26日火曜日は全国的におおむね曇りで、未明から雨が降り始め、午前中には全国のほとんどの地域へ広がる見込みだ。
気象庁によると、雨は未明に仁川・京畿西海岸と全羅圏、慶南西部から始まり、午前から日中にかけて全国へ広がる見通しだ。南部地方と済州島を中心に、強くまとまった雨が予想される。
予想降水量は、ソウル・仁川・京畿、江原道、大田・世宗・忠南、忠北、大邱・慶北が20~80mm。光州・全南と釜山・蔚山・慶南には50~100mmの雨が予報されている。全南南海岸と慶南南海岸、智異山付近では150mm以上の大雨となる所もある見込みだ。
気象庁は、南部地方を中心に短時間に非常に強い雨が集中する可能性があるとした。同じ雨量でも短時間に降れば排水が追いつかず、市街地の低地から先に水がたまる。気象庁は、低地の浸水と土砂災害、河川の氾濫に特に注意するよう呼びかけた。
朝の最低気温は16~22度、日中の最高気温は22~28度が予想される。海上の波は東海・南海の沖合で0.5~2.0m、西海の沖合で0.5~1.5m。沖合の波高は東海で0.5~2.0m、西海で0.5~2.5m、南海で1.0~3.5mと見込まれる。
雨が降る前、何を点検すべきか
被害を減らす鍵は、本格的に雨が降る前の準備だ。行政安全部の国民行動要領は事前点検を強調している。
家庭では、下水口や家の周辺の排水口が詰まっていないか確認し、詰まりがあれば取り除く必要がある。浸水が懸念されるマンションの地下駐車場や建物には、止水板や土のうで備える。
河川沿いに駐車した車は、安全な場所へ移動させる。低地や浸水常襲地域の住民は、行政福祉センターや学校などの避難場所、移動経路を家族とあらかじめ確認しておく。
災害情報の受信手段も確保しておく必要がある。テレビやラジオに加え、スマートフォンに「安全ディディムドル」アプリを入れておけば、大雨警報や災害メッセージをリアルタイムで受け取れる。
雨が強く降っているとき、最も危険な場所は
浸水した道路や地下車道、橋梁には、人も車両も入ってはいけない。水がたまった地下車道は、短い距離でも通過を試みるべきではない。
山間部や渓谷、河川沿いは急流に流される危険が高いため、速やかに離れる必要がある。登山やキャンプ、川遊び、釣りは直ちに中止する。工事現場や街灯、信号機、電柱の周辺は感電の危険があるため近づかない。
南部地方の山間では土砂災害の懸念が大きい。斜面で石が転がり落ちたり、傾斜面から水が湧き出したりする前兆が見えたら、直ちに山の斜面と反対方向の高台へ避難しなければならない。
智異山付近のように大雨が予告されている山岳地域のキャンプ客は、事前に安全な場所へ移動するのが望ましい。
避難が難しい近隣住民を一緒に助けることも重要だ。浸水や土砂災害で避難が必要な場合は、高齢者や子ども、障害者など、移動が不自由な住民とともに行動しなければならない。
雨がやんだ後も危険は残る。浸水した住宅では、ガスと電気の遮断器の状態を確認し、専門家の安全点検を受けてから使用する。浸水した食品と飲料水は食中毒の危険があるため使用しない。
今回の雨は短時間で強く通過する可能性が高いだけに、予報をこまめに確認し、危険地域への接近を避けることが被害を減らす最も確実な方法だ。