「大王クジラ・プロジェクト」再始動…東海ガス田、BP選定

一度は探査不振で止まっていた東海深海ガス田開発事業が、英国のエネルギー企業BPをパートナーに迎え、再び推進される。 7日、産業通商資源部によると、韓国石油公社は産業部と協議のうえ、先月BPを東海深海ガス田共同開発の優先交渉対象者に選定し、その結果を通知した。双方は投資規模や費用分担などの詳細条件をめぐって協議を進めている。 BPは英国に本社を置く世界的な石油・ガス企業だ。旧社名はブリティッシュ・ペトロリアムで、エクソンモービルやシェルと並ぶ世界市場を主導するいわゆる「オイルメジャー」に数えられる。深海で資源を探し出して採掘する深海探査の経験が豊富な点が強みと評価されている。 対象事業は、浦項の東側海上にある東海8鉱区と6-1鉱区一帯だ。石油と天然ガスを探査・開発する国家プロジェクトで、「大王クジラ・プロジェクト」と呼ばれてきた。 ◆ 最初の掘削は不発 事業は出発点から順調ではなかった。石油公社は2024年12月から昨年2月まで最初の探査掘削を実施した。約1000億ウォンが投入された。石油が集まり閉じ込められる地層構造は良好と確認されたが、経済性のあるガス田として開発できる規模の埋蔵量は確認されなかった。 政治的な対立も激しかった。共に民主党は「国民向け詐欺劇」とし、原点再検討を求め、予算処理の過程で関連事業費497億ウォンを全額削減した。これにより、国政課題として推進されていた事業は石油公社の単独事業へと格下げされた。 政権交代も重なった。12・3非常戒厳事態で政権が交代し、推進の原動力はさらに弱まった。巨額の費用を投じた事業はしばらく漂流した。 ◆ 中東発の危機で息を吹き返した事業 流れを変えたのは外部からの変数だった。今年2月末に始まった米国とイランの武力衝突だ。 戦争が長引き、ホルムズ海峡封鎖への懸念まで浮上すると、地政学的リスクが高まった。エネルギー安全保障が国家的課題として浮上し、政府は東海ガス田の戦略的価値を改めて評価した。頓挫しかけていた事業が再び動き出した背景だ。 事業構造も変わった。石油公社は自己資金の投入を最小限に抑え、深海開発の経験が豊富な海外企業の力を借りる方向へ舵を切った。 最大49%まで出資を受けることを目標に国際入札を実施し、入札にはBPやエクソンモービルなどのグローバル石油・ガス企業が参加した。石油公社は昨年10月、BPを優先交渉対象者に選定した。 BPの参加が最終的に確定すれば、追加探査と開発に弾みがつく見通しだ。事業の行方は、投資規模と費用分担を決める詳細協議の結果にかかっている。

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[テック知識NOW] Apple WWDC開幕…「インテルMac」時代が事実上終了

8日(現地時間)にWWDCでmacOS 27が公開される。インテルチップを使うMacではこのバージョン以降、動作しなくなる。 インテルMacをサポートする最後のオペレーティングシステムは、昨年9月に登場した「macOS Tahoe(26)」だ。アップルは2020年から独自チップ「Apple Silicon」への移行を進めてきた。 インテル時代のアプリを翻訳して実行する「Rosetta 2」も、macOS 27までしか広くサポートされず、来年秋のmacOS 28からは機能が大幅に縮小される。 現在のOSは、インテル専用アプリを開くたびに警告を表示しており、集計されたインテル専用アプリは1万8800件を超える。 Apple Silicon搭載Macの利用者も、使っているアプリがインテル専用ではないか確認する必要がある。インテルMacの利用者は、セキュリティアップデート期間(約3年)のうちに備えておくのが望ましい。 インテルMacBook Pro(写真=ソリューションニュース ク・スミン記者) アップルは8日(現地時間)、世界開発者会議(WWDC)を開き、新しいオペレーティングシステム「macOS 27」を公開する。人工知能(AI)機能が大幅に追加されるが、利用者が同時に注目すべき変化は別にある。macOS 27から、インテルチップを使うMacへのサポートが終了する点だ。 ◆「macOS Tahoe」がインテルMacをサポートする最後のバージョン オペレーティングシステムとは、コンピューターを動かすための基本ソフトウェアだ。PCのWindowsと同じ役割を持ち、Macでは「macOS」がその機能を担う。 アップルは2020年から、Macに搭載する中核チップの自社設計を始めた。それまで使っていたインテルチップの代わりに、自社チップ「Apple Silicon」を搭載した。2023年に最後のインテルMacである「Mac Pro」を最後に、新たに発売されたMacにはすべてApple Siliconが入っている。 ...

