、公正転換、気候のように複数省庁にまたがる議題ほど、成果を受け止める行政との連携が支えとなる。短い課題周期を超え、長い呼吸の研究に耐える財政設計も同じ重みの条件だ。

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生命守り推進本部、江原で見出した自殺予防の解法

国務調整室の範政府生命守り推進本部は26日、江原特別自治道庁を訪れ、自殺予防の推進状況を点検し、現場の意見を聞いた。懇談会には江原道と自殺予防センター、江原警察庁、江原消防本部、江原教育庁の関係者らが出席した。 訪問の背景には数値の変化がある。今年1~5月の自殺死亡者数は、昨年の同じ期間より733人減少した。生命本部は年間1000人減少を目標に掲げ、全国16の広域市・道の現場を順に回っている。 統計庁の死因統計によると、2024年の自殺死亡者数は1万4872人で、1日平均40.6人だった。人口10万人当たりの自殺率は29.1人で、2011年以降で最も高かった。このため予防政策は保健分野を超えた国家課題として扱われてきた。 減少の背景としては、範政府の対応体制の稼働や自治体の密着型事業、相談へのアクセス改善などが挙げられる。ただし、自殺は景気や雇用、社会の雰囲気など複数の要因が絡む問題であり、特定の政策効果と断定するのは難しいというのが専門家の共通した指摘だ。 江原道を訪れた理由 江原道は、自殺予防事業が最も難しい条件を抱えた地域の一つとされる。人口密度が低く、集落が山間部に散在しているため、相談センターや病院までの物理的距離が遠い。公共交通の便が少ない地域では、支援を必要とする人が機関を訪れること自体が高い壁になる。 一人暮らしの高齢層の割合が高い点も負担だ。危機の兆候に身近で気づける人が少なく、メンタルヘルスサービスの人材は都市に集中している。懇談会の出席者らは、地域の特性を反映し、現場で実際に機能する政策が必要だという意見を交わした。 隣人が隣人を守る、江原の実験 江原道が示した答えは「隣人」だ。地域事情に詳しい里長と統長を「生命守り」として委嘱し、危険信号が見える住民を支援機関につなぐようにした。生命守りとは、危機の兆候を察知し、専門機関への橋渡しをする人を指す。専門人材を増やしにくい地域で使える現実的な方法だ。 国際的には、この役割を「ゲートキーパー」と呼ぶ。世界保健機関も有効性が確認された予防手段として挙げてきた方法だ。 毎日顔を合わせる隣人は、専門家より先に変化に気づく。食事を抜いていないか、外出が途絶えていないか、普段と違う言葉を口にしていないかを察知する目が、村の中に生まれる。発見が早まれば、つなぐ対応も早くなる。 文化を通じて近づく試みも並行して進める。江原道立劇団など官民が共に作った自殺予防ミュージカル「109合唱団」が、11月から高城、太白、麟蹄、春川で8回公演される。講演よりも拒否感の少ない公演形式で生命尊重の意識を広げ、心の健康を口にしにくい雰囲気を和らげる狙いだ。 公演と相談をつなぐ番号名にも意味がある。相談電話109は2024年に導入された統合番号で、ばらばらだった複数の相談電話を3桁にまとめ、記憶のハードルを下げた。ミュージカルの題名「109合唱団」もここから取った。 救急室を基盤にした自殺試行者の事後管理事業も、江原道が力を入れている分野だ。自殺を試みた人は再試行の危険が高い集団として知られる。救急室での治療後、そのまま帰すのではなく、相談や福祉支援につなぐことで再試行を防ぐ効果が大きいと現場では評価されている。 減少の流れを続けるために 宋敏燮本部長は「人口密度が低い地域ほど、民間と地方政府、中央政府が互いの力量を共有し結集していくことが重要だ」とし、「今年の江原地域での減少の流れは、地域が一つ心で努力した結果だ。その流れが強まるよう、範政府レベルで支えていく」と述べた。 楽観はまだ早い。733人の減少は年間統計が確定する前の数値だ。韓国の自殺率は依然として経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も高い水準にある。政府は自殺予防基本計画で、自殺率を大幅に下げる目標を掲げている。地域の相談人材と予算の拡充、精神科受診をためらわせる偏見の解消は、なお残る課題とされる。 生命本部の巡回点検は、優れた事例をほかの地域へ移す通路でもある。里長・統長の生命守りのように、費用負担が少なく地域の実情に合ったモデルは、農漁村を抱える他の自治体がすぐに取り入れられる。 個人にできることもある。周囲の人が普段と違う言動を見せたら、見過ごさずに声をかけることが始まりだ。つらいという話を聞いたら、判断したり責め立てたりするより、話を聞き、専門機関につなぐ手助けをするほうがよい。地域単位の生命守り方式が示すように、早期発見は結局、身近な人の役割だ。 憂うつ感など、口にしにくい悩みがある場合や、周囲にこうした困難を抱える家族・知人がいる場合は、自殺予防相談電話109、青少年相談電話1388で24時間、専門家の相談を受けることができる。 画像 画像

