ソウル30年の変遷を4万枚に収めた…景観記録を全面公開

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By Global Team

ソウル市が1995年から30年間にわたり、5年ごとにソウル全域を撮影してきた「ソウル景観記録化」事業を、2025年の7回目の撮影で完了し、その成果を公開する。

累計4万枚余りの写真は、景観政策の立案に必要な基礎資料であり、ソウルのアイデンティティを示す公共資産として活用されてきた。画報集「ソウル景観記録 七번째」には約200カットが収録された。

画報集は区役所、図書館、大使館など300カ所余りに配布され、光化門のヘチマダン・メディアウォールでは30年の変化を盛り込んだ映像が通勤・昼休みの時間帯に上映される。

撮影物はソウル研究院の「写真で見るソウル」とGoogle Arts & Cultureに公開される。出典を明記すれば、誰でも自由に活用できるオープンアーカイブだ。

ソウル市が30年間蓄積してきた都市景観の記録を市民に公開する。

ソウル市は1995年の第1回撮影を皮切りに、2025年の第7回まで5年周期でソウル全域を記録してきた「ソウル景観記録化」事業を終え、画報集「ソウル景観記録 七번째」を発刊した。あわせて、光化門ヘチマダン・メディアウォールでの上映とオンライン公開も行う。

◆ 30年で積み上がった4万枚、政策の基礎資料に

ソウル景観記録化で蓄積された写真は、累計4万枚余りに上る。同じ地域を5年ごとに繰り返し撮影する方式で30年間続けられてきた。

これらの写真は、都市景観管理政策の策定に向けた基礎資料であり、ソウルのアイデンティティと方向性を示す視覚的な公共資産として活用されてきたとソウル市は説明した。地域別の景観変化を時期ごとに比較できる資料でもあるという。

今回発刊された画報集には、第7回撮影分を含め約200カットが厳選収録された。ソウルの山・川・緑地、宮殿・城郭などの自然・歴史文化資産から、都市デザイン、市民の日常まで、6つの章で構成されている。画報集は区役所や公共図書館、都市研究機関、在韓大使館など300カ所余りに配布される。

◆ ヘチマダン・メディアウォールで上映

展示は光化門のヘチマダンで続く。2月にソウル市庁ソウルギャラリーで開催されたメディア展示「ソウル、時間が描いた都市」は約6万5000人が観覧して終了した。ソウル市は、この展示映像をヘチマダン・メディアウォール向けに再構成して上映する。

上映は、流動人口の多い出勤・昼休み・退勤時間帯に合わせて行われる。この時間帯には12分構成のスペシャルエディションが上映され、それ以外の時間には画報集と連動した章別のテーマ映像がヘチマダンのメディアアートコンテンツと交互に配信される。

◆ オンライン公開、出典表示で自由に活用

オンラインでは電子書籍と写真資料があわせて提供される。画報集の電子版はソウル市のホームページとソウル研究院の「写真で見るソウル」で閲覧できる。撮影物は「写真で見るソウル」とGoogle Arts & Cultureを通じて国内外に公開される。

「写真で見るソウル」の撮影物には公共ヌリ第1類型が適用される。出典を表示すれば、市民・研究者・創作者の誰もが画像を自由に活用できる。30年分の記録が研究・創作・教育資料として再活用できる条件が整ったことになる。

記録事業は市民参加の形で続く見通しだ。チェ・イング市デザイン政策官は「ソウル景観記録化は、変化を記憶へと変える公共の仕事」とし、市民とともにソウルを記録し続けるための公募展を準備して、次世代まで続く都市記録エコシステムをつくると明らかにした。