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「定年65歳」先頭に立つ40・50代…「若者の雇用?さあね」

AI画像生成GPT 定年を65歳に延ばそうという声が世代を越えて広がっている。若者の雇用を脅かす恐れがあるとの懸念にもかかわらず、国民10人中9人が延長に賛成した。 これは韓国労働組合総連盟(韓国労総)が世論調査機関マクロミルエンブレインに依頼して、きのう発表した認識調査の結果だ。全国の満20~69歳1000人を対象に、先月27~28日に実施された。現行の満60歳である法定定年を段階的に満65歳まで引き上げることに88.3%が賛成した。調査はオンラインパネル方式で行われ、標本誤差は95%信頼水準で±3.1ポイントだ。 年齢層別の温度差も明らかになった。定年に近い40代(90.6%)と50代(89.3%)の賛成率は90%に迫った。 年金の空白が後押しした賛成 高い賛成率の背景には、所得の空白に対する不安がある。賛成理由の1位は「国民年金受給までの空白による経済的不安」で、69.0%が挙げた。 現行の定年は満60歳だが、国民年金は最大で満65歳から受け取れる。その間の5年間の所得空白が、定年延長を求める核心的な原動力として作用してきた。寿命の延びにより意味のある人生を送れるという回答(50.7%)、人口減少による熟練人材不足(39.8%)が続いた。 方法をめぐっては意見が分かれた。全体では段階的延長(46.3%)の支持が最も高く、選択的継続雇用(37.1%)、定年廃止(9.6%)が続いた。40代は義務的な法改正(61.1%)を、20代は選択的雇用(44.0%)を1位に挙げ、はっきりと対照を示した。 施行時期としては2027年1月(35.6%)が最も多かった。賃金体系の見直しについては、労働時間短縮と職務調整による賃金調整を受け入れるという回答が48.9%で半数近くに達した。 若者という変数 賛成一色ではなかった。定年延長が若者の雇用を侵食する可能性があるとの懸念も出た。 世代によって見方は分かれた。40~60代は、中高年と若者の職務が異なるため侵食の懸念は大きくないという回答(42.7%)が多かった。一方、20~30代では、侵食の懸念が大きいだけに若年雇用対策が先行すべきだという答え(36.0%)が目立った。 定年延長の恩恵を受ける世代と、仕事をめぐって競争する世代で、計算が異なるというわけだ。制度設計が世代間の利害をどう調整するかが焦点として浮上している。 年金の空白を埋めたいという要求と、若者の雇用を守りたいという要求が同じテーブルに上った。定年延長をめぐる議論の重心は、「誰の仕事を、どのように守るのか」へ移っている。

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サムスン最大労組を半減させた「成果給の逆説」

賃金交渉の妥結から2週間で1万8000人が離脱し、過半数の地位を失った メモリー部門は6億ウォン、完成品部門は600万ウォン…報酬格差が生んだ亀裂 ▶ サムスングループ超企業労組サムスン電子支部は4日基準で組合員5万8270人と集計され、過半数ライン(6万4440人)が崩れた ▶ 先月20日の賃金暫定合意の妥結直後から約2週間で、約1万8000人が離脱 ▶ 離脱の核心的な原因は成果給の差等で、メモリー担当は最大6億ウォン、完成品部門は600万ウォン台 ▶ 過半数喪失により労働者委員の指名権が消滅し、次期交渉での独占的主導権も揺らぐ ▶ 離れた組合員は第2・第3の労組(全三労、同行)へ大挙移動し、労働界の地形が再編されている 写真=ソリューションニュース サムスン電子の労使構図の重心が揺らいでいる。賃金交渉を主導した最大労組が合意から2週間で過半数の地位を失い、労働者代表性をめぐる権力構図が再び組み替えられている。 サムスングループ超企業労働組合サムスン電子支部の組合員は4日午後3時時点で5万8270人と集計された。全役職員12万8881人の半数である6万4440人に6000人ほど届かない。かつて7万6000人を超えていた組織は、1カ月余りで半分以下の規模へと縮小した。 ◆ 成果給が分けた亀裂 離脱の要因は明確だ。成果給の配分方式である。先月20日に妥結した暫定合意案が部門別の報酬規模を大きく分け、その格差が組織の結束を崩した。 合意案基準で今年の営業利益を300兆ウォンと仮定すると、DS(デバイスソリューション・半導体)部門メモリー事業部の社員は特別経営成果給約5億5000万ウォンと超過利益成果給(OPI)5000万ウォンを合わせ、約6億ウォンを受け取る。DX(デバイスエクスペリエンス・完成品)部門社員の取り分は自社株600万ウォン相当にとどまる。 同じ半導体の中でも格差は小さくない。赤字が予想されるシステムLSI・ファウンドリなどの非メモリー事業部は、DS部門共通財源の40%のみ分配されるため、成果給上限は1億6000万ウォンにとどまる。報酬の単位そのものが職種別に異なる構造だ。 異質な職種を一つの組織に束ねていた結合が、合意の瞬間に限界を露呈した。利害が正面から衝突する職種を同一の交渉テーブルに載せた結果である。 賛否投票がそれを裏付ける。先月27日に締め切られた投票で賛成は80.6%(4万4606人)だった。反対票19.4%(1万727人)がそのまま脱退につながったという分析が支配的だ。 ◆ 消える代表権 勢力縮小は法的地位の弱体化に直結する。過半数労組の委員長は労働者委員を直接指名し、労使協議会を主導してきた。その権限が消滅する。 ...