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グロックの頭脳を宇宙へ…スペースXAI、エヌビディアチップ搭載「AI衛星」打ち上げ

イーロン・マスク陣営のAIコンピューティングが地上を超え、宇宙へ向かう。 エヌビディアは、AIチャットボット「グロック」を運営するスペースXAIが、次世代AIエージェントサービスのために自社CPU「ベラ」を導入すると、24日(現地時間)に発表した。グロックの基盤をエヌビディアの最新プラットフォーム「ベラ・ルービン」へ拡張し、同じシステムを載せた第1世代AI衛星「スターマインド」まで推進するという内容だ。 ◆ エージェント時代、CPUが再び主役に これまでAI計算の主役はグラフィックス処理装置(GPU)だった。AIが答えを生成する中核演算をGPUが担うためだ。だが、指示を受けて自ら動くAIエージェントの時代になると事情が変わった。 エージェントは答えを出すだけでなく、ツールを呼び出し、コードを実行し、資料を整理する雑務を絶えず処理しなければならない。その雑務を担う半導体がCPUだ。CPUが遅ければ、高価なGPUが仕事待ちで遊ぶことになる。 ベラは、そのボトルネックを狙って作られた初のエージェント向けCPUだ。エヌビディアが独自設計したオリンポス・コア88個と、最大毎秒1.2テラバイト(TB)のメモリ帯域幅を備えている。 エヌビディアは、エージェントAIや強化学習、データ処理の作業において、既存のx86系CPUより作業完了速度が最大1.8倍速いと説明した。マイク・ニコルス・スペースXAI社長は「同じ電力で、より有用な仕事をより多くこなせるようになる」と述べた。 スペースXAIは、ベラを含むベラ・ルービン・プラットフォームでAI基盤をギガワット級まで拡張する。1ギガワットは、原子力発電所1基分の発電容量に匹敵する電力規模だ。 ◆ データセンターを宇宙へ打ち上げる理由 発表で目を引くのは宇宙だ。スペースXAIが準備する第1世代AI衛星「スターマインド」は、地上のAIデータセンターに入るベラ・ルービンNVL72サーバーラックを宇宙環境に合わせて最適化して搭載する。 地上でグロックを動かすのと同じ構造のコンピューターを軌道に上げる構想だ。イアン・バック・エヌビディア副社長は「巨大なAI工場で使っていたアーキテクチャを、軌道というコンピューティングの次の開拓地へ持ち込むこと」と述べた。 宇宙データセンター構想が出てくる背景には、地上の限界がある。世界各地でデータセンターは、電力不足や水不足、住民の反発、建設規制に直面している。 宇宙では太陽光で電力を得られ、用地や住民との摩擦がない。一方で、打ち上げ費用や熱管理、通信帯域、故障修理といった課題は軽くなく、経済性が検証されるには時間が必要だとの指摘もある。 勝負の軸がチップから電力へ、そして再び立地へと移る流れの中で、ロケットを持つマスク陣営は軌道というカードを先に切った。スターマインドが実際の軌道で性能を証明すれば、データセンター立地競争のルールが書き換わる可能性がある。

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「千里眼6号」予備妥当性調査を通過…7694億ウォン投じて微小粒子状物質・赤潮を監視

韓半島の空と海を24時間見守る次世代環境監視衛星事業が、最初の関門を通過した。 宇宙航空庁と気候エネルギー環境部、海洋水産部は共同で企画した「静止軌道環境・海洋衛星(千里眼衛星6号)開発事業」が、国家研究開発事業の予備妥当性調査を通過したと25日に明らかにした。予備妥当性調査は、大規模な国家事業の経済性と妥当性を事前に検証する手続きで、これを通過して初めて本格的な予算投入が可能になる。 千里眼6号には総事業費約7694億ウォンが投じられる。2027年から7年間開発を進め、2033年の打ち上げを目標としている。2020年に打ち上げられた世界初の静止軌道環境・海洋衛星である千里眼2B号が担ってきた任務を引き継ぐ。 ◆ 微小粒子状物質・赤潮を衛星でとらえる 千里眼衛星が周回する静止軌道は、高度約3万6000kmで地球の自転と同じ速度で回る軌道だ。 衛星が韓半島上空に固定されたようにとどまり、同じ地域を24時間連続で見下ろすことができる。地上観測所が点で監視するのに対し、静止軌道衛星は韓半島全体をリアルタイム映像で見守る監視塔のような役割を果たす。 千里眼6号は、性能向上により微小粒子状物質や地上オゾン、山火事などの災害が大気に及ぼす影響を追跡する。海では、養殖場を覆う赤潮や船舶の油流出、夏季に済州の海へ流れ込む低塩分水などの変化を観測する。 汚染がいつ、どこで始まり、どこへ広がるのかを迅速に把握できれば、微小粒子状物質の予報と海洋災害対応の速度が変わる。観測資料は、国民が実感できる環境情報サービスにも活用される予定だ。 ◆ 搭載体の国産化、金額以上の成果 千里眼6号は、技術自立の試金石でもある。衛星の「目」にあたる搭載体を、国内で初めて静止軌道衛星用として国産化する。 推力に優れた化学推進と燃料を節約する電気推進を組み合わせたハイブリッド推進システム、環境・海洋搭載体が同時に観測する技術も国内で開発する。これまで海外に依存してきた核心技術を確保すれば、海外衛星市場への進出基盤も広がる。 金珍姫(キム・ジニ)宇宙航空庁人工衛星部門長は「千里眼6号は、国民生活に密接な大気・海洋環境を継続的に観測する国家核心宇宙資産だ」とし、「民間主導の衛星開発体制へ転換し、核心技術の国内開発を拡大していく」と述べた。張廟仁(チャン・ミョイン)国立海洋調査院長は「千里眼1号から6号まで30年以上続く長期連続海洋観測資料は、海洋水産政策と気候変動対応の核心資料になるだろう」と明らかにした。 3省庁は詳細な推進計画を立て、予算確保と研究開発機関の選定など、後続手続きを準備する方針だ。2033年に千里眼6号が軌道に乗れば、韓国は世界でも珍しい環境・海洋静止軌道観測体系を3代にわたって維持することになる。 千里眼衛星6号の概要(写真=宇宙航空庁)