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電子タバコ、フルーツ・ミックス香料が「最悪」…がん・心臓・肺の遺伝子数千個が攪乱

(グラフィック=ソリューションニュース) 電子タバコの安全性をめぐる議論が、遺伝子レベルへと移っている。香料や機器の方式によって人体の細胞反応が変わるという研究結果が出たためだ。 米サザンカリフォルニア大学(USC)ケック医学院の研究チームは、国際学術誌『フロンティアーズ・イン・オンコロジー』に電子タバコ使用者の遺伝子活動の変化を分析した結果を掲載した。対象は電子タバコ利用者、一般紙巻きタバコ喫煙者、非喫煙者など83人だった。 電子タバコ群では、がんや心臓・肺疾患に関与する数千の遺伝子が過剰に活性化したり、逆に機能が低下したりする傾向が確認された。英デイリーメールが現地時間2日にこの研究を伝えた。 ◆頻度より香料が変数 研究の焦点は、何が変化を引き起こすのかにあった。答えは使用頻度ではなかった。どの香料を、どの機器で吸入するかのほうがより決定的だった。 香料ごとの差は明確だった。フルーツ系の香りは全体の遺伝子変化の約31%と関連し、2種類以上を混ぜたミックスフレーバーではその割合が64.3%にまで上昇した。デザート系の甘い香りは2.9%、ミント・メンソールは0.9%にとどまった。 機器も変数として作用した。高出力の充電式電子タバコ、いわゆる「モッド(Mod)」利用者から、比較的大きな変化が観察された。 研究を主導したアフマド・ベサラティニア教授は、生体変化がベイプ行為そのものによるものなのか、それとも製品の特性によるものなのかを明らかにすることが核心だったと説明した。香料成分と機器構造がかなり影響を与えるというのが今回の結果の要旨だ。 ◆安全なタバコはない 分析は、参加者の口腔上皮細胞を採取した後、遺伝子活動を一括で読み取るRNAシーケンシング技術で行われた。 電子タバコ使用者の遺伝子反応は、一般紙巻きタバコ喫煙者よりも幅広かった。健康への影響を予測しにくいという意味でもある。 影響はがんにとどまらなかった。追加検討では、内分泌系や消化器系、神経系の疾患に結びつく生物学的経路まで変動が確認された。その中でも、がん関連経路との相関が最も強かった。 研究チームは慎重な姿勢を示した。今回の結果だけで、電子タバコががんや慢性疾患を直接引き起こすと断定することはできないという。標本数が限られていたうえ、長期追跡研究ではないため、追加検証が必要だとしている。 それでも、安全だという評価は早計だ。専門家らは、電子タバコは一般紙巻きタバコより危険性が低い可能性はあるものの、無害な製品ではないと指摘する。リキッドを加熱する過程でホルムアルデヒドなどの有害の可能性がある物質が生じ、細胞損傷や炎症を招く恐れがあるという。 研究チームは、リキッドの中のどの成分が遺伝子変化を引き起こすのかについて後続調査を進めている。電子タバコの安全性評価を、成分と機器の単位でより精緻化する必要があるという課題を、この研究は残した。

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ブロードコム12%急落も半導体全体を揺るがしたわけではなかった

人工知能の売上が急増したにもかかわらず、次四半期の見通しが期待を下回り、株価が急落した。 エヌビディアやTSMCは上昇した一方で、資金はヘルスケアや金融へ移動した。 [要点] ▶ ブロードコムは市場予想を上回る四半期決算を発表したが、AI半導体の次四半期売上見通しが投資家の期待に届かず、株価は12.56%急落した。 ▶ マイクロン、ウェスタンデジタル、ARMはそろって下落したが、エヌビディア、マーベル、TSMC、ASMLは上昇し、半導体全体の弱さではなく銘柄ごとの選別が進んだ。 ▶ 流出した資金はヘルスケア(+3.16%)や金融、通信へ移動し、S&P500とダウ平均はむしろ上昇して終えた。 ▶ 原油価格が3%以上下落し、市場金利も連れて低下した一方、安全資産である金価格は1%近く上昇した。 ▶ 今回の急落の本質は業績不振ではなく、過度に高まった期待だ。成長が速くても、市場期待を下回れば株価は揺れる。 人工知能の売上が急増したにもかかわらず、次四半期の見通しが期待を下回り、株価が急落した(写真=ソリューションニュース フリーピック) 昨夜のニューヨーク市場で、半導体の主力株ブロードコムが12.56%急落した。四半期決算は市場予想を上回ったが、人工知能(AI)半導体の今後の売上見通しが投資家の期待に届かなかったためだ。好決算がそのまま株価上昇につながらない流れが、より鮮明になっている。 ◆ 好決算でも12%急落したブロードコム ブロードコムは前日、取引終了後に四半期決算を公表した。売上高と利益の両方が市場予想を上回った。それにもかかわらず、株価は通常取引で12.56%下落した。AI半導体部門の将来売上に対する期待値を満たせなかったことが、売りを促したとみられる。 急落の衝撃はメモリ企業にも波及した。マイクロン・テクノロジーは7.63%下落し、サンディスクとウェスタンデジタルはそれぞれ3.89%、3.13%下落した。半導体設計企業ARMも4.47%安となった。 ただし、下落が業界全体に広がったわけではない。 ◆ 銘柄ごとに分かれた半導体株 同日、エヌビディアは1.97%上昇した。マーベルは4.89%高となり、ファウンドリー大手TSMCは1.85%上昇した。半導体製造装置大手ASMLも2%近く上げた。ブロードコムと競合する、あるいはAI半導体の供給網を支える銘柄はむしろ堅調だった。 銘柄別の明暗は市場の判断を示している。今回の下落は半導体産業そのものの減速というより、ブロードコム1銘柄に過度に集まっていた期待が修正された結果に近い。投資家は産業の成長性と個別企業の株価水準を分けて評価し始めている。 ...

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TVINGの会員個人情報がハッキング流出…「パスワードを今すぐ変更すべき」

CJ ENMのオンライン動画サービス(OTT)ティービングで、会員の個人情報が外部に流出するハッキング被害が発生した。 氏名・生年月日・CI・返金口座まで漏えいし、一部のみ暗号化されていた。 KISAと個人情報委員会が合同調査に着手し、「同じパスワードの変更」を呼びかけている。 同じID・パスワードを別のサイトでも使っている利用者は、直ちにパスワードを変更するのが安全だ。 会員数が数百万人にのぼる国内代表の映像プラットフォームで、個人情報が丸ごと流出した。視聴履歴を超え、本人を識別する核心情報まで漏えいし、利用者の二次被害への懸念が高まっている。 ティービング(TVING)は3日、ホームページでの告知を通じて、会員個人情報が外部に流出した兆候を確認したと明らかにした。会社は「6月2日、利用者の個人情報を保存するデータベース(DB)への非認可アクセスがあった」とし、「身元不明のハッカーが個人情報が保存されたDBに接続し、個人情報ファイルを外部へ転送したことを確認した」と説明した。 ◆ 何が漏えいしたのか 流出した情報は、IDと氏名、生年月日、性別はもちろん、本人確認に使われるCI・DIまで含まれていた。CIは住民登録番号の代わりに複数のサイトで同一人物であることを識別する固有番号で、DIは特定サイト内で重複登録を防ぐ値だ。一度決まると簡単には変更できず、電話番号やメールアドレスが漏えいするよりも危険性が高い。 一部の項目は暗号化されていた。携帯電話番号は末尾4桁、メールアドレスはドメインを除いた前半部分が暗号化処理されていた。返金口座番号も暗号化された状態だった。パスワードには、元の値に戻しにくい「一方向暗号化」方式が適用されていた。ただし、暗号化が安全を完全に保証するわけではない。氏名や生年月日、性別のようにそのまま露出した項目だけでも、精巧ななりすましが可能だからだ。 これらの情報が組み合わさると、リスクはさらに増す。実名と生年月日、連絡先を組み合わせて作った偽の案内メッセージや電話は、はるかにそれらしくなる。フィッシングやスミッシングの成功率を高める材料になり得るのだ。 ◆ 再利用パスワードのほうが危険だ 今回の事故で、実際に警戒すべき点はパスワードの再利用だ。一方向暗号化が施されていても、同じIDとパスワードを別のサイトでも使っているなら話は別である。 一つの場所から漏れたアカウント情報を他サイトに無差別に投入して侵入を試みる手口は、よくあるものだ。ティービングが「同一のアカウント情報を使用するティービングおよび他サービスのパスワード変更を推奨する」と呼びかけた理由もここにある。 会社は流出を把握した直後に対応に乗り出した。攻撃者のIPからのアクセスを遮断し、クラウドアクセス制御ポリシーを変更した。DB接続の監視も強化した。追加被害の拡大を防ぐためのセキュリティ点検とともに、被害救済のためのカスタマーセンターも運営している。 通報手続きも進めた。ティービング側は「事態把握後、迅速にKISA(韓国インターネット振興院)と個人情報保護委員会に通報し、現在合同調査中だ」とし、「政府および関係機関の調査に誠実に協力し、再発防止対策の策定に最善を尽くす」と明らかにした。 会社関係者は「お客様にご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げる」とし、「確認される事実は透明に公開する」と述べた。 ◆ 利用者が今すぐすべきこと 専門家は、流出通知を受けた利用者であれば、時間を置かないことを勧めている。ティービングのパスワードを変更するのが基本で、同じパスワードを使っていた他のサイトのパスワードも併せて変更するほうが安全だ。 出所が不明なSMSやメールのリンクは開かず、自分を装った金融機関や公的機関からの連絡にも注意を払う必要がある。 プラットフォーム企業の個人情報流出は、もはや珍しい事件ではない。加入者が増え、扱う情報が多くなるほど、攻撃の標的になる頻度も高まる。 今回の事故が単発の謝罪と点検で終わるのか、それとも保管情報の最小化とアクセス権限の緻密な管理へとつながる構造改善に発展するのかが焦点だ。合同調査の結果と今後の対策が、その分岐点になる見通しである。