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目に入れるものなのに検証なし…レンズ直購入に注意報

顔に直接触れるコンタクトレンズが、何の検証もないまま国境を越えて販売されている。政府は違法販売の投稿を100件超見つけ、遮断手続きに入った。 食品医薬品安全処は、若年層が主に使うコンタクトレンズを対象にオンライン上の違法流通と不当広告を点検した結果、医療機器法に違反した投稿108件を摘発したと25日に明らかにした。点検は今月10日から14日まで行われ、摘発された投稿は放送メディア通信審議委員会などに接続遮断が要請された。 摘発投稿のうち83%は、日本、香港、シンガポールなどにサーバーを置く海外ショッピングモールだった。品目別では、毎日装用ソフトレンズが76%、連続装用レンズが24%を占めた。5日間の点検で108件ということは、1日20件ほどにあたる。監視網の外で流通する投稿はさらに多いとみられる。 カラーコンタクトレンズや1日使い捨てレンズは、10代から20代の間で必需品のように定着した。SNSで装用後の感想が共有され、見た目の管理用品としての消費が増えるにつれ、安くて種類の多い海外サイトに目を向ける消費者も増えた。 コンタクトレンズは化粧品や雑貨ではなく、医療機器だ。角膜に密着して使う物であるため、安全性と有効性の検証が必須という意味だ。医療機器は、消費者が海外から直接購入する海外直送が原則として禁止されている。 輸入の経路も決まっている。輸入業の許可を受けた事業者が、製品ごとに許可、認証、届出の手続きを経て国内に持ち込まなければならない。オンラインで購入者の個人通関固有番号を求めながら、許可を受けていない海外製レンズを販売する行為は違法だ。通関番号を尋ねるレンズ販売の投稿自体が危険信号である理由だ。 個人通関固有番号は、本来、個人が自分で使う目的で物品を持ち込む際に使う番号だ。販売業者がその番号を要求するなら、正式な輸入手続きを飛ばし、税関を個人名義で通すつもりだというシグナルとみなせる。 国内販売の規制はさらに厳しい。コンタクトレンズは法律により眼鏡業所で眼鏡士が対面で販売しなければならず、オンライン販売自体が禁止されている。国内外を問わずインターネットでレンズを売る投稿が見つかれば、手続きを守っていない可能性が高い。 レンズは角膜に酸素が通らなければならない精密製品だ。酸素透過率が基準に満たない製品を長時間装用すると、角膜が損傷する恐れがある。 検証されていない着色剤が使われたカラーコンタクトは炎症を招く可能性があり、度数やカーブが目に合わなければ視力にも負担がかかる。ひどい場合は角膜炎や角膜潰瘍につながると、眼科専門医らは一般的に説明している。 問題が起きても、訴える先が十分にない。食薬処は、海外直送の医療機器は安全性が検証されておらず、副作用や被害が生じても国内の法的保護を受けにくいと強調した。返金や賠償を求めようとしても、販売者が海外にいるため、実質的に道が閉ざされる。 不当広告も併せて取り締まり対象となった。医療機器は、許可された範囲を超えて効能を水増ししたり、許可なく正規品のように装って広告したりすると、医療機器法違反で処罰される。 消費者だけを責めにくい構造もある。海外ショッピングモールのレンズは安価で、色や種類も豊富だ。国内ではオンライン購入自体が禁じられているため、需要が海外サイトへ流れている。オンライン販売の許可をめぐる議論は続いてきたが、目の健康への懸念から対面販売の原則は維持されている。 正規の許可製品かどうかは、消費者自身で確認できる。食薬処が運営する医療機器安心書庫のサイトで製品名を検索すれば、許可・認証・届出の有無が分かる。購入前に一度検索する習慣が最も手軽な防御策だ。 購入先を見分ける基準も単純だ。個人通関固有番号を求める海外サイト、許可番号なしで最安値ばかりを強調する販売投稿は避けるのが安全だ。レンズは目の状態に応じて合わせる必要があるため、眼鏡店や眼科で検査を受け、自分の目に合った製品を選ぶのが基本である。 許可製品を使っていても、管理が悪ければ問題が起きる。推奨装用時間を守り、つけたまま寝たり、水遊びをしたりするのは避けるべきだ。洗浄液の代わりに水道水を使う習慣も感染リスクを高める。目が充血したり異物感が続いたりしたら、装用をやめて眼科を受診することが先決だ。 食薬処は、国民が多く使う製品についての海外直送リスクを知らせるカードニュースを作成・配布している。医療機器の違法流通の点検と安全使用情報の提供も続ける方針だ。 遮断だけでは十分ではないとの指摘もある。海外サイトは住所を変えて再び現れることが多く、取り締まりと再出現が繰り返される。消費者が確認する習慣を身につけ、需要を制度の内側へ取り込む方策を併せて議論してこそ、違法流通を減らせるという見方が出ている。

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「クロード」のアンソロピック、2兆ドルIPO推進…スペースXの記録破るか