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「ヌク」が帰ってくる、より高く跳べるまでに回復…大田オーワールド2か月ぶりに再開園

土を掘って脱出したオオカミ「ヌク」が健康を回復し、来園者のもとへ戻る。 鉄柵・電気線を二重に補強し、土の下にはコンクリートまで…再発防止策を完了。 ▶ 脱出事故で閉鎖されていた大田オーワールドが、来月5日午前に再び開園する。停止から約2か月ぶりだ。 ▶ オオカミ「ヌク」は今年4月、オオカミ舎の柵の下の土を掘って抜け出し、10日間にわたり市街地をさまよった末に捕獲された。 ▶ 金剛流域環境庁は安全管理義務違反と判断して施設の使用停止を命じ、補強完了を確認したうえで再開園を許可した。 ▶ 再発防止策は、オオカミが穴を掘る習性を狙ったものだった。鉄柵と電気線を二重化し、土の床の下にコンクリートを敷いた。 ▶ 当のヌクは、生の鶏肉を食べ、以前より高く跳べるほど健康を回復したと伝えられている。 オオカミ「ヌク」(写真=大田オーワールド提供) オオカミ1頭の脱出が、動物園運営の隙をあらわにした。その事故で閉鎖されていた大田オーワールドが、安全対策の補強を終え、来る5日に再び開園する。 3日、聯合ニュースによると、オーワールドを運営する大田都市公社は前日、錦江流域環境庁から再開園許可の公文書を受け取った。先月末に施設改善措置の履行状況を確認した現地調査で問題なしと判断されたことによる。事故で止まってから約2か月ぶりとなる。 本能を見落とした柵、地中が破られていた ヌクが抜け出した経路は空ではなく、地面の下だった。4月、2歳のオスのユーラシアオオカミ・ヌクは、オオカミサファリの柵の下の土を掘り、ゆるんだ隙間から体を押し出した。穴を掘るのはオオカミの本能だ。その本能を、施設は想定し切れていなかった。 脱出は10日間続いた。ヌクは大田市中区の安寧インターチェンジ付近の水路で麻酔銃を撃たれて捕獲された。その間、警察や消防、動物園職員など数百人が普門山一帯を捜索した。 事故はすぐに制度上の問題へと広がった。錦江流域環境庁は今回の脱出を、動物園及び水族館の管理に関する法律が定める安全管理義務に違反した事案と判断した。そして4月、施設の使用停止を命じた。人と猛獣が同じ空間にいる施設で、柵一つの不備がどのような危険につながるかを、環境当局は重く見たのだ。 地中までコンクリートでふさいだ 再発を防ぐ鍵は、オオカミの習性を逆手に取ることだった。都市公社はオオカミ舎の鉄柵と電気線を二重に補強した。何より、オオカミが穴を掘る点を考慮し、土床の下にコンクリートを敷いた。地面を掘っても、もう外へ出られないよう設計そのものを変えたのだ。 点検は一か所にとどまらなかった。大田市監査委員会は4月末から約2週間、動物舎の管理不十分を含む施設全般について特定監査を行った。1頭の脱出が、動物園運営体制全体を見直す契機になったわけだ。 事故が残した問いは明確だ。猛獣を収容する施設の基準が、動物の実際の習性まで緻密に反映しているか、ということだ。ヌクの脱出は、その基準に空白があったことを示した。空をふさぐことに慣れていた設計が、地中を見落としていたためだ。 さらに高く跳ぶヌク、再び開くオーワールド正門 当の事故の主役は、むしろより元気になっていた。ヌクはひき肉の代わりに生の鶏肉を食べて体力を回復し、脱出前より高く跳べるほど回復したというのが公社側の説明だ。捕獲直後も、怖がるよりむしろ活発な様子だったという。 ...

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[中東戦争]米国・イスラエルの爆撃も無駄に…イランのミサイル基地50カ所が急速復旧

CNNの衛星分析により、イラン地下ミサイルトンネルの入口69か所のうち50か所が再開放されたことが確認された。 数百メートルの岩盤の下にはミサイル約1000基が保管されているとみられ、米国とイスラエルの空爆戦略の限界が露わになった。 米国とイスラエルの集中空爆を受けたイランの地下ミサイル基地のかなりの数が、急速に復旧していることが分かった。 停戦後、イランは重機を投入して埋まったトンネル入口を再び開き、損傷したアクセス道路もほぼ復旧させたことが確認された。 CNNは先月30日(現地時間)、独自に衛星写真を分析した結果、イランの地下ミサイル施設にあるトンネル入口69か所のうち50か所が再び開いた状態だったと報じた。対象は18の地下施設で、停戦宣言からわずか7週間余りだった。 復旧に使われた機材はごく普通のものだった。衛星写真には、ブルドーザーやダンプトラック、掘削機などが埋没した入口の瓦礫を取り除く様子が写っていた。先端兵器でふさがれた通路を、工事現場で一般的に使われる機材が再び切り開いた形だ。 トンネル入口50か所、道路まで原状回復 復旧の兆候は複数の基地で確認された。デズフルのミサイル基地では、地下施設につながる入口5か所のうち4か所が再び開いた様子が、先月12日の衛星写真に捉えられた。 ふさがったのは1か所だけだった。イスファハンやホメイン近郊の基地でも、埋もれていたトンネル入口が復旧し、爆撃でえぐられた道路の窪みも大半が埋め戻された。 米国とイスラエルが戦争期間中に採った手法は、入口の封鎖だった。地下深くの貯蔵庫を直接破壊するのではなく、トンネル入口と道路を爆撃してミサイルの接近を遮断する戦略だった。ミサイルを地下に閉じ込めておこうという狙いだった。 しかし、その効果は長続きしなかった。入口の封鎖は一時的な遮断にすぎず、施設そのものを除去するものではなかった。停戦とともに、イランはすぐに復旧に着手した。 岩盤下にミサイル1000基と推定 専門家の見方はより慎重だ。一部の施設は数百メートル厚の岩盤の下に建設されており、地上からの攻撃だけでは致命的な損害を受けていなかった可能性が指摘されている。 専門家は、イランが依然として約1000基のミサイルを地下に保管していると推定する。入口が開いたことで、その備蓄に再び接近できる道が確保されたという意味でもある。 米ミドルベリー国際研究所傘下のジェームズ・マーティン非拡散研究センターのサム・レーア研究員は、「発射台と運用要員さえ確保できれば、ミサイル生産が止まっても発射を続けることができる」と評価した。備蓄量そのものが十分だという見方だ。 ドナルド・トランプ米大統領は、戦争期間中、イランのミサイル戦力の無力化を主要目標に掲げていた。米国とイスラエルは基地だけでなく、生産工場まで含めた供給網全体を広範囲に攻撃した。しかし、米情報当局でさえ、イランがドローン生産を再開し、ミサイル発射台と生産能力を回復させていると評価していると伝えられた。 「戦術的成功、戦略的失敗」の教訓 今回の事例は、空爆戦略の限界を改めて示した。専門家は、入口を埋める戦術は短期的な成果をもたらしたものの、地下深くに埋もれた施設を空から除去するのは難しいとみている。 精密爆撃で通路を塞ぐことには成功したが、それは戦力の除去を意味しなかった。 復旧の速度も予想を上回った。ある情報当局関係者は、イランが当初の見込みより早くミサイル能力を回復させていると評価したという。封鎖と復旧の時間差が、空爆によって得た優位を急速に相殺した形だ。 残る変数は、敵対行為の再開の可能性だ。再び衝突が起きた場合、入口だけを狙う爆撃でイランのミサイル戦力を封じ込められるのかが焦点となる。地下深くに置かれた戦力をどう扱うかが、今後の中東情勢を左右する重要課題として残された。

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[解説]サムスン電子時価総額初の2000兆ウォン、KOSPIは2銘柄に縛られた

サムスン電子の普通株時価総額が1日、場中に初めて2000兆ウォンの大台を突破した。普通株だけでこの高みに到達した国内上場企業は初めてだ。優先株を含めた時価総額は先月29日にすでに2000兆ウォンを超えていたが、普通株単独の記録はこの日が出発点となった。 上昇幅は急だった。株価は一時10%超上昇し、34万ウォン台に乗った。午前中には普通株の時価総額が一時2025兆ウォンまで膨らんだ。時価総額2位のSKハイニックスも上昇したが、差は再び広がった。同時刻の同社の時価総額は1689兆ウォンで、サムスン電子の83%水準にとどまった。 指数全体も大きく揺れた。KOSPIはこの日、史上初めて8800台を突破し、KOSPI時価総額も初めて7000兆ウォンを超えた。プログラム買い注文の効力を5分間止める買いサイドカーも3営業日ぶりに発動された。急騰の引き金は半導体だった。サムスン電子が第7世代の高帯域幅メモリーHBM4Eサンプルを世界で初めて出荷したと明らかにした直後、買いが殺到した。 数字以上に、スピードが物語るものがある。1月に1000兆ウォンを記録した時価総額が、4カ月で2倍に膨らんだ。メモリー半導体がAIインフラ投資のボトルネックとして浮上するなか、長く「万年割安」と言われてきた銘柄の評価は変わった。 背景には構造的な需要シフトがある。AIデータセンターが増えるほど、HBMのような高付加価値メモリーの品薄が長引くとの見方に勢いがついている。世界のメモリー大手3社の時価総額がそろって1兆ドルを超えた流れも、同じ文脈にある。 資金は半導体比率の高い市場へ移っている。新興国指数における韓国株市場の比重は、台湾と肩を並べるほど大きくなった。 期待は予想値にも表れている。証券業界ではサムスン電子の目標株価を50万ウォン台後半まで引き上げており、「61万電子・400万ニクス」という表現まで出た。スーパサイクルが短期で終わらないとの前提が織り込まれているわけだ。 楽観論の根拠は業績だ。半導体利益が急速に増え、バリュエーション負担は大きくないとの見方が優勢だ。 一部の外資系投資銀行はKOSPI9000、強気シナリオでは1万の節目まで視野に入れている。指数の基準点そのものが一段上がるという見方だ。 一方で懸念は「集中」だ。サムスン電子とSKハイニックスの2銘柄だけでKOSPI時価総額の半分を超えた。指数は上がっても、体感相場は違う。 先月27日、指数が場中の最高値を更新した日にも、上昇銘柄は80銘柄前後、下落銘柄は800銘柄を超えた。市場変動性指数は中東の緊張が高まった時と同じくらい上昇し、時価総額を国内総生産で割った過熱指標は260%を上回った。 金融投資業界では、過熱が解ける局面で割安業種への循環物色が広がり得るとの見方が出ている。 個人投資家のベットも変数だ。信用融資残高が過去最高を更新し、この2銘柄を基礎資産とするレバレッジ型上場投資信託にも資金が流入した。歓喜と不安が同じ画面に映っている。 今回の記録が示すシグナルは二つある。ひとつは、メモリーが韓国株の株価を押し上げる核心の軸として定着したという点だ。時価総額1位をめぐるサムスン電子とSKハイニックスの競争は、今後さらに激しくなる可能性が高い。 もうひとつは、リスクの集中だ。2銘柄の行方が指数全体の運命を左右する構造では、メモリー景気が鈍化した際の衝撃は市場平均を超える。 指数が上がるときに見えにくかった銘柄間の二極化は、サイクルが冷え込んだ瞬間にすぐ表れる。熱狂した資金がレバレッジに乗っているほど、調整の傷は深くなる。 焦点は、歓喜を管理可能な上昇へと変えることだ。指数集中を和らげる制度的な装置を検討する時期に来ている。 特定銘柄の比率に上限を設ける指数や、等ウェイト指数のように集中を分散する基準指標を広げれば、年金基金やパッシブ資金が一方向に偏る流れを抑えられる。指数算定基準の見直しは取引所の役割だ。 個人資金が単一銘柄のレバレッジ商品に向かう流れも放置できない。金融当局と取引所は、過度な信用融資とレバレッジ商品の変動性リスクを常時点検し、損失の可能性と商品構造を投資家が明確に理解できるよう情報の非対称性を縮める必要がある。好況期に緩みやすい投資家保護の堤防を前もって補強することが、後のトラブルを減らす。 企業と産業にも課題は残る。メモリーサイクルで業績が振れる構造を和らげるには、好況期に稼いだ利益を次世代プロセスと製品の多角化にどう配分するかが次の局面を左右する。 2000兆ウォンという数字は到達点ではなく、集中と変動性をどう制御するかという問いの出発点に近い。

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ドル・ウォン24時間取引7月6日開始…為替売買基準レートも変更へ

来る7月からドル・ウォン相場は24時間取引される。午前9時に開き、翌日午前2時に閉じていた外国為替市場の運営方式は幕を下ろす。 ソウル外国為替市場運営協議会は先月29日に総会を開き、ドル・ウォン取引を24時間ノンストップ方式に改める行動規範の改定を議決した。施行日は7月6日だ。協議会はこれを先月31日に公表した。 変わる取引時間は米ニューヨークのサマータイムを基準にする。サマータイム期間には月曜日午前6時から土曜日午前6時まで、適用されない期間には月曜日午前7時から土曜日午前7時まで開かれる。ドルを除く他の通貨の取引時間は午前9時から午後3時30分までで従来通り維持される。 週末と1月1日を除けば、国内の祝日を含むすべての日に取引できる。祝日に成立した取引の決済は銀行営業日に処理する。毎年最初の営業日は午前9時に開き、最後の営業日は真夜中に閉じる。 最大の変化は、取引の空白がなくなる点だ。昨年、取引時間が午前2時まで延長され、欧州投資家の不便は減ったが、米国時間帯に動く資金は韓国通貨をタイムリーに売買しにくかった。24時間体制はその隙間を埋める。海外投資家が韓国株を積み増したり手放したりする際、両替と為替リスク管理が一段としやすくなる。 ドル・ウォン24時間取引が7月6日から始まる。 取引時間が長くなるのに合わせて、為替相場の集計方式も見直す。毎日の始値と日中高値、安値はサマータイム基準で午前6時から翌日午前6時までを基準に算出する。 市場の基準点である基準レートは、当面は現在の方式を維持する。現行では午前9時から午後3時30分までの取引為替レートと取引量を加重平均した「MAR」方式で算定している。外国為替当局は、日中取引の終値為替レートを基準に統計を提供する計画だ。 基準レートは猶予期間を経て、時間加重平均為替レート(TWAP)に切り替わる。算出時点に近い価格を平均して基準レートを定める方式だ。取引時間延長に合わせ、現物為替ブローカー会社は毎時ちょうどに時間加重平均為替レートを提供する。市場の混乱を減らすには十分な猶予が必要だという意見も総会で出た。 外国為替当局は総会の議論を反映し、来月中にも基準レート変更などを盛り込んだ外国為替取引規定を手直しする方針だ。 今回の改定は突発的な決定ではない。政府が今年初めに示した「2026年経済成長戦略」には、7月の外国為替市場24時間開場が重点課題として盛り込まれていた。モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)の先進国指数入りを見据えた布石だ。 MSCIは韓国証券市場の規模と流動性を先進国級と評価しながらも、市場アクセスは不十分だとみなしてきた。外国為替市場の自由化が、その中核的な障害項目だった。 政府は来る6月の観察対象国入りを出発点に、2027年の先進国指数入り発表、2028年の実際の反映というシナリオを描いている。 先進国指数に入れば、この指数をベンチマークとするグローバルファンドの資金が韓国に流入する。長く続いた割安評価、いわゆるコリアディスカウントを和らげる回路となる。ウォンが海外でより頻繁に使われ、取引されれば、為替変動を和らげる効果も期待できる。 残る課題は夜間市場の安定だ。取引が24時間に延びても、未明の時間帯の流動性が薄ければ、小さな注文でも為替相場が大きく揺れ動くおそれがある。 外国為替の専門人材なしに自動で注文を処理するeFX(電子取引)体制、外国金融機関が国内にウォン口座を置いて直接運用する非居住者ウォン決済制度が支えになってこそ、24時間市場は本来の機能を果たす。 制度の成否は、時間割ではなく、その時間を満たす流動性と安定性にかかっている。7月6日は、韓国の外国為替市場がグローバル標準に一歩近づく出発点となる見込みだ。