チャットGPTの対抗馬と呼ばれるAI企業アンソロピックが、史上最大の企業公開(IPO)に挑む。 ニューヨーク・タイムズ(NYT)は21日(現地時間)、交渉事情に詳しい関係者2人の話として、アンソロピックの主幹事銀行が投資家に対し、IPOで1000億ドル(約139兆ウォン)以上を調達する案を提示したと報じた。 実現すれば企業価値は2兆ドル(約2780兆ウォン)に達する可能性がある。ブルームバーグ通信も、アンソロピックがスペースXの取引規模に匹敵するか、それを上回るIPOを期待していると伝えた。 比較対象だけでも前例がない。イーロン・マスク氏の宇宙企業スペースXは今年6月、企業価値1兆7700億ドルで上場し、857億ドルを調達して史上最大のIPO記録を打ち立てた。アンソロピックが1000億ドルを超えれば、2カ月余りでその記録が塗り替えられる。 ◆ 5年で企業価値2兆ドルへ…なぜ可能なのか アンソロピックは2021年、ダリオ・アモデイ氏とダニエラ・アモデイ氏の兄妹ら、オープンAI出身者が設立した会社だ。AI安全性を前面に打ち出す路線で、オープンAIとの差別化を図ってきた。 企業価値は今年6月の資金調達時点で9650億ドル(約1340兆ウォン)だった。2兆ドルが現実になれば、半年足らずで評価額が2倍超に膨らむことになる。時価総額2兆ドルを超えた企業は、アップル、マイクロソフト、エヌビディアなどごくわずかだ。 評価額を押し上げた原動力は業績だ。開発者向けコーディングAI「クロード・コード」が看板商品として定着し、年間換算売上高の見通しは470億ドル(約65兆ウォン)まで拡大した。 アンソロピックは今年6月に上場を申請しており、数週間以内に目論見書を公開できるとNYTは伝えた。上場時期は早ければ今秋と見込まれ、2027年の上場を目指すオープンAIより先に株式市場へ入る形となる。 ◆ 逆風もある…コンピューティング不足と政府との対立 成長の裏には負担もある。アンソロピックは、チップやサーバー不足の中で急増する需要をさばくための計算資源の確保に苦労している。AI業界全体のインフラ制約が、売上成長のペースを鈍らせる可能性があるとの指摘だ。 米政府との対立はさらに大きな変数とされる。トランプ政権は3月、アンソロピックが軍にAIモデルの無制限アクセスを認めなかったとして、政府契約を打ち切り、供給網リスク企業に指定した。アンソロピックは国防総省の措置を違憲的な報復だと反発している。NYTは、政府とのぎくしゃくした関係が一部投資家を躊躇させる可能性があると指摘した。 それでも市場の関心は熱い。スペースXに続いてアンソロピックまで、兆ドル単位の企業価値を持つ企業が相次いで株式市場に登場することで、AIと宇宙が主導する大型IPOの流れが続いている。 米国株に投資する国内投資家にとっても、今秋の最大の注目銘柄になる可能性が高く、目論見書に盛り込まれる業績とリスク要因の開示に関心が集まりそうだ。

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ハッブルより100倍広く見る、ローマン望遠鏡30日打ち上げ