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賞金2千万ウォン・市長賞まで…ソウル市、ビューティースタートアップ発掘に本腰

ソウル市が、8月25日に東大門デザインプラザで「2026 ソウルビューティーウィーク ビジネスミートアップ ピッチ大会」を開催する。 化粧品、ビューティーデバイス、ビューティーテック、ウェルネスなどの分野で、全国の予備起業者から創業7年以内のスタートアップまで参加できる。 書類審査で9チームを選抜して本選を行い、本選進出チームには投資審査役による1対1メンタリングと投資・流通の連携支援が提供される。 総賞金は2000万ウォンで、大賞・最優秀・優秀チームにはソウル特別市長賞が授与される。 昨年の受賞企業はCESイノベーション賞の受賞、TIPS選定など、実質的な成果につながった。 ビジネスミートアップ ピッチ大会の広報ポスター(写真=ソウル市) ソウル市が、ビューティー産業の未来を担うスタートアップの発掘に乗り出す。単発イベントではなく、投資と流通へつながる成長のはしごを架ける構想だ。 ソウル市は8月25日、東大門デザインプラザのコンファレンスホールで「2026 ソウルビューティーウィーク ビジネスミートアップ ピッチ大会」を開催すると明らかにした。ソウルのライフスタイル産業をグローバルコンテンツへ育てる「ビューティフルライフ・イン・ソウル」の核心行事であるソウルビューティーウィークで行われるスタートアッププログラムだ。 今年で5回目を迎えるソウルビューティーウィークは、K-ビューティーの現在と未来を一堂に示すソウル市代表の博覧会だ。企業展示や輸出商談、講演、体験などもあわせて用意される。ピッチ大会は、その中で有望企業を選び出す舞台にあたる。 ◎誰が、何をめぐって競うのか 参加対象は、化粧品をはじめ、ビューティーデバイスを含むビューティーテック、ウェルネス、インナービューティー、プラットフォームなど、ライフスタイル基盤分野の企業だ。全国の予備起業者から創業7年以内のスタートアップなら誰でも挑戦できる。 方式は段階的だ。書類審査を経て9チームを選定し、これらのチームがソウルビューティーウィークの現場で本選ステージに上がる。本選に進んだ全チームには、専門の投資審査役との1対1メンタリングが与えられる。 賞金規模も小さくない。総額2000万ウォンで、大賞1チームに1000万ウォン、最優秀1チームに500万ウォンが支給される。優秀3チームは各100万ウォン、奨励4チームは各50万ウォンを受け取る。大賞、最優秀、優秀チームにはソウル特別市長賞が授与される。 ◎賞金以上に大きい「投資連結」の価値 本選進出チームには、投資会社とのミートアップ、企業間の協力パートナーシップ連携も支援される。投資誘致と流通網の確保、グローバル進出へつながる実質的な機会をつくる狙いだ。初期スタートアップが単独では切り開きにくい投資・流通市場の扉を、ソウル市が中間で開く構造だ。 成果は数字でも確認できる。昨年のピッチ大会には59社の有望企業が参加した。受賞企業はイベント終了後も、大手流通企業やベンチャーキャピタルとの追加ミーティングを続け、投資と協業へとつながった。 代表的な事例も明確だ。自家発電型微小電気刺激ベースのスキンケアソリューションで大賞を受賞したバルンバイオは、技術力を認められ、3年連続でCESイノベーション賞を受賞した。家庭用ワイヤレス・セルフヘアカラーリングおよび管理機器で優秀賞を受けたエンターテイクは、中小ベンチャー企業部のTIPSに選定され、最大8億ウォンの支援を確保した。大会が一回限りの表彰にとどまらず、成長の足がかりになったことを示す場面だ。 ◎K-ビューティーの次を担う舞台 ...

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