宇宙の大半は、まだ正体不明だ。見えている星や銀河をすべて合わせても、宇宙全体の構成の5%にも満たない。残りを追跡する次世代宇宙望遠鏡が今月末、打ち上げ台に上がる。 米航空宇宙局(NASA)は、次世代宇宙望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン」を30日、フロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げる予定だ。打ち上げにはスペースXのファルコン・ヘビー・ロケットが使われる。打ち上げ後、約3か月の試験を経て本格的な観測に入る。総事業費は40億ドル(約5,500億ウォン)前後と伝えられている。 名前はNASA初の主席天文学者、ナンシー・グレース・ローマンに由来する。ハッブル宇宙望遠鏡の誕生を主導し、「ハッブルの母」と呼ばれた人物だ。その名を冠した望遠鏡が、ハッブルの後継となる。 ローマンは、直径2.4メートルの主鏡と3億画素の赤外線カメラを備える。鏡の大きさは1990年に打ち上げられたハッブルと同じだ。主鏡は米国の偵察衛星用に製作された後、NASAに移管されたものを整えて使用する。これにより、開発費を抑えながらハッブル級の光学性能を確保した。 性能差は視野に表れる。ローマンの視野はハッブルより100倍以上広い。 ハッブルが鍵穴越しに部屋をのぞくようなものだとすれば、ローマンは窓を大きく開けて見るようなものだ。同じ解像度を保ちながら、一度により広い空を調べる。ハッブルなら数十年かかる大規模な調査観測を、数年で終えられる理由がここにある。 赤外線を使う理由もある。赤外線は宇宙のちり雲を通り抜け、遠方から来る間に波長が伸びた古い光まで捉えられる。初期宇宙の銀河や暗い天体を見つけるのに有利だ。 観測地点は地球から約150万キロ離れた重力平衡点だ。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が位置するのと同じ領域で、地球の影や熱の干渉を避け、安定した観測が可能となる。 2021年に打ち上げられたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が狭い領域を深く掘り下げる望遠鏡だとすれば、ローマンは広く見渡す調査官だ。ローマンが興味深い天体を大量に見つけ、ジェームズ・ウェッブが精密観測で引き継ぐという分業が可能になる。 科学界の推定によれば、宇宙は見える物質が5%、暗黒物質が約27%、暗黒エネルギーが約68%で構成されている。暗黒エネルギーは宇宙膨張を加速させる正体不明の力だ。ローマンは超新星数千個までの距離を測り、膨張の歴史を復元する任務も担う。 銀河は、目に見える物質の重力だけでは説明できないほど速く回転している。見えないが重力を及ぼす何かがあるということだ。科学者が暗黒物質と呼ぶ存在だ。ローマンは数億個の銀河の形が重力でどの程度歪むかを測り、暗黒物質分布の地図を描く。 太陽系外惑星は、星の光を使った「虫めがね」で探す。手前の星の重力が、奥の星の光を一時的に明るくする重力マイクロレンズ現象を利用する。惑星があれば、明るさの変化曲線に微細な痕跡が残る。銀河中心部の数億個の星を休みなく見守る必要があるため、広い視野を持つローマンに適した任務だ。地球のような小さな惑星まで数千個を新たに見つけると期待されている。 ジュリー・マッケナリーNASA科学者は、「ローマンは天文学のあらゆる分野に影響を与えるだろう」とし、「これから出てくる予想外の発見がローマンを非常に興味深いものにする」と語った。 ローマン・プロジェクトには日本が参加した。太陽系外惑星の大気観測などに使われる装置の開発に貢献し、長野県にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設が観測データを受け取る地上局の役割を担う。 完成機の望遠鏡競争ではなく、装置と地上施設で持分を確保する戦略だ。参加国の研究者は、観測計画の策定とデータ活用に発言権を持つ。マッケナリー科学者も、日本の貢献を土台に科学研究が広がることを望むと述べた。 韓国も似た道を歩んできた。韓国天文研究院は、NASAの赤外線宇宙望遠鏡「スフィアエックス」の開発に参加し、昨年の打ち上げを共にした。宇宙航空庁の発足以後、国際大型プロジェクトへの参加拡大が次の課題とされる。部品や装置で名を連ねてこそ、技術と人材がともに育つというのが、これまでの事例が残した教訓だ。 宇宙望遠鏡技術は研究室にとどまらない。ハッブルの画像処理技術は医療画像の読影へ、観測用センサー技術はカメラ産業へと流れ込んだ。超大型観測が生み出すデータ処理技法も、産業のさまざまな分野に広がる。 装置参加がなくても道はある。ローマンの観測資料は、非公開期間なしにすぐ公開される予定だ。データ量は1日あたり数テラバイト規模と見込まれ、人工知能の分析ツールなしでは処理が難しい。データを先に分析した側が発見の主役になる構造だ。国内の大学や研究機関にとっては費用なしで開かれる機会であるだけに、データ分析人材と計算資源の準備が鍵となる。 打ち上げの様子はNASAのインターネット放送で生中継される予定だ。軌道に乗った後は、焦点調整と装置点検が続き、初の観測画像は試験終了後に公開される。 ハッブルは36年間にわたり、宇宙の年齢と膨張速度を書き換えることになった。ローマンもまた、教科書を書き換える発見を予告している。試験運用が終わる今年末から観測が始まれば、宇宙の95%を満たす未知がどこまで解き明かされるかが明らかになる。

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エヌビディア、パープレキシティへの投資協議…企業価値300億ドル超え

米情報技術メディア「ザ・インフォメーション」は23日(現地時間)、エヌビディアがAI検索スタートアップのパープレキシティへの出資や持分投資に参加する案を協議していると報じた。技術ライセンス取引も検討対象に含まれているという。 今回の資金調達では、パープレキシティの企業価値は300億ドル(約42兆ウォン)を上回る見通しだ。直前の評価額である約200億ドルから50%以上上昇した水準になる。 パープレキシティの年間経常収益(ARR)は、年初の2億5000万ドル未満から7億5000万ドル以上へと急増した。AIエージェント製品「パープレキシティ・コンピューター」が成長をけん引した。 エヌビディアは最近、韓国のリベルリオンとも投資・買収協議を進めるなど、AIエコシステム全体に持分を広げる動きを続けている。 エヌビディアが投資した企業が再びエヌビディアのチップ顧客になる構図をめぐり、AI投資過熱論争も広がっている。 人工知能(AI)半導体首位のエヌビディアが、今度はAI検索スタートアップに資金を投じる。 米情報技術メディア「ザ・インフォメーション」は23日(現地時間)、協議事情に詳しい関係者の話として、エヌビディアがパープレキシティの持分投資に参加する案を協議していると報じた。 今回の資金調達では、パープレキシティの企業価値は300億ドル(約42兆ウォン)を上回る見通しだ。単純な持分投資にとどまらず、技術ライセンス取引も併せて検討されているという。 ◆ 50%上昇したパープレキシティ、その高評価の理由は パープレキシティは、質問をするとウェブを検索し、出典付きで答えを整理してくれるAI検索サービスとして知られるようになった。グーグル検索の対抗馬とも呼ばれ成長し、前回の投資では約200億ドルと評価されていた。300億ドルが実現すれば、企業価値は50%超の上昇となる。 評価額を押し上げたのは成長スピードだ。月次の売上を年換算した年間経常収益(ARR)は、年初には2億5000万ドル(約3500億ウォン)に届かなかったが、最近は7億5000万ドル(約1兆ウォン)を超えた。半年あまりで3倍に膨らんだ規模だ。 この成長をけん引したのがAIエージェント「パープレキシティ・コンピューター」だ。検索の回答にとどまらず、資料調査から文書作成まで、コンピューターで行う作業を代わりに処理してくれる製品である。検索会社が業務代行会社へと領域を広げ、収益モデルがサブスクリプション中心で厚みを増したとの評価が出ている。 ◆ エヌビディアのスタートアップ投資 エヌビディアのスタートアップ投資は今回が初めてではない。パープレキシティには以前から投資しており、最近では韓国のAI半導体スタートアップ、リベルリオンとの投資・買収協議が進んでいるとの報道もあった。 昨年末には米推論チップ企業グロックとも提携した。AIチップ販売で得た現金を、AIサービスや半導体エコシステム全体に再投資する動きだ。 市場ではさまざまな見方が出ている。検索やエージェントのようにチップ需要を生み出すサービス企業を育て、市場全体のパイを広げる戦略とみる向きがある一方、エヌビディアが投資した企業がその資金で再びエヌビディアのチップを買う循環構造が、AI投資熱をあおっているとの指摘もある。バブル論争が強まるほど、エヌビディアの投資先リストは市場が最も注目する対象となっている。 交渉は継続中で、条件は変わる可能性がある。エヌビディアとパープレキシティは報道へのコメントを控えた。投資が確定すれば、グーグルが支配してきた検索市場に挑むパープレキシティに資金と半導体という2つの実弾が同時に加わることになり、AI検索競争の構図にも影響を及ぼす見通しだ。

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ゲーミングPC水冷クーラー、本当にコスパに見合うのか…「4Kゲーマーでなければ空冷で十分」

4K解像度で毎秒120枚(120フレーム)を描画する高性能ゲームは、PCの頭脳であるCPUに大きな負担をかける。熱が限界を超えるとCPUは自ら速度を落とすため、高価な部品を使っても本来の性能を発揮できない。 クーラーメーカーは、冷却水を循環させて熱を移す一体型水冷クーラーを解決策として打ち出している。ファン3基を備えた360㎜ラジエーター製品は空冷より放熱量が大きく、4K・120フレームのゲームを動かしてもCPU温度を限界以下に抑えられる。 ▶ 水冷クーラーは冷却水を循環させて熱を運び、空冷クーラーは金属製の放熱板とファンの風で熱を逃がす。 ▶ 韓国で主流の240・360㎜水冷のうち、360㎜級は空冷より放熱性能が高いが、設置が難しく漏水の可能性もある。 ▶ ミドルクラスのPCで一般的なゲームを楽しむ大半のユーザーには、安価で長持ちする空冷で十分だ。 水冷クーラーのイメージ 自作PCを組む際に最も悩む部品の一つがCPUクーラーだ。韓国での最安値基準では、一体型水冷クーラーはエントリー向け240㎜製品が6万ウォン台、360㎜製品が10万ウォン前後だ。画面付きの高級モデルは18万ウォン台まで上がる。超高級モデルの場合は50万~70万ウォン台に達する。同じ予算なら空冷クーラーを何台も買えるため、価格に見合うかを検討する必要がある。 クーラーは空冷と水冷の2方式に分かれる。どちらもCPUから出る熱を外へ逃がす役割は同じで、熱を移す手段が異なるだけだ。空冷は金属製の放熱板(ヒートシンク)に熱を集め、ファンの風で飛ばす。水冷は自動車のラジエーターのように冷却水を回して熱を運ぶ。 ◆ 冷却水が熱を運ぶ…水冷の動作原理 水冷クーラーの構造は思ったより単純だ。CPUの上には熱伝達を助けるクリーム状の物質(サーマルペースト)を塗り、その上に銅板付きの水槽のような部品(ウォーターブロック)を載せる。CPUの熱が銅板を通じて冷却水へ移る仕組みだ。 温まった冷却水は、ポンプによってラジエーターへ押し出される。ラジエーターに付いたファンが熱を外へ放出すると、冷えた冷却水が再びCPU側へ戻る。PCが起動している間、この循環は絶えず繰り返される。部品が一つの箱にまとめて入っている製品を一体型(AIO)水冷と呼ぶ。 放熱性能はラジエーターの大きさに左右される。280㎜や360㎜の大型ラジエーターを備えた製品は、空冷よりはるかに多くの熱を逃がせる。騒音も、高級モデルはささやき声のように静かだと評価される。 弱点もある。取り付け時にはポンプだけでなくラジエーターまでケース内に固定しなければならず、初心者には難しい。ポンプは時間とともに摩耗し、確率は低いものの冷却水が漏れれば他の部品まで損傷するおそれがある。 ◆ 多くの場合は空冷で十分 空冷クーラーのイメージ 空冷クーラーは構造が単純なぶん安価で、故障も少ない。取り付けも簡単で、寿命も水冷より長い。エンガジェットは、最上位CPUとグラフィックカードを使うユーザーでない限り、あえて水冷を選ぶ必要はないと結論づけた。ミドルクラスのCPUで一般的なゲームを楽しむ人には、空冷が合理的な選択だというわけだ。 水冷が適しているケースは明確だ。最上級CPUで4K超高画質ゲームを楽しむ人、または透明ケースで内部のデザインにもこだわるユーザーだ。韓国の自作PC市場でも、高性能ゲーム用PCには水冷、事務用・ミドルクラスPCには空冷を使い分ける傾向が定着している。 要するに、基準は2つだ。CPUがどれだけ熱くなる製品か、そして冷却にいくら使えるかである。部品価格が上がる時期ほど、クーラーの予算を抑えてCPUやグラフィックカードのグレードを上げるほうが、体感性能にはより役立つ。

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アップル、Vision ProとSiriで200人削減…重心はスマートグラスへ

AppleはVision ProとSiriの部門で200人超の社員を削減した。ブルームバーグ通信が21日(現地時間)に報じた。Appleも構造調整の事実を認めた。 Vision Proを担当するVision Products Groupでは約100人が削減された。ゲームコンテンツチームはほぼ解体され、没入型ビデオチームも縮小された。 SiriとAI機器の連携を担当してきた組織でも約100人が削減された。Siriの技術構造を全面的に見直しており、必要な人材構成が変わった影響だ。 Appleは次期Vision Proの発売を2028年末以降に先送りし、スマートグラスの開発に注力するとも伝えられている。ヘッドセットからメガネへとデバイス戦略が移りつつある。 Appleは「事業を進化させ、最高のユーザー体験を提供するための措置」とし、新たな職務の創出と他部門への異動機会を約束した。 AppleがVision ProとSiriの部門で200人超を削減した。 Appleがかつて未来の成長分野として打ち出していた複合現実ヘッドセットの組織にメスを入れた。 ブルームバーグ通信は、AppleがVision ProとSiri関連の部門で200人超の社員を削減したと21日(現地時間)に報じた。Appleはブルームバーグに対し、構造調整の事実を認め、「事業を進化させ、ユーザーに最高の体験を提供するためのものだ」とし、「一部の既存の役割が影響を受ける」と説明した。 ◆ どこで、どれだけ、どのように まず、複合現実ヘッドセットVision Proを担当するVision Products Groupで約100人が会社を去る。Vision Pro向けゲームコンテンツチームはほぼ解体され、ヘッドセットの看板機能だった没入型ビデオ制作チームも規模が縮小された。 残る100人余りは、音声アシスタントSiriとAI機器の連携を担ってきた組織から出た。AppleがSiriの技術構造を土台から再構築しているため、必要とされる専門能力が変わり、既存人材の一部が組織再編の対象となったという。 Appleは削減とあわせて新たな職務を設け、対象社員に社内での異動機会を提供すると明らかにした。 ◆ ...